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ペルーのフジモリ元大統領に恩赦・・・・波乱含みらしいが

2010年に25年の刑で収監されたフジモリ元大統領が恩赦で釈放されることになった。→ サイト

フジモリ大統領以前は、ペルーは極左組織に荒らされていて経済もたち行かず貧困と混乱に喘いでいた。国土の3分の1を支配したと言われる有名なセンデロ・ルミノソ、そして日本大使公邸占拠事件を起こした、トゥパク・アマル革命運動。b63c8f1f.png

フジモリ氏は1990年に大統領になると、92年にはセンデロ・ルミノソの指導者グスマンを逮捕し壊滅させ、96年日本大使公邸占拠事件が起こるとテロリスト側を全員射殺し、また98年には組織を壊滅に追い込んだ。これらの壊滅の過程において、無関係な市民を巻き込んで死なせたり、降伏の意思表示をしたテロリストを殺した、という事で告発され有罪宣告を受けた。

これは告発した方が間違っていて、フジモリ氏の強硬策が正しい。民度の低い社会に欧米のお上品な警察、裁判制度を持ち込むほうがどうかしている(ま欧米でも平気で射殺はしてるが)。日本で言えば応仁の乱のような混乱期に、司法手続きがどうとか、容疑者の権利の保護とか言うようなものだ。中南米の今の混乱はこの手の不似合いな人権思想が持ち込まれたせいだろう。組織の側はいくらでも裏をかけるのだ。金を握らせるなり殺すなりして。それなりの民度になっていないと欧米流は機能しない。その結果、メキシコのように手がつけられない状況になる。警察や軍隊でさえもはや制御できない。フィリピンのドゥテルテのように、多少の犠牲は出しても壊滅させる方針が正しい。そうでないと後に遥かに大きな犠牲を出すことになる。

しかし、日本にも世界にも、人権屋はいるものだ。自分の先進性ぶりを自慢したいのかどうかしらないが。その社会にはその社会に合ったやり方がある。それを欧米流のやりかたで覆ってしまっていいはずはない。それこそ多文化主義に反する(笑)。多文化主義を言う人はむしろ、異文化、あるいは他の社会のあり方を否定する傾向がある。自分では気づいてないのだろうけど。EUの死刑廃止、捕鯨禁止などの日本への要求などその代表。また、それに迎合するのが日本など各地にいるんだよね。

フジモリ氏に関しては若干不思議な事があって、それは日本のサヨクがやたらに批判してたことだ。まあ、サヨクゲリラを全滅させたってのは理由の一つとしてあるのだろうけど、どうもそれにしてはしつこすぎたのだが。日本とはあまり関係のない地域だったし。日本のサヨクとベルーのサヨクに繋がりがあるとも聞かないし。入院してる病院に押しかけていったりチラシを撒いたりやたらにやっていた。憎悪の具合では、安倍首相についで、石原慎太郎元都知事と並ぶぐらい(笑)。なんでそこまでやるのかというぐらにやっていた。裏があったのかなあ。中国とか。

また今回の恩赦決定にもネジレがあるらしい。今のクチンスキー大統領は支持率は低く19%とかで、議会でも小数与党。多数派を占めるのは、フジモリ氏の娘の、ケイコ・フジモリ氏が率いる、フエルサ・ポプラルという政党。で、大統領の罷免決議をだしたのだが、今度は、息子のケンジフジモリ氏が反対票をまとめてくれて、罷免を免れたとか。一体どうなってるんだという感じだが、どうなるのかねえ、これは。


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