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”むかご”を数十年ぶりに食う

某駅の中を歩いてたら、青森の物産展やってたのだが、そこに”むかご”を見つけた。いやあ、懐かしいなあ、としばらく止まってしまった。最後に食ったのはいつだったか。少なくとも小学生以前だなあ。田舎で山の中を荒らしていたときに見つけて以来かなあ。これは食えるんだって上級生に言われて食ったなあ。食い物として流通して居たわけではなかったと思う。その後も見たこともないし、思い出した事もなかった。

むかごってのは、葉っぱの出る元あたりに出来る栄養器官らしい。直径1センチぐらいの丸い実。植えるとその元の植物ができるとか。長芋や百合にできるらしい。まあ、珍しいものではないし、美味いものでも、甘くもない。ちょっと粘り気があって、若干青い感じの食い物。売ってるのを見たこともなかったなあ。そもそも、売るものでもないだろう。多分農家なんかはそれを植えるのではないかなあ。

まさか、こんなものを食えるとは。懐かしいものがあるものだ。大して高くもなかったから、買ってそのまま、生で食べた。感涙のレベル(笑)。

子供の頃は、田舎では山の中に行くと色々と食えるものがあった。柿やいちじく、椎の実、あけび、桑の実。一番甘くてうまかったのは、キイチゴ。今でも食いたいが売ってはいない。あれは販売には無理だからなあ。あと、ビワの実。これは割と低めの木になるので、登ってお腹いっぱいになるまで食っていた。しかし、木には持ち主がいて見つかるとものすごい勢いで追いかけられた。カマを振りかざしながら(笑)。こちらは必死に逃げたのだが、あんたらだって子供の頃は食ってただろうとか思ったものだった。今でも不思議なのは、米だか麦の畑だかになる、黒ずんだ病気の穂。非常に薄っすらと実にならなかったものが残っていた。それを食べた所でなんにもならないのだが、これは食べられる、と言われていたので、ただそれだけの理由で食べた。というか舐めた。なんであんなもん食べてたのかわからないが。

あと実ではないが、地蜂の仔。長野なんかでは、佃煮にするらしいが、そんなのは食えない。内の地方では鉄板の上で炒って、カラカラにしたのを食っていた。中身はスカスカなんだがとてもいい匂いがしていた。脂が焼けたにおい。コーヒーなんかもそうだと思うが。あるとき、婆さんに連れて行かれて、地蜂の仔をとるやり方をみた。婆さんだけが知っている場所のちょっとした地面の穴に葉のついた枝を入れて、それに掛かってきた幼虫をとっていた。しかし、当時は田舎のものは馬鹿にされていて、父母の世代から下は食っていなかった。私は、じいさん子、おばあさん子だったっので、うまいよ、うまいよ、と必死に味方をして食っていた。じいさんばあさんも、なんだか肩身が狭そうにしていたから、その分私が必死に支持していた。親戚中で食ってたのは、じいさん婆さんと私だけ。他の人はみんな見てるだけだった。しかし、実際に美味かったのだ。今はもう誰も食っていないだろうなあ。あの場所はなんとなく覚えているのだが。
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