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BABYMETAL再考-恐竜からカナリアは生まれた

BABYMETALはメタル音楽を母体にしてうまれた。しかし、もはや別のものになってると思う。最初からかもしれないが。
鳥の骨格は恐竜の骨格と基本的に同じらしい。しかし、その生存のありかたはまるで違う。それと似たことが起きていいる。

以前、BABYMETALとは何なのか、というページでいくらか考えを書いてみたが、そこでは部分部分についてだけだった。また、対外的な影響などについては書かなかった。まだそんな存在では無かったように見えたから。しかし、今はもうそれも考慮にいれないといけない状況であるだろう。

目次(長くなったので、いくつのかページに分割しました)
BABYMETAL再考(1)※ メタル音楽について、※ 日本文化における女性性、幼児性について
BABYMETAL再考(2)※ ボカロとの関連性
BABYMETAL再考(3)※ 振り付けに付いての雑感
BABYMETAL再考(4)※ 英語はダメゼッタイ
BABYMETAL再考(5)※ ファン層についてちょっと考えた


   ===メタル音楽について===
  
思いついた事をつらつらと書いていくが、まずメタル音楽について。
私は、いわゆるロック、ハードロックについてはよく聞いた。クリーム、ツェッペリン、ディープ・パープル、キンクス、フー、あるいはその他のポップなブリティッシュロック。しかし、いわゆるメタルというものについてはほとんど興味がない。色々聞いてもいいとは思わない。なんといっても、発声がだめ(笑)。デスボイスとかあり得ない(笑)。一般的にその開祖といわれるブラック・サバスのオジー・オズボーンがクリアなハイトーンで歌っていたのに、なんでこうなったんだろう。自分の音楽的経験からして、あれは音楽とは認められない(笑)。ファンにはすまないが。あとバンドの音声も濁ってる感じで好きでない。

まあ、メタルにも色々あるらしいし、フォークメタルとか、クラシックメタル?とかだったか、ちょっとおもしろいのもあるにはある。しかし、なんでメタルなのか、そこからわからない。強いリズムが必要なのだろうか。
ELUVEITIE というバンドのこれとか
このバンドも曲によっては、デスボイス使ってるし。

ただ、こういうデスボイスは笑えるから良いけどね(笑)。シスアンガーのカバ-、by Suodeth。それに珍しい、シンコペーションのカバーby Moz。











こういったメタル音楽が骨格をなしてるのは間違いないだろう。出発点としてはそうだ。しかし、そこで起きていることは従来のメタルとはかなり違う。肉を食いちぎっていた恐竜が、カナリアとなったぐらいに(笑)。悪魔だ暗黒だ憎悪だといってのが、「リンリンリン、お早うウエイクアップ」だからね(笑)。もはや換骨奪胎、別の種に進化したぐらいのものがあるだろう。そして、それが強い支持を受け、さらに外国にまで勢力を伸ばしつつある。

とりわけ欧米での支持の広がりが興味深い。なかで目についたのが、女性子供のファンの増加である。













あるいは、コンサートと言うと並んでいる、イギリスの女性二人組とか。ファンの顔まで覚えてしまうのが、不思議(笑)。何か欧米の女性を惹きつけるものがあるらしい。それが一つの側面であるし、ヒントになるものがあるのかもしれない。

    ===日本文化における女性性、幼児性について===

話は全く変わるが、男女の性の役割の捉え方が、日本と西欧キリスト教圏では相当に違うと思う。よく日本については男尊女卑だとか言われるが、実態としてはそうではない。文芸の世界では、奈良時代、飛鳥時代から、同等に扱われてきた。現代でも、カカア天下なんて言葉があるし、家庭の事は母親が握っている。よくは知らないが、西欧では、夫が金銭的な面を支配しているらしい。

一方で女性の社会進出の面では、欧米が進んでいて、日本は遅れているとかいう。しかし、それって、単に、男の仕事を女にもさせてるだけのことではないのか。つまり、男が持っていた役割の、女性への強要である。日本はそうではなかった。男女別々の役割を持っていた。で、それは、哺乳類の世界では正しいのだ。両生類や爬虫類の世界ではそうではないが。オスメスが異なる役割を果たす事、それが哺乳類のもつ特質である。男女に同じ仕事をさせるというのは、哺乳類の世界のルールから逸脱しているのではないのか。別の仕事をする事によって、哺乳類は発展したのだ。ヘビやカエルをみて、それがオスかメスかなんて普通は考えない。しかし、猫や犬を見れば、オスかメスかは気になる。そういう感覚こそが、その証拠とも言えるだろう。

なぜ、西欧でこういった「歪んだ」思想が蔓延ったのか。それは勿論聖書のせいだろう。女性は劣った存在だった。男の一部から作られた、付属物のようなものだった(実は生物の実態としてはこれは逆。オスが付属物)。極端に言えば単なる性の対象である。それを平等にしようとしたら、男の役割を担わせるしか、方向性はない。最初から別の役割を担う異なる存在、という認識があれば、そんな無理をする必要はなかったのだ。これが顕著に出てるのが、イスラム教。女性は人間扱いされていない。。砂漠で生まれた宗教ではしょうがないかもしれないが、現代の世界には合わない。子どもや女性を平気で殺す。自爆テロの道具にしたり、名誉殺人などで。神が人間を作った、この思想が現代の歪みの根本にあると思う。詳しくは、HPの「多文化共生というまやかし」へ。

なんでこんな事を書いたかというと、最近の欧米での日本文化受容の1側面に、日本での女性のあり方への関心、興味、、もっと言えば、憧憬があるような気がするからである。アニメ、マンガなどで、女性は男性の視線を気にすることなく自由に行動している。性を売り物にしなくても、自立して存在できている。そういうものへの憧れがあるのではないだろうか。BABYMETALも性的な側面は全く強調されていない。自然に感じられるものはあるとしても。過去に出た欧米のガールズバンドは例外なく、性を強調していたと思う。

以前、アメリカでジョンベネちゃん殺人事件というものがあった。6歳の少女が殺された事件だが、この子はテレビの美少女コンテストの常連だった。そしてテレビで、大人の女性の格好をしてポーズを取ったり、踊ったりしていた。→youtube 日本での子供の扱いとは違う。日本では子供は子供として、女性は女性として扱われる。子供に女性の役割を求めてはいない。欧米では子供に対してさえ、性的な役割を果たさせようとしているように見える。欧米でロリ、ペドといったものへの激しい禁忌があるのも、そういった事の裏返しだろう。

日本語のKawaiiという言葉には性的な側面はない。幼いものをそのままのあり方で愛おしむ感情というのか。それが世界の言葉にになったのも、外国ではそういった感覚が意識されていなかったのだ。日本人としては信じられない話ではあるが。こういった男性中心のあり方じゃない、女性は女性のままでいい、子供は子供のままでいい、というメッセージが含まれているから、日本文化が受容されて、また、BABYMETALが人気になっているのではないだろうか。







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テーマ : 女性アーティスト
ジャンル : 音楽

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