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BABYMETAL再考(3)・・・振り付けについての雑感


目次(長くなったので、いくつかのページに分割しました)
BABYMETAL再考(1)※ メタル音楽について、※ 日本文化における女性性、幼児性について
BABYMETAL再考(2)※ ボカロとの関連性
BABYMETAL再考(3)※ 振り付けに付いての雑感
BABYMETAL再考(4)※ 英語はダメゼッタイ
BABYMETAL再考(5)※ ファン層についてちょっと考えた


    ===振り付けに付いての雑感===

これについては全く知識はないので、ただの感想文ではあるが、BABYMETALの重要な要素だろう。多3分の1ぐらいの割合を占めている。これについて専門家筋から何か評価があるのかどうかは知らない。MIKIKOさんという人らしい。今回のリオ五輪閉会式の東京紹介の演出を受け持った。そのペ^ージ。またパフュームの振り付けもやってるとか。ケチつけるわけでは決してないのだが、私はパフュームの演奏も振り付けも何も感じない(笑)。まあ、音楽は好き嫌いがあるとして、なぜかあの振り付けは全然面白くない。同じ人と聞いたときは驚いた。こんな事を言うとなんだけど、ダンスの素養の差があるので、それなりのものをさせているのかなあ。

で、ベビメタのだけど、最初にあれっと思ったのはかなり前だった。ドキ・ドキ・モーニングのビデオが発表された時のこと。また、アイドルも低年齢化してるねえ、とか思いながらボーッと見てたんだけど、右のビデオの1:15辺り、「知らないフリをしないしない」とかで、ユイモアがすました顔をしてクルクル回るのが不思議だった。普通アイドルって愛嬌振りまくもんだが、それに反する事をしてた。変わったアイドルが出たもんだと思った。

その後、ヘドバンギャーとか、イジメダメとか各種出たわけだけど、まあMVではどこも色々と気を引く手を使うわけだから、特に振り付けという点では何もいうことはないだろう。中で面白かったのは、上の、いいね、の特にヒップホップ部分が上手く演じていて良い。あれは主に前にでてるのはモアかなあ。えらく雰囲気が出てる。ああいうのも演技力が問題になる。

で、やはりベビメタの振り付けといったら、実際に舞台で肉体で演じて見せるものが対象になる。これはほんとにベビメタの基盤とでもいうべきもので、もし、これが三人で同じようなステップを踏んで体を揺らす程度のものだったら、魅力は大幅に減じるだろう。というか、それなら3人で演る意味はない。たとえ神バンドがついても無理だろう。神バンドなしでのBABYMETALは成立するが、ダンスなしでのBABYMETALは成立しない。


これはただただ、MIKIKOさんのアイディアと三人の技術の成果であるだろう(KOBAMETALのアイディアもあるかもしれないが)。前に書いたが、このダンスというのが、歌詞を説明している、あるいは補助しているという点で、他の舞台でのダンスとは異なると思う。ポピュラー音楽の舞台上のダンスというのとはちょっと違うのだろう。クラシックのバレー、あるいは祭りでの踊りなどに近いのではないだろうか。こういう方面には詳しくないが。一般にユイモアを「巫女」ということがあるが(笑)、確かにメッセージを伝える役割を果たしている。今回の東京ドーム二日目の下の写真なんか、まさにそれ。憑依した(笑)スーメタルを現実に繋ぐ二人。まあ、笑っちゃいけないが。
20160920-00000091-dal-000-view.jpg




yesterday.jpg個別に見ていくと、まず自分として最初に面白いと思ったは、イジメダメゼッタイのなかのこの振り付け。「イエスタデー、バイバイ!」の所。これはまさに、マンガ大国の日本でしか生み出せないポーズではないだろうか。こんなポーズは多分クラシックにもないだろう(笑)。アメリカの古典アニメにもあるとは思えない。マンガアニメの世界から出たものである。

それでは、なぜマンガ由来だと言えるのといえば、視点が子供だからである。こどもの視点でバイバイと言ってるのだ。これこそが日本の文化の特徴である。大人目線での子供ではない。子供の立場にたってのポーズなのだ。よく夫婦で、夫の事を「パパ」と呼ぶことがあるが、それと同じ。




続いては、振り付けの宝庫、あるいは縁り付けが命の曲「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」catch.jpg
これは実をいうと理解するのに時間がかかった曲。これは歌とは別のジャンルに入る曲だろう。iineと並んで、まさにベビメタの真髄とでも言うべき曲。振り付けが主役の曲であって、ベビメタはこちらの方向をもっとさぐるべきなのではないか。遠くを探すスーメタルの演技が光る曲でもある。多分大概の人はこの役をやっても視線が近くの二人に行くと思う(笑)。あれで視線を遠くに維持するというのはかなりの高難度ではないか。インドネシアのダンスコピーチームでこれをやっていたが、スー役の子は普通に見ていた(笑)。自分がやっても絶対にみる。それが女の子だろうと老人だろうと、周りを動いていて見ないなんて事はできない。訓練が必要なはず。






この曲はウエンブリーでの演出が素晴らしかった。
ctch2.jpg
もうそのまんまアニメ

もう一つ、振り付けと言うよりは舞台演出のほうになるが、ブリクストンで、「悪夢の輪舞曲」をやった時の照明が良かった。中間部の「もうここからでられないのなら」と歌うところで、それまでランダムに動いていたライトが、突然スーメタルを取り囲む檻のようにして止まったシーン。
akumu.jpg
観客からもどよめきが起こっていた。これはファンカムのものだが、多分関係者が客席後部のコントロールルーム辺りから撮ったのだろうと思う。直ぐに消されたので、見た人は少ないかもしれない。流石ショービジネスの本場。歌詞の意味を考えてライティングを変えてる。
正規に販売された映像ではこの辺りはアップで撮ってるので、舞台全体は見れず、ライトもはっきりとは見えない。もう少し引きの映像も入れてほしいと思う。この照明の変わった部分だけを切り取ってyoutubeに勝手にアップした(笑)。このぐらいは許してほしいと思う。

iin2.jpg
多分、MIKIKOさんの振り付けが一番さえていたのは、iineの現実逃避行のところかな。見てて面白いし、その前に3人が顔を見合わせる所がいい。














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