藤岡幹大のCD”TRICK BOX”購入

BABYMETALのバックバンド(神バンド)の藤岡幹大氏(小神)は亡くなられたわけだが、その香典代わりとして、また今まで楽しませて貰ったということで、2007年に藤岡さんが作ったCDを買った。

曲目
1. 討ち入り前夜
2. 姫路城 ver:TRICK BOX
3. 場面転換 ~Bass Solo~
4. HARMONYx
5. トントン拍子 featuring Kiko Loureiro (ANGRA)
6. イメージを持って踏切を渡る
7. 場面転換 ~Afria~
8. AMANITA PANTHERINA
9. girl from...
10. jam with Haruhisa


パーソネル
Miki Fujioka・・・・ギター、三味線、シタール、カリンバ他
Hiroyuki "Ogya"Ogawa・・・・ベース
Hirosaki Noguchi・・・・ドラム

一部参加
On5  Kiko loureiro(ANGRA)・・・・ギター
On10 Haruhisa Naitou・・・・ギター
On2 Hisanori Oishi・・・・キーボード
On6,7,8 Yoshitomi Inoue・・・コーラス

全体が繋がっていて、一つの作品のように演奏される。各パートの特徴としては、

1.三味線や拍子木、アコースティック・ギターなどで、純和風曲。琴っぽい音色も。
2.繰り返されるベースライン。和をイメージ。
3.ベースソロ
4.響きの綺麗な曲。ハーモニクスで。TーSQUAREの某曲を思い出したんだが。
5.ブラック・サバスへのトリビュート曲とか。
6.阪急電車の踏切の音をサンプリングしたとか。
7.アフリカの民族楽器、カリンバ使用。タイトルの”Afria "ってスペルミス?
8.リズムが掴めないけど、かなり複雑な変拍子かな。
9.ううむ
10.フュージョンらしい。ベースはジャズっぽい。後半いきなりペースが上がってバトル風に。

全体として聞いてて非常に心地よい。誤解されるかもしれないが、かなり上質のBGMのよう。耳障りな音や重い音、不快な音がない。ただし、低音の出るスピーカーは必要かも。
人によっては、全く何も感じないかもしれない。

こちらは仮バンドのHARMONYxだが、これが気持ちよく聞こえる人には合うはず。


神バンドのベースのBOHの今年初めてのネット放送。藤岡についても語っている。





有名人がなくなる場合は、大概は過去の人で有ることが多いのだが、今回ばかりは顔面を殴られるようなストレートな打撃であった。特にそれほどのファンだったわけではないが、babymetalの活動の最中に亡くなったのが大変なショック。しかもいなくなってやっとその重要性に気づいた。続けるのが当たり前という感覚でいたのが間違いだった。大げさにいえば、この世の無常なんてものを初めて感じた。学校で習ってたときにはさして気にしなかった言葉ではあるが。世界は変わって当たり前とか思ってたが、変わることなんか予想もしてないものが突然変わって驚いた。いつもあの笑顔があるものだと思ってた。日本ではこんな突然の死なんてあまり起きないと思う。諸外国においては、テロや銃撃で日常的に起こってる現象ではあるのだろうけど。


テーマ : 音楽的ひとりごと
ジャンル : 音楽

尾藤イサオとはなんだったのか

どうも今もってわからない(笑)。顔はブサイクだし、声も酷い。歌が上手いとも思えなかったのだが、よくテレビに出ていた。なんでこんなやつが出れるんだろうと不思議だった(笑)。まあアニマルズの歌の雰囲気にはあっていたのだが。


この頃はかなり上手くなってるとは思うんだが、なんとなく自分の存在をネタにしてる雰囲気がある。まともに歌ってるのかどうか怪しい気が。「おいら」って言葉を聞いたのは、ある種の漫画と(「ハリスの旋風」?)この歌だけだったような気が。

65年の演奏。



かなり発声が酷い(笑)。これの日本語バージョンもあったはずなのだが。”朝日の当たる、家がーあーる”、みたいな歌詞だった。
しかしこんな歌手が当時のテレビ界で拾われたというのは、ちょっと信じられない気もするが。何らかの人間関係のためか。

ただ、音域的に上のAを図太い声でだせたのは、エリック・バードンに似てる(My mother の辺り)。イギリスのロックシンガーにはそういう系統があったと思う。細くなる声じゃなくて図太い声。クリームのジャック・ブルースもそうだった、もっと上手かったが。

なつかしい歌。


これは雰囲気が出てるけど。

ブルーコメッツがやけに緊張してると思ったが、これはビートルズ公演の前座だったのか。しかし尾藤イサオは平然としてるな。



これはなかなかいい。




詳しい経歴。




テーマ : なつメロ
ジャンル : 音楽

古式レンズシリーズ(15)・・・新宿御苑の花

はーるですねえ、って事で梅や桜の写真を撮ってきた。
今回使ったのは、共にニコンのレンズ。

Nikkor-H Auto 85mm f/1.8・・・60年代に作られたらしい。かなり大きく重い。流石に古くて使いづらいかな。NEX-5Nにつけたので、130mm相当。
AI Nikkor 28mm f/2.8S・・・80年代から作られていて、今でも現役で販売されているとか。最短距離20センチとかなり寄れる上に、ピントが合わせやすい。しかも小さく軽い。これはかなりいいレンズかもしれない。

新宿御苑は、今は梅と早咲きの寒桜が咲いている、桜は数本だったけど。あとは温室があったが。とにかく外人の多いこと。白人系から、ムスリム、インド人風が目についた。勿論、中国韓国らしいのもいたが、はっきり人種が違うと分かる人で、3,4割はいたかな。なぜか黒人はいなかったような気が。

85mm
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28mm
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テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

イタリアの3/4の総選挙の結果が大体分かってきた

とは言っても、サイトによって大幅に数値が違うのだが、下院(定数630)で比較。
取り敢えず、前回2013年の議席の割合
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今回のもの。政党などが大幅に変わっているのでまともには比較できないが、問題はそれまで与党だったPDつまり民主党の減少。
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ただこれは少なすぎる気がするのだが(笑)。サイトによってはもう少し多い。このテータはみずほ総合研究所のものなのでデタラメではないとは思うが。(グラフは当方で作成)

ちなみに、BBCのでは、
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まあ、比較的ちかいかも。しかし、1週間たっても確定値が不明ってなんなのだろうか。海外領土とかもあるとはいえ遅過ぎ。

大勢としては、中道左派的な政党が大きく落ち込んだ。これは、前にも書いたが、ドイツ(→ ページ)や、オーストリア(→ ページ)と同じ。ま、当たり前と言えば当たり前。難民が何十万も押し寄せて、福祉を狙いにきてるのに、怒らなかったらおかしい。こんな状況でもまだ、差別がどうだ、人権がどうだなんt綺麗事を唱える連中がいるんだから呆れる。善人のアピールしてないと死ぬのか。日本にもこんなリベラルイデオロギーが正しいと信じ込んでるのがいて騒いではいるが。

しかし、一旦入ってきたムスリムをどうするのか。まともには処理できないと思うが。社会ってのは、不可逆的で、元には戻らない傾向があると思う。日本でも民主党政権によって破壊されたものは数限りないだろう。それと同じ。今難民認定をもらうために何万もの外国人がいるらしいが、裁定がでるまで留まっていいという規定にしたのは民主党らしい。ほんとに余計な事ばかりしたものだ、あのルーピー連中。

右派が勝利したとはいえ、それぞれに志向が違うらしくて、連立がどうなるか不明だとか。5つ星、フォルツアイタリア、同盟(北部同盟)、それぞれに違うらしい。EU懐疑派の場合は、他の政党とあまりに違うので連立が組めない傾向があるようだ。ドイツのAfDとか、フランスの国民戦線とか。オーストリアは一応右派連立になったが。まあ、こういうのを「右派」というのはおかしいと思う。「自然派」とでも言うべきだろう(笑)。イデオロギーから脱却した普通の感性で判断してるのだから。共産主義以降の思想が狂ってただけの事だと思うのだが。

テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

『太平洋戦争における人種問題』クリストファー・ソーン著・・・(2)

前のページからの続き
草思社、1991年発行、市川洋一訳。原題は、"Racial aspects of the Far Eastern War of 1941-1945"by Christopher Thorn,1982。

☆ 助長されていった人種的偏見(続き)

p33・・・たとえばローズヴェルトにしても、日本人の「邪悪さ」の原因は頭蓋骨の形が白色人種のものよりも発達が遅れているせいだとまじめに彼が信じていたことを示すはっきりした証拠があります。彼のそうした考えは、ほかならぬスミソニアン博物館の自然人類学主事から吹き込まれたものでした。

p34・・・アメリカやカナダの宣伝文書、映画、漫画において、ドイツやイタリアに関しては主たる攻撃対象はヒトラーやムソリーニ個人でしたが、日本に関しては、天皇や首相だけではなく、日本国民そのものが悪の化身として攻撃の対象になっていました。

p36・・・アメリカ海軍のウイリアム・ハルゼー提督は立ち向かってくる「下等な猿ども」をもっと殺して、「猿肉」をたくさん作れと部下をいつも督励していました。戦況が連合国側に有利に展開してくると、ハルゼー提督はさらに生き残った日本人は去勢してしまうべきだと主張しました。

p37・・・ オーストラリアやニュージーランドの新聞も、日本人のように残虐行為を犯す人種は決して信用できないと警告しました。民主主義国家が直面している任務は、「野蛮人」の民族性を変えること、「この人種の2000年の遅れを取り戻すこと」だと、『シドニーデイリーテレグラフ』は主張しました。

p38・・・(一方日本では)大東亜共栄圏の建設は、「肇国の精神を忘れた機械的な民族平等観に基づくものであっては断じてならない」というのでした。ライシャワー教授によると、自分たちは独自の特質を有しているのだという日本人の信念の「本質は、他国民とはあたかも違った種なのだという、深く根ざした人種差別的概念」でした。
(註・・・肇国=ちょうこく=国を建設すること、神武の建国をさしていると思われる)

※※※ まあ、どっちもどっちとは言え、新大陸で原住民を遊びで殺していた連中が、他民族をよくもこんなに悪し様に言えるもんだと感心する(笑)。言うのはいいとして、こういう場合の彼らの脳j内はどうなっていたのか不思議な気がするんだが。しかも、黒人、インディアン、アボリジニに対する差別は、この後の60年代、70年代まで続いている。カナダでのイヌイット差別は今でもあるらしく、数千人規模で殺されてる。どんな精神構造なのだろうか。まあ、人間だとは思ってなかったのかなあ、まじで。


☆ 「有色人種」対「白色人種」

p41・・・1942年にアメリカに滞在し、人種問題を研究していたガンナーミュルダールは次のように述べています。「この戦争では一方の側に『有色人種』の国、日本がある。そしてこの国はまず自分の土俵の上で白人のアングロサクソンをたたいた・・・うぶなニグロでさえも世界の出来事の中に皮膚の色の図式をうすうす感じ始めている」。

p42・・・寝台車ボーイ組合の戦闘的な組織者、A・フィリップ・ランドルフは主張しています。「この戦争は、自由のための戦いではない。『白人支配』と・・・・有色人種の搾取を続けていくための戦いである」

p43・・・オランダの首相P.S.ヘルブランディが、日本の勝利によって白人の威信が脅かされていると声明したとき、『ボンベイ・クロニクル』はいち早くそれをとり上げ、次のように論じています。「日本を罰するための戦いが中国人、インド人、フィリピン人、東インドの人びとの助力のもとに行われているのは、日本に対して・・・・「白人の威信」を擁護するためであり、日本の主たる罪とは明らかに侵略ではなくして、有色人種であるということである。」

p45・・・ローズヴェルトのインドでの代理人ウイリアム・フィリップスは1943年に次のように書いてます。「有色人種としての意識が・・・現在ますます前面に出てきたし、今後も大きなっていくにちがいない。西洋人に対する強い嫌悪感や不信感など多くの共通点を持つ東洋民族の一大ブロックが、われわれの前にたちはだかることになるだろう」。

p46・・・オーストラリアと同様、オランダもまた中国での治外法権の廃止については、なかなか同意しませんでした。その原因は本質的には人種的な問題でした。

※※※ 大戦後、東南アジアでは独立が相次ぐわけだが、既に大戦中にそういった意識が醸成されていたのが分かる。ボンベイクロニクルという新聞は、日本に対しては批判的なスタンスだったが、それでさえ、この戦いが人種間の戦いであるという認識を示している。こういった認識は白人の中にさえ広がっていっていたようだ。勿論その意識を高めたのは日本である。日本が無ければずっと植民地だっただろう。アフリカのように。国内サヨクは、そういった面を隠蔽したいのか、日本は「アジア諸国」を侵略したと散々言ってきた。そんなものはほとんどないのだが。ただ、時々思うのだが、マジで彼らは歴史を知らないのかもしれない(笑)。ほんとにマジで、「アジア諸国」を侵略したと思ってる可能性がある。最近のサヨクのレベルは下がってるし。植民地だったって知らないのかも。村山とかも言っていたが、騙してるようにも見えなかった。
 しかし、中国での治外法権ってこの時期まで続いていたとは驚いた。それにしては、中国は日本だけを批難の対象にしてるが(笑)。彼らは白人には頭が上がらないんだろう。東南アジアのプランテーションで白人の下で現地人を使っていたのは中国人だし。表面では強気でも、深層ではコンプレックスを持っているように見える。


☆ 新しい国際秩序と差別意識

この章では、戦後のアジアの将来への展望として、欧米側に各種の見方があったこと、それは国によって違い、各国内においても混乱があった事が書かれている。また、ドイツとの戦いがあったため、アジアについては明確に意識された形にならなかった事など、かなり複雑な内容となっている。

オランダでは
p50・・・「民族主義、民主主義、共産主義の風潮が今や世界を形づくる力となってきた。それらは東インドにも根を下ろした・・・・東インドの出来事は今や世界を巻き込んでいる」と、戦争が終わったとき、オランダの首相は、日本の捕虜から
解放されたばかりの保守的な東インド総督に書きおくりました。

イギリスでは
p51・・・たとえばダフ・クーパーは1941年に閣僚たちに次のように警告しています。「われわれが今、相対しているのは、ヨーロッパ人の優位やアジアにおけるその特権を認めようとしない、勤勉で聡明で勇敢な、膨大のアジアの人々である」

p52・・・またイギリスやオランダの政府関係者は、日本のスローガン「アジア人のためのアジア」には強力なアピールの力があるとひそかに認めていました、

しかし、一方でチャーチルをはじめとして白人支配の秩序に変化が起こることを認めなかった人も多くいた。あるいはアジア情勢の変化を認めながらも、白人の特別な地位を放棄したくない、という人が広く見られた。

p56・・・オランダ共産党の地下機関紙『ディ・ヴァールハイト』「他民族を抑圧する民族は自由ではない」と主張してはいましたが、「オランダとインドネシアは分離してはならない」とも強調していました。

フランスにおいては幾重にも分裂した思潮があった。
p57・・・日本軍のインドシナ進出を目にした現地の多くのフランス紙は、フランスとアジアの協力を説くとともに、インドシナの人々を包含し、さらには「西欧と極東の二つの文明の調和ある総合」を生み出す共同関係について論じました。しかし、フランスにおいても、またインドシナにおいても、ヴィシー系のすべての新聞が強調した点は、インドシナのシ将来はフランスに対する愛国心の復活と純化とその結集の上に築き上げられなければならないということでした。

つまり人種差別的感覚はないとしても、やはりフランス中心であることは当然の前提であった。そしてそれに対する日本の脅威が認識されていた。

p58・・・『アクション・フランセーズ』の指導的な記者の一人は次のように述べています。「アジアの、とくに日本の、その固有な特質への回帰、それは西洋文明の装いの影に隠れた粗暴な一面である。だがそれは、さまざまな影響を持つ重苦しい現象である」。

反ヴィシーのレジスタンス側は人種差別に反対はしていても、それは主にナチズムや反ユダヤ主義に関わるもので、アジアに関しては温度差のあるものだった。

p59・・・1944年11月の社会党大会では、植民地の人々の真の解放は、民主的社会主義的フランスとのより緊密な結合の中にあると述べられています。

つまりヴィシー政府の主張と同様なものであった。

p60・・・ド・ゴール派と同様、共産主義者たちも、1940年に大きく揺るがされたフランスの栄光は完全に回復されなければない、そのためには、海外領土を奪回しなければならないと強硬に主張。していました。

イギリスにおいては、植民地解放論は強くはあったが、戦後の植民地政策はイギリス独自の方針で進めていくという堅い気持ちがあり、またフランスやオランダの植民地は宗主権を回復すべきだと考えられていた。

p61・・・ナチス・ドイツとの存亡をかけた戦いの中では、従属民たちの将来といった問題はごくわずかな位置しか占められませんでした。どちらかといえば、本来のヨーロッパ中心主義がいっそう強まっていったのでした。

アメリカでは、東南アジア地域の不安定さや共産主義への警戒から、欧州の支持が必要だと認識されていった。また、アメリカ的価値の普遍性への確信が見られた。一部のアメリカ人にみられた延安の共産主義者への共感も、その中にアメリカ的な文化、政治文化の考え方を感じたからだった。人種的偏見に激しく反対したパール・バックでさえも、

p63・・・アメリカは、「アジアに対する思想的指導権」を保持しなければならない、「アメリカ的生活様式」をアジアに広めなければならないと、公然と主張していたのであります。

マッカーサーも
p63・・・彼はジョージ・ケナンに次のように書きおくっています。日本の国民は「指導と示唆を渇望している。民主主義とキリスト教を彼らに与えるのが私の目的である」

テーマ : 歴史関係書籍覚書
ジャンル : 本・雑誌

変わった演出の「さまよえるオランダ人」DVD購入

以前、ライナー指揮のオランダ人のCDについて書いた時見つけた動画がかなり妙な演出だったので、気になっていたのだが、DVDを見つけたので、米amazonから購入(→ サイト)。送料入れて3800円くらい。

8:15辺り、体を回転させてゼンタのバラッドを歌うシーンはいいなあ。

Cast
Robert Lloyd (Daland)
Catherine Naglestad (Senta)
Marco Jentzsch (Erik)
Marina Prudenskaja (Mary)
Oliver Ringelhahn (Der Steuermann Dalands)
Juha Uusitalo (Der Holländer)
Netherlands Philharmonic Orchestra; Harmut Haenchen

Production
Company: De Nederlandse Opera
Stage Director: Martin Kušej


上の動画は、第二幕初めの部分で、本来なら乳母のマリーと娘達が糸を紡いでる場面のはずだが、全然そんな雰囲気はない。プールから上がった女達がくつろいでる雰囲気。ビルの中のプールかと思ったら、どうやらクルーズ船の中のプールらしい。ほとんどヌードの人はいるし、また、1:30辺りから出てくる黒い影とか意味不明な演出。どういう意図だったのか知りたかったのだが、一通り見てもよく分からん(笑)。とにかく相当変わってる。


ダーラントは救命胴衣付けてるし(笑)。なんじゃそりゃあ。オランダ人がダーラントに見せる財宝は、紙幣だし。
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乳母のはずのマリーは、ボディコンのケバい女だし(笑)。まこれは受けたが。

しかし、ゼンタとオランダ人はそれっぽい雰囲気をしてる。第二幕。
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ダーラントは金に目がくらむ俗物ぶりをよく表してる。
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プレスリーばりに歌うエリック。背後からしのびよるオランダ人。
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第3幕、ガラスの向こうで歌うダーラントの船の船員や糸紡ぎの女たち。そして、前面には黒尽くめのオランダ人の船員。
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ゼンタとエリックの会話を聞き、絶望に落ちこむオランダ人。
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まあ、演出はちょっとギャグ気味な感じもなくはないのだが、歌唱や演奏、演技は非常にちゃんとしてる。緊張感が伝わってくるようなライブ。しかし、いまいち意図が不明なのだが。現代の市民生活の中に潜む、永遠の愛を求めるオランダ人やそれに答えようとするゼンタのあり方を表したのだろうか。それにしては、ちょっと奇抜過ぎるのだが。Amazonのコメント欄も賛否両論。ちなみに、最後の場面が、オリジナルの脚本とは違っている。いいのかね、それって。

歌手としてはオランダ人やダーラントはかなり良かった。勿論ゼンタもだが、ちょっと声が弱いかな。ただ、歌はいい。これを映像抜きに音だけで聞いたら何も問題は無かっただろうと思う。まあ、映像も面白いし、自分としてはこれはアリだな。



テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

声楽レッスンの記録、デュパルク歌曲集(6)

Henri Duparc, "Complete Songs for Voice and Piano"(Dover publications,Inc)より

Au pays ou se fait la guerre(戦いのある国へ)・・・綺麗な曲だなあ。
Romance de Mignon(ミニョンのロマンス)・・いい曲なんだけど、原調だと高音が続くのできつい。
以上復習
Serenade(セレナーデ)・・・曲想は簡明なのだが、音符の長さの感覚が掴めず疲れた。
La Fuit(逃走)・・・二重唱だし、やたら長いし、3拍子の中にやたらに2連符があるし、曲想はイミフだし、止め(笑)。

これでデュパルクは一応終わり。次はラベルの予定。

Au pays ou se fait la guerre


オーケストラ伴奏


Romance de Mignon


Serenade

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

ロシアの民族音楽バンド”LAD"の動画

以前、「バルカンの星の下で」のページを作った時にみつけたバンド。”LAD"というらしい。左側のバラライカ奏者の合いの手や掛け声が耳に残ってて時々脳内で鳴ったりしてる(笑)。97年にノボシビルスクで作られたバンドで、メンバー5,6人らしいが、流動的な構成らしい。右側の大きな楽器は、コントラバスバラライカというらしい。民謡中心というわけではなく、ポップス系主体のようだ。→ サイト
サイトでは、コントラバスの人かっちょいいな(笑)。
バルカンの星の下で


ロシアの道、という曲かな。




右側の歌手は、ユリソロキンというのかな?




なんとホテル・カリフォルニアのインストゥルメンタル演奏。ちょっと無理があるかな(笑)。やっぱり誰か歌わないと。



カメラはソニーA7R、レンズはライカの80mmだとか。

この辺りも多分そうだと思うが、キリル文字が厄介。違うかもしれないが(笑)、中々いいな。




真ん中の人が弾いてるのが、ドムラという楽器らしい。この人も、ユリソロキンか? 私は人の顔の区別が付かないんで(笑)。




テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

木城ゆきと『銃夢』映画化と各種シリーズ

マンガ『銃夢』(Gunnm)がついに実写映画化され今夏には上映されるらしい。映画化権はかなり前にキャメロンが買っていたのだが、なかなか製作には至らず、訴訟対策の為のものかと言われていたが、昨年辺りから作られていて、ついに今年上映になった。製作脚本はキャメロンだが、監督は別の人。キャメロンはアバターの続編製作で忙しいとか。
予告編

なんとなくアメコミ風なのが引っかかるが(笑)、まあしょうがないか。目がやけに大きいが、これはマンガのイメージを出すためにCGでやってるとか。

本編は20年以上も前に完結していて、私はそれは読んでいた。9巻本で。しかし、その後発行された愛蔵版の6巻本では、結末部分が変えられたらしい。作者にとっては不本意な終わり方をしたために、無理やり結末を作っていたとか。その後”Last Order"編を書くに際して変えたらしい。しかし、私はあれがすきだったのだが。あの泡に包まれて宇宙空間に出撃していくシーンは、今まで見たSFマンガやアニメの中では最も印象的なものの一つ。どう変えられたのかは知らない(笑)。

このマンガの背景は、wikiを引用すると、
>舞台ははるかな未来、何本ものパイプラインによって天上に繋ぎ止められている空中都市「ザレム」の真下には、ザレムの下部から吐き出された廃棄物の山があり、これを囲う形でゴミを再利用して生きる人々が「クズ鉄町」を形成していた。物語はこの絶望的に荒廃した街から始まる。

天から下がった支柱の末端にぶらさがった格好のザレムの真下には、ザレムから排出されるゴミやスクラップが堆積して山をなしていた。クズ鉄町は、その名の通りザレムの屑に群がるようにして集まった者たちが、スクラップを再生して利用し、独特の工業文化を支えていた。この世界には、その苛酷な生活環境によって狂ったように進化した、極めて高度なサイバネティクス技術が栄えており、人体をサイボーグとして改造することが一般化していた。

ある日、クズ鉄町でサイボーグ専門医を開業しているイド・ダイスケは、スクラップの山から、奇跡的に脳髄が良好な状態に保たれている少女型サイボーグの上半身を掘り出す。彼女は頭部と胸部しか残っておらず、イドの医療によって意識を取り戻しはしたものの、あまりに長い間休眠状態にあったからか、過去の記憶をすっかり失っていた。自分の名前も分からない彼女に、とりあえずイドは前に飼っていた猫の名前を拝借して「ガリィ」と名づけ、失われた腕や足など体の代用品を与えて育て始める。


まあ、こんな感じで話は始まる。各種のバトルがあり、最後には、ザレムの秘密が明かされる。
これが本編の内容で、映画では多分、この辺りが使われると思う。

しかし、その後各種の続編が作られた。

☆銃夢外伝、4編
☆Last Order 編、全19巻
☆火星戦記
(現在連載中で、今は第6巻かな)

マンガ本20数冊とか言ったら、結構な分量になる(笑)。まだ少ししか読んではいないが、想像力に溢れ、絵も、そして画面構成もなかなかのもの。改めて感心してしまった。マンガなんて久しぶりに読んで、カンを取り戻すのにちょっと時間がかかった(笑)。あれは一定の慣れが必要。

Last order編は主にその後を、火星戦記jは過去を描いているようだ。火星戦記の方は孤児や身体障害の少女を集めた施設のシーンから始まっていて、私はこの手のは弱いので、ちょっとパス(笑)。

外伝では、「聖夜曲」には参ったな。ちょっと落ち込んでしまった。かつてSF小説をよんでかなり来た事があったが久しぶりにその感覚に落ち込んだ。体と心の分離という、SFでは昔からあるテーマだが、いきなりの衝撃。読まなきゃ良かった(笑)。

この人はなかなかおもしろいセリフも書く。Last Order 編、第1巻、p104

>この子らには分かっているのだろうか・・・?
>脳が生身でも人はたやすく操り人形や野獣になってしまうことを?
>矛盾や葛藤に背を向けた時人は自分を見失う
>「人間」とは...たえまなく揺れ動くある「状態」にすぎないということを?


そうだよね。ある固定した観念に精神が囚われたら、そいつはもう人間ではない。一定のプログラムを実行するロボットでしかない。私が、サヨクってものを嫌いな最大の理由。


このマンガは前にアニメ化されている。二種類あるらしいが。


こちらではかなり興味深い対話が行われてる。


>

続きを読む

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

声楽レッスンの記録、デュパルク歌曲集(5)

Henri Duparc, "12songs"(international Music Company)より

前回の復習
Soupir(ためいき)・・・かなりいい曲。臨時記号多めで調性不安定だが。
La Vie Anterieure(前世)・・・比較的歌いやすい曲だが、微妙。詩はボードレール。

新曲
La Vague et la Closhe(波と鐘)・・・ううむ、非常にわかりやすい所が部分的にはあるのだが、長いしリズムが面倒。4分の3拍子と8分の9拍子が交代するのはいいんだが、その中に頻繁に2連符が入るのがわずらわしい。3拍子を2拍で打てなんて、音楽的嫌がらせの定番みたいなもんで、まあ、なんとなく歌うしかない。あまり魅力的でもないので、適当に切り上げ。

これでこの曲集は終わって、これに入ってない曲を原調の曲集で拾う。どの曲も高めだが。
Henri Duparc, "Complete Songs for Voice and Piano"(Dover publications,Inc)より

Au pays ou se fait la guerre(戦いのある国へ)・・・これは簡明でいて、非常に美しい曲。戦地にいる恋人を思う。
Romance de Mignon(ミニョンのロマンス)・・なんだか明るい曲(笑)。こういうのも珍しい。

Au pays ou se fait la guerre


同じひとで、Romance de Mignon。同じフランス人のせいか、声がデュパルクの曲のイメージに合ってる。


男声でSoupir。ピアノのプーランクって、あのプーランクか。


テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

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