民進党は「借景選挙」をやっているのか、公職選挙法の悪用ではないか

前のページにも書いたが、比例区選出の議員は他党に移ると議員資格を失うが、名簿届け出をしていない政党に移るのは可能だという。今回、民進党、自由党は公認候補を出していない。そして自党から出す予定だった候補者を希望の党から出している。つまり、それらの当選者は選挙後、民進党、自由党に戻るのは可能なのだ。

その根拠となるのは、公職選挙法第99条のニで、かなり長く、しかも補足事項が多すぎて読み辛いのだが、本文のみだと次のようになる。→ 公職選挙法

>第九十九条の二 衆議院(比例代表選出)議員の選挙における当選人は、その選挙の期日以後において、当該当選人が衆議院名簿登載者であつた衆議院名簿届出政党等以外の政党その他の政治団体で、当該選挙における衆議院名簿届出政党等であるものに所属する者となつたときは、当選を失う。

要するに比例区選出の議員は、他の名簿届け出政党に移る時は資格を失う、ということである。逆に言えば、届け出政党でないのならば、移れるということ。今回民進党、自由党は公認候補を出していない。だから、希望の党で受かった議員は誰でも、民進党、自由党に移れる。しかも、元の党籍は抜いてないらしい。この一週間ほど、奇妙な話だと思っていたが、裏があったのだ。

酷いペテンである。有権者が自分の選挙区の希望の党の候補者に票を投じたら、民進党に投じたと同じことになるケースがあるのだ。信じがたい話しではあるが、すでにこれは、2012年の選挙で行われていた。→ 魚拓
このときは「みどりの風」から「未来の党」に3人公認してもらって出馬した。全員落馬したが(笑)。前のページでは、「カッコーの託卵」作戦と書いたが、借景選挙という言葉が既にあった。

もう一度、28日の民進党両院議員選挙での決議を書いておくと、

〈1〉民進党の立候補予定者の公認内定を取り消す
〈2〉候補者は希望に公認申請する
〈3〉民進党は候補者を擁立しない


もうハナから騙す気だ。これを考えれば、小池が選別だの排除だのといったときの民進党議員の怒る気持ちがよく分かる(笑)。彼らは、たんなる抜け道だと思っていたのだ。なのにビザを見せろ、入場券を見せろと言われて驚いたのだ。ただの抜け道が選別するのかと。無茶苦茶な選挙対策だ。これを前原に勧めたのは多分小沢。未来の党にいたし。こんな選挙戦術が許されていいはずはない。

続く
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テーマ : 衆議院解散・総選挙
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