あのブレイビクの文章が翻訳されていた・・・「2083-欧州独立宣言」
誰か知らないが、ブログで発表されている。 → ページ
あまりにも膨大で、トップページを探すのにも苦労した(笑)。ちなみに、英語原文はこちら、だと思う(笑) → ページ
まあ、77人も殺した人間の文章の翻訳には批判もあるのかもしれない。あの酒鬼薔薇の本への批判のように。しかし、これは同一視はできないだろう。酒鬼薔薇は欲望に従って残虐に殺したのだ。ブレイビクは移民難民問題への警鐘としてあの犯罪に及んだ。いいとは言わないが(笑)。しかし、ブレイビクが殺したのは確か同国人だけだったと思う。移民難民を直接攻撃対象にしたのではない。ただの外国人憎悪による犯罪ではない。当時(2011年)取れる手段としては、ああいうのしか無かったのかもしれない。今では難民の害は周知され、欧州各国で難民規制を主張する政党が大きな支持を集めてきているが、当時はそういった政党はほとんどが泡沫だったはず。フランス国民戦線もイギリス独立党も。ドイツのAfDは13年結成、イタリアの5つ星運動は09年だが、影響力は無かった。今ではAFDは16%もの支持を集めているらしい。ドイツの反移民のデモを主催しているPEGIDAは14年結成だし。だから彼は先駆者の位置にあるとも言える。
ごく一部をざっと読んだ感じでは、彼はEUの思想の背景には、ドイツのフランクフルト学派があり、その学派はマルクス主義を模範として社会を考えたなんて書いている。もの凄く腑に落ちる主張だ。多文化共生なんて明らかに共産主義の趣がある。私は、HPの方で、多文化共生というまやかし、というページを書いたのだが、それの結論も、共産主義者が裏にいるのでは、ということだった。それは外面的な動きから推測してのことだったが、歴史的、思想的にもそうだったと知って、驚いた。まあ、私が無知だったのだろうけど。この学派に思想的にやられているのが、EUを支配している官僚たちなのだ。それは倒壊させなければならない。なんだか似てると思った。だからトランプ勝利についての以前のページで、イギリスのEU離脱やトランプ勝利は、90年頃の東側陣営の消滅に匹敵すると書いた。いろんな事がつながってきて面白いものだ。
HPの方で書いたことで一つだけ強調したいことは、共産主義には根本的な欠陥があるということ。それはDNAが考慮に入ってない、ということである。勿論フランクフルト学派も同じだろう。どちらもDNAの発見以前に思想が形づくられのだから当然だが。彼らは、思想による洗脳が可能だと思ったのだ。経済関係が変更されれば、人間の思考が変えられ万人が平等な社会が作られる思った。しかし、根底にDNAがあり、自己と子孫の繁栄を生存の根本原理としている以上そんな事はできない。個体は常に生存競争のさなかにおかれ、他と争っている。それが生命の宿命であって共産主義社会など不可能なのだ。原理的に不可能だ。革命はできないのだ。DNAを書き換えない限り。無理にやろうとするから、カンボジア、中国、北朝鮮、ソ連などのように国民の大虐殺が起きる。
では、彼らは人間とは何だと思ったのか。それは変な話だが、神が作った特別なものだと信じていたのだ。そうは言って無くても。共産主義者が、自分らの思想が科学的で即物論的だというのなら、人間は動物である、という所から出発しないといけない。DNAを共通にもち、泥から生まれた生き物であって、神が作ったのではない、という所から出発すべきだろう。しかし、全然そんな事はしていない。19世紀ならしょうがないが、今になっても一切やていないはず。かれらの人間観は、人間と動物は全く違う存在だというところから出発する。そうは明言していないと思うが、それは、そんな事は当たり前だと思ってるからだ。彼らの言う歴史は原始共産制から始まる。それ以前の猿人、原人、旧人などは対象外らしい(笑)。それらは多分動物なのだ。そして人間は他の動物とは違う特別な存在なのだ。なぜそう思うかというと、キリスト教ユダヤ教において、神が自分の姿に似せて作ったからだ。それが思考の限界であり、根底にある。旧約聖書で考えると宇宙は6400年前から始まる、なんてのと変わりはしない。キリスト教的世界観から一歩も出ていない。自分らではキリスト教の外に逃れたと思っているが、全く出ていない。キリスト教を否定しながら、キリスト教が唱えた地点から出発している。しかもその点に関して自覚がない。無批判に当たり前だと思ってる。これは今のリベラリズムその他はみんなそうだろうけど。これに比べれば、仏教はまだ公平であって、動物と人間の区別はしていない(と思う)。神道に至っては、山や岩などの物にさえ神性を認めたりする。キリスト教的世界観を前提とするのは自明な正しい事ではない。
そして人間の精神は完全にコントロール可能なものだと思った。人間てものは、完全に理解可能で、精神はタブラリーサのように自由に書き込み可能なものだと思っている。思想で精神を完全に染めることができると思った。しかし、人間てものは、DNAが作った肉体に縛られている。完全な理性のコントロールはできない。精神が人間活動の全てを制御しているわけではないから。食事をし排泄をし生殖をし出産をする。これらは思想でやるのではない。原人だった頃からの生物としての活動である。そしてそれはDNAによっているのであって、理念ではない。またDNAの動きはまだ完全な解明からはほど遠い。人間の完全な理解など、あと何百年もかかるだろう。分かったような風な事を言っているが。大脳の機能など、理解不可能に近い。これを認めないから摩擦が起きる。理念で人間も社会も制御できると思ってる。ポリティカル・コレクトネスなんてもううんざりだ、というクリントイーストウッドの発言は人間としての正直な感想だろう。
欧米社会は、共産主義国家並の思想的な牢獄だったのだ。人間性を否定する牢獄だった。いまやっと社会の側の生活実感から反発が出てきている。その根本にある原理を説明するものとして、これはいいかもしれない。ほんの僅か読んだだけだが。
(4/3追記)
ところで、話は180度、というか18000度ぐらい変わるのだが、昨日2日、川崎で、「かなまら祭」というのがあった。これは例のナニをまつる行事なのだが、最近は外国人の参加者が増えているらしい。記事には、
>海外では「ウタマロ・フェスティバル」としても知られている。外国人の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」でも「素晴らしい体験ができる」と話題を呼び、昨年は3万人近くが来場し、約6割が外国人だった。
とある。→ 記事魚拓
去年の動画 → youtube
これがEUと何の関係があるのか。大有りなのだ(笑)。
日本各地に似た様な祭りがあるらしい。しかし、世界の他の地域にはないようだ。それは要するに、西欧では人は神が作ったもので生物としての性質を否定してしまったからだろう。だからこんな祭りなど許されるはずはない。おそらくは古代にはあったのかもしれない。しかし、根絶やしにされた。他のアジア・アフリカなどにもあったのだろうと思う。しかしそういった地域は欧米の植民地になり、キリスト教の支配下にはいり、同様に根絶された。人間の動物性を否定し、神が作ったものだと考える。そういう所から共産主義もEUの思想も出てきている。そういう思想と対極にあるのが、こういった祭りなのだ。
日本は古代のアニミズム的信仰を温存し、また欧米の植民地にならなかったために、こんな祭りも許容された。その証拠なのだ。それを今の西欧人達が面白がってるという不思議な図だ。日本の存在価値を表す一つの側面である(ただしこの祭り自体は近年のものらしいが)。
(5/12追記)
アイルランドで、女性器を広げて見せる彫像が多く見つかったらしい、 → デイリーメール
さすがに、写真の引用はできない(笑)。「シーラ・ナ・ギグ」というらしいが。何かキリスト教と関係あるとか書いてるが、直感的にそれはないだろう。それ以前の古代のものだろう。ま、絶滅させたのは、キリスト教かもしれないが。こういったものが世界各地にあったのだろうと思う。それは子孫の永続、一族の繁栄を願ってのものなのだろう。しかし、キリスト教、イスラム教などの一神教がそういった土俗的なものに取って代わって消滅させた。日本に残ってるのは希少な例外なのだろう。
あまりにも膨大で、トップページを探すのにも苦労した(笑)。ちなみに、英語原文はこちら、だと思う(笑) → ページ
まあ、77人も殺した人間の文章の翻訳には批判もあるのかもしれない。あの酒鬼薔薇の本への批判のように。しかし、これは同一視はできないだろう。酒鬼薔薇は欲望に従って残虐に殺したのだ。ブレイビクは移民難民問題への警鐘としてあの犯罪に及んだ。いいとは言わないが(笑)。しかし、ブレイビクが殺したのは確か同国人だけだったと思う。移民難民を直接攻撃対象にしたのではない。ただの外国人憎悪による犯罪ではない。当時(2011年)取れる手段としては、ああいうのしか無かったのかもしれない。今では難民の害は周知され、欧州各国で難民規制を主張する政党が大きな支持を集めてきているが、当時はそういった政党はほとんどが泡沫だったはず。フランス国民戦線もイギリス独立党も。ドイツのAfDは13年結成、イタリアの5つ星運動は09年だが、影響力は無かった。今ではAFDは16%もの支持を集めているらしい。ドイツの反移民のデモを主催しているPEGIDAは14年結成だし。だから彼は先駆者の位置にあるとも言える。
ごく一部をざっと読んだ感じでは、彼はEUの思想の背景には、ドイツのフランクフルト学派があり、その学派はマルクス主義を模範として社会を考えたなんて書いている。もの凄く腑に落ちる主張だ。多文化共生なんて明らかに共産主義の趣がある。私は、HPの方で、多文化共生というまやかし、というページを書いたのだが、それの結論も、共産主義者が裏にいるのでは、ということだった。それは外面的な動きから推測してのことだったが、歴史的、思想的にもそうだったと知って、驚いた。まあ、私が無知だったのだろうけど。この学派に思想的にやられているのが、EUを支配している官僚たちなのだ。それは倒壊させなければならない。なんだか似てると思った。だからトランプ勝利についての以前のページで、イギリスのEU離脱やトランプ勝利は、90年頃の東側陣営の消滅に匹敵すると書いた。いろんな事がつながってきて面白いものだ。
HPの方で書いたことで一つだけ強調したいことは、共産主義には根本的な欠陥があるということ。それはDNAが考慮に入ってない、ということである。勿論フランクフルト学派も同じだろう。どちらもDNAの発見以前に思想が形づくられのだから当然だが。彼らは、思想による洗脳が可能だと思ったのだ。経済関係が変更されれば、人間の思考が変えられ万人が平等な社会が作られる思った。しかし、根底にDNAがあり、自己と子孫の繁栄を生存の根本原理としている以上そんな事はできない。個体は常に生存競争のさなかにおかれ、他と争っている。それが生命の宿命であって共産主義社会など不可能なのだ。原理的に不可能だ。革命はできないのだ。DNAを書き換えない限り。無理にやろうとするから、カンボジア、中国、北朝鮮、ソ連などのように国民の大虐殺が起きる。
では、彼らは人間とは何だと思ったのか。それは変な話だが、神が作った特別なものだと信じていたのだ。そうは言って無くても。共産主義者が、自分らの思想が科学的で即物論的だというのなら、人間は動物である、という所から出発しないといけない。DNAを共通にもち、泥から生まれた生き物であって、神が作ったのではない、という所から出発すべきだろう。しかし、全然そんな事はしていない。19世紀ならしょうがないが、今になっても一切やていないはず。かれらの人間観は、人間と動物は全く違う存在だというところから出発する。そうは明言していないと思うが、それは、そんな事は当たり前だと思ってるからだ。彼らの言う歴史は原始共産制から始まる。それ以前の猿人、原人、旧人などは対象外らしい(笑)。それらは多分動物なのだ。そして人間は他の動物とは違う特別な存在なのだ。なぜそう思うかというと、キリスト教ユダヤ教において、神が自分の姿に似せて作ったからだ。それが思考の限界であり、根底にある。旧約聖書で考えると宇宙は6400年前から始まる、なんてのと変わりはしない。キリスト教的世界観から一歩も出ていない。自分らではキリスト教の外に逃れたと思っているが、全く出ていない。キリスト教を否定しながら、キリスト教が唱えた地点から出発している。しかもその点に関して自覚がない。無批判に当たり前だと思ってる。これは今のリベラリズムその他はみんなそうだろうけど。これに比べれば、仏教はまだ公平であって、動物と人間の区別はしていない(と思う)。神道に至っては、山や岩などの物にさえ神性を認めたりする。キリスト教的世界観を前提とするのは自明な正しい事ではない。
そして人間の精神は完全にコントロール可能なものだと思った。人間てものは、完全に理解可能で、精神はタブラリーサのように自由に書き込み可能なものだと思っている。思想で精神を完全に染めることができると思った。しかし、人間てものは、DNAが作った肉体に縛られている。完全な理性のコントロールはできない。精神が人間活動の全てを制御しているわけではないから。食事をし排泄をし生殖をし出産をする。これらは思想でやるのではない。原人だった頃からの生物としての活動である。そしてそれはDNAによっているのであって、理念ではない。またDNAの動きはまだ完全な解明からはほど遠い。人間の完全な理解など、あと何百年もかかるだろう。分かったような風な事を言っているが。大脳の機能など、理解不可能に近い。これを認めないから摩擦が起きる。理念で人間も社会も制御できると思ってる。ポリティカル・コレクトネスなんてもううんざりだ、というクリントイーストウッドの発言は人間としての正直な感想だろう。
欧米社会は、共産主義国家並の思想的な牢獄だったのだ。人間性を否定する牢獄だった。いまやっと社会の側の生活実感から反発が出てきている。その根本にある原理を説明するものとして、これはいいかもしれない。ほんの僅か読んだだけだが。
(4/3追記)
ところで、話は180度、というか18000度ぐらい変わるのだが、昨日2日、川崎で、「かなまら祭」というのがあった。これは例のナニをまつる行事なのだが、最近は外国人の参加者が増えているらしい。記事には、
>海外では「ウタマロ・フェスティバル」としても知られている。外国人の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」でも「素晴らしい体験ができる」と話題を呼び、昨年は3万人近くが来場し、約6割が外国人だった。
とある。→ 記事魚拓
去年の動画 → youtube
これがEUと何の関係があるのか。大有りなのだ(笑)。
日本各地に似た様な祭りがあるらしい。しかし、世界の他の地域にはないようだ。それは要するに、西欧では人は神が作ったもので生物としての性質を否定してしまったからだろう。だからこんな祭りなど許されるはずはない。おそらくは古代にはあったのかもしれない。しかし、根絶やしにされた。他のアジア・アフリカなどにもあったのだろうと思う。しかしそういった地域は欧米の植民地になり、キリスト教の支配下にはいり、同様に根絶された。人間の動物性を否定し、神が作ったものだと考える。そういう所から共産主義もEUの思想も出てきている。そういう思想と対極にあるのが、こういった祭りなのだ。
日本は古代のアニミズム的信仰を温存し、また欧米の植民地にならなかったために、こんな祭りも許容された。その証拠なのだ。それを今の西欧人達が面白がってるという不思議な図だ。日本の存在価値を表す一つの側面である(ただしこの祭り自体は近年のものらしいが)。
(5/12追記)
アイルランドで、女性器を広げて見せる彫像が多く見つかったらしい、 → デイリーメール
さすがに、写真の引用はできない(笑)。「シーラ・ナ・ギグ」というらしいが。何かキリスト教と関係あるとか書いてるが、直感的にそれはないだろう。それ以前の古代のものだろう。ま、絶滅させたのは、キリスト教かもしれないが。こういったものが世界各地にあったのだろうと思う。それは子孫の永続、一族の繁栄を願ってのものなのだろう。しかし、キリスト教、イスラム教などの一神教がそういった土俗的なものに取って代わって消滅させた。日本に残ってるのは希少な例外なのだろう。
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