「オペラのおはなし にほんのみんわ」・・・芸大同期生による音楽の物語

19日の日は、午後はこのマチネーコンサート、夜はBABYMETALと贅沢な一日であった(笑)。初めてかな、2回のコンサートは。
芸大出身の歌手による、オペラの抜粋と、日本の民話による小オペラのコンサート。
芸大他出身の歌手、平良光代(S)、永瀬祐紀乃(S)、諸岡智子(S)、小谷円香(MS)、伊藤潤(T)、田口直子(MS)、金努(B)、ピアノ伴奏、渡辺郁子。

第一部は、オペラからの一部の舞台装置付き抜粋。
ホフマン物語より「舟歌」by永瀬、小谷・・・音楽がとても心地よい。二人もピアノも良い音色をだしていた。

ラ・ボエームより、「鍵の二重唱、冷たい手を、私の名はミミ」by諸岡、伊藤
物語初めの有名どころ。ちょっとした演出で物語に入ってしまう。いい雰囲気で、客席は静まり返って聞いていた。

オルフェオとエウリディーチェより「あなたを愛する夫についてきて」、「エウリディーチェを失って」by永瀬、田口
まあ、曲としてはあまり面白くない。グルックと言うと何か前世代の物のように感じる。

リゴレットより「慕わしい人の名は」、「美しい愛の娘よ」by平良、小谷、伊藤、金
凄まじいコロラトゥーラ・ソプラノ。ただ、日本人として聞いててどうなのかと思ってしまう。感性的に合わない気が。4重唱は圧巻。


第二部、日本の民話。

「ちゃんがちゃがうまこ」、宮沢賢治 詩、千原英喜 作曲、by諸岡、小谷、田口
綺麗で透明な三重唱

「あまんじゃくとうりこひめ」、若林一郎 作詞、林光 作曲 全員参加
これはなかなか面白い曲だった。30分程度の小オペラ。タイトルの意味は「天邪鬼と瓜子姫」
お爺さんとお婆さんが、あるとき川で瓜を拾ったら、中に可愛い赤ちゃんが。大事に育て、機織りの上手な美しい女性に成長する。あるとき、爺さんと婆さんが二人で町に行く事になるが、近くに天邪鬼がいるから気をつけろ、絶対に戸を開けてはいけないと言い聞かして出かける。天邪鬼は、一度機を織ってみたいので中に入れるように頼むが瓜子姫は入れてくれない。
ところがその時、殿様と家来がやってきて、瓜子姫を自分の手にいれようと話しているのを天邪鬼は聞いてしまう。それで一度殿さま達が帰った隙に、中に入れろ助けるからといって、強引に中に入る。そして瓜子姫を隠して、自分が瓜子姫の格好をして機を織る。そこに殿様がやってきて瓜子姫に扮装した天邪鬼を連れだそうとする。その時、天邪鬼は、自分の姿(鬼の格好)を出して、殿様たちをびっくりさせて追い払ってしまう。そこへ爺さん婆さんが帰ってきて、天邪鬼を追い払うが、瓜子姫は実は天邪鬼が自分を救ってくれたんだといって、遠くから天邪鬼に感謝を伝える、といった物語。
各人のキャラが実にあっていて良かった。特にバカ殿役の金努の演技には唖然(笑)。ビデオでも撮っておきたかった。歌手って、俳優の素質も必要なんだね、と思っった次第。

日本はこういった音楽をもっと作るべきだったのではないだろうか。

付け加えると、ピアノ伴奏の渡辺さんの演奏が非常に良かった。音の粒が揃っていて綺麗だったのと、音色や音量のコントロールによる感情表現が素晴らしかった。ピアノ伴奏で作曲家の気持ちが表現されてたような気がした。
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