小池新党はどうなるのか

これほど不透明で曖昧模糊、先の見えない政局も珍しい。

1.小池都知事は総選挙に出るのか
2.民進は合流するのか
3.小沢はどうするのか

メディアによって違う事を書いてるようだ。

1.わずか1年で都政を投げ出すのはおかしいし。小池人気があるとしても、そんな事をしたらまずいだろう。あの東国原だって一期はやったんだから。しかし多数を擁立するとしたら、小池氏がいないわけにもいかないだろう。首相指名は誰にするのか。

2.なんと前原が全員新党に合流させてくれといったとか(笑)。到底信じられない話だが。報道されてるし。→ NHK
>会談のあと小池氏は「全員を受け入れるつもりはさらさらない。政策的に一致しなければならず、しっかりと絞り込みをさせていただく」と述べました。
>また、前原氏は「どうやって安倍政権を倒すかという話がメインだった。これからは1日が本当に大事になるので、作業を加速してもらいたい」と述べました。


政権を取った政党が、まだ出来てもいない新党に頭を下げるとか信じがたい話しだ。

一方で既に加入が確定済みらしい、「日本のこころ」の中山彬元氏は、ツイッターで、→ 産経新聞
>「安倍(晋三)首相の交代は許されない」
>「私達の小池新党合流から始まった今回の騒ぎに前原(誠司)代表は右往左往。言うだけ番長の面目躍如」
>「(民進党の)辻元(清美)氏等と一緒なんて冗談じゃない」

なんて好き勝手に書いてる(笑)。いいのかなと心配になるが。中山恭子さんも大変やね(笑)。

3.小沢の入党など論外な話だと思うが、本人はそのきだとかなんとか。

これほど奇妙な政局も珍しい。有象無象、魑魅魍魎がわきまくってる。しかも、ほとんど全てが、自分の延命のための動きだからね。
日本はほんとに野党に恵まれていない。ちゃんとしたの有ったほうがいいのに。

そもそも現時点での野党なんて野党じゃないからね。ただの反日集団。外国の意向のままに動く反逆組織と言ったほうがよい。戦後のGHQの方針に乗り、周辺共産国の意を受けて活動してきた。本来存在してはいけない集団。維新や、この小池新党がやっとそういうものから外れたまともな野党として出来るか、という所。維新は何か方向性がよく見えない妙な所があるが、ここもおかしな方向に行きそうな気配。ま、共闘を必死に訴えていた共産党が蚊帳の外なのは面白いが。シールズにでも頼ったら?


(30日追記)
なんだか事態の進展が急でしかも常識を超えてるので、ついていけてない(笑)。
民進党は28日の両院議員総会で、

〈1〉民進党の立候補予定者の公認内定を取り消す
〈2〉候補者は希望に公認申請する
〈3〉民進党は候補者を擁立しない


これは知らなかった。というか読んでも信じられない(笑)。野党第一党になる議員がいて、全国組織もあり、政党助成金が何十億もありながら、なんでこんな決定をするんだろう。選挙協力とかのレベルでいいだろうに。「候補者は希望に公認申請する」。はあ????? 理解不能。何が悲しゅうてそんな事を(笑)。しかもこの提案に反対の意見は出なかったとか。頭おかしいのかね。まあ、モリカケ問題を延々と半年以上も引っ張り、解散がなかったらまだやる気でいたらしいという狂いっぷりだからなあ。たかが地方の幼稚園や学部増設の問題をなんであそこまでやるのか。金が動いたとかなら分かるが、そういった話は全く出てないのに。知り合いがいたとかいう話をいくら追求しても何も出てこないだろう。批判のまな板には乗らない話なんだが。政治家としてというより人間としてどうかしている。

更に呆れたことには、小池側からは選別をするという発言が出ている。こんなのは事前に協議すべきだろうに。退路を断ったら前にあるはずの道が消えていた(笑)。

・三権の長経験者は入れない(細野)。野田と菅直人はダメ。
・安保法や改憲に賛成の人のみ(小池)。全員ダメじゃないか(笑)。これ主張を変えて入ったら、それこそ信用できないってことになるんだが。しかも細野はそもそも失格になりそうなんだけどねえ(笑)。

ちょっとこんな混乱は戦後史で初めてではないのかなあ。信じがたい。

☆「全員を受け入れることはさらさらない。政策的に一致しないといけない」(小池)

それはそうだろうなあ。辻元とか入れるわけないし。で、無所属で出たり、新党結成とかの話もあるようだが、時間がなさすぎる。しかし、小池の破壊力は凄まじいな。まるで、恒星がブラックホールに吸い込まれながら崩壊するみたいな惨状を引き起こしてる。見たことはないが。まあ、戦後最悪の詐欺政党を破壊してくれるのなら、それだけでも素晴らしいが。この前は都政に巣食う内田一派も壊滅させてるし、偉大な功績をすでに残した(笑)。

スポンサーサイト

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

BABYMETAL 2017国内ツアー

西海岸での前座ツアーの後、国内ツアーが始まっていた。
どうも国内のBABYMETALのライブは、チケットは取れないし、動画もまともに上がらないから、あまり意識しないのだが、数日前のさいたまスーパーアリーナ(SSA)のはある程度は上がっていて、久しぶりにみた。LAでのFDTDの演奏を聞いて、何か行くところまで行ったような気がしてたこともあって、あまり聞いてなかった。写真撮りばかりやってたし(笑)。

まず、7/18から8/30までは、各種パターン別のライブがあった。顔を白塗りとか、ちょっとそれは、というのとか。いくらなんでもそれは出来ない(笑)。そこまでふっきるつもりはない(笑)。服とか汚れるだろうにどうしてるんだろう。私はこういうのは全然綺麗には出来ないし。あとは8/20頃にフェスに出たらしい。これもちょっと行く気はないしなあ。疲れるよ。そして、9/26・27に通常のライブがあって、そのあと、10/14・15に大阪城ライブがある。

まあ、新曲とかないようだし。何かやればいいのに。去年のドームのライブで総括してるんだから、何か出してもいだろうと思うが。方向性で迷ってるのかなあ。はっきり言って、テイルズとかザ・ワンはいらなかった。十代の女の子の歌うものじゃないだろう。30,40になっても十分だろうに。コバの走りすぎだろう。もうすこし、遊びのあるもの、可愛げのあるものでいいだろうに。真面目過ぎると思う。RoRの発表の時から感じてたことだが。外国でやるって事で背伸びしすぎた。2013年以前の雰囲気のあるライブとかがいいが、もう来ちゃったから無理かなあ。

SSAのライブからあまり質はよくないが。YAVA。新しいパターンの神バンドソロ。これはちょっとおもしろい。昔のハードロックかなあ。


シンコペーション。これはいいなあ。

これと紅月とFDTDとIDZとヘドバンギャー辺りを聞ければ満足。見るのを入れると、ドキモとiineとキャッチミーか。メギツネとノーレンもだが

Headbanger!!

これはいいなあ。相当いいヘドバン

idz


KARATE


音だけ、紅月。声は良く出てる。多少不安定な所があるが、疲れかね。


音のみフル、2日め


soundcloud
一日目二日目


テーマ : 女性アーティスト
ジャンル : 音楽

ドイツで与党敗北、右派政党進出

まあ、実に結構な事だ(笑)。
9月24日の連邦議会選挙で、与党2党は敗退し、あらたな政党、AfDが初めて国会に議席を得た。

以下、NHKのサイトから引用、→ 魚拓魚拓

選挙前はこうだった
194bd8aab2fa8435f9de715068296d109d38423d.png

それがこうなった
1719ed5983650300aeef992f75eaf23f1b73adf0.png

与党の上位二党は、議席数は500を超えていたのに、選挙後は400を切った。しかも定数は増えてるのに。
割合で見ると、選挙前は (309+193)÷630≒0.8
選挙後は、(246+153)÷709≒0.56
つまり占有率が、80%から56%に下がっている。減少率は、56÷80=0.7、つまり3割減っている。
戦争では3割が死傷すると全滅判定らしい(笑)。ま戦争とは違って死傷者の世話はしなくていいとは言え、大敗であるのには間違いない。で、SPD社会民主党は下野して与党から外れるとか。メルケルは過半数の355を得るためには、100以上を別の政党からもってこないといけない。緑の党と、自由民主党が交渉の対象らしいが。

問題は、AfD「ドイツのための選択肢」。わずか4年ほど前に創立された政党が第三党になった。これは欧州の各国で見られる現象。イギリスの独立党も、フランスの国民戦線、デンマークやオーストリアの右翼系政党すべて、せいぜいこの3,4年で支持を伸ばしてる。理由は難民の流入に決まってる。EUの理念が間違ってるとしか言いようがない。人間の生理に反する理想を掲げるのがいけない。理想を掲げるのが立派な事だ、人類の進歩のために必要な事だという無条件の前提が間違ってる。理想を掲げてそこに向かって進めば素晴らしい世界が出来る、という考えが病気なのだ。実際にそれを信じたのであろうポルポトのカンボジアは、理念に合わないと思われた人間を3分の1も殺してしまった。人間はDNAの束縛からは逃れられない。絶対に無理なことなのだ。共産主義も、それから派生したフランクフルト学派(ここがEUの基本理念の発祥の元らしい)も、DNAの事は知らなかった。神が他の生物とは全く別個に、自分の姿に似せて作ったものだという前提があったのだろう。そうでないと、原始共産制なんて阿呆な事は考えない(笑)。餌を取り合ってた動物からそんな体制など生まれるわけがない。神によって突然この世に産み落とされた純粋な人間だから、お互い必要なものを分け合って生活してたはずだ、とか考えたのだろう。それ以前の動物との連続性は全く考慮されていない。猿人や原人や旧人とも。いきなりこの世に現れたと思い込んでのただろう。そして原始共産制を始めたと。妄想である。まあ19世紀の考えとしては悪くないとは思うが(笑)。帝国主義の時代にね。立派な考えではあったのだろうけど。現実には合わない。

しかし、まあ重すぎる話であるなあ。
続く





テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

古式レンズシリーズ(10)・・・川越の街なみ、巾着田の曼珠沙華など

片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、じゃないが、休日になるとどこかに行きたくなる。勿論写真を撮るためで、撮れればいい(笑)。結果はまあ、どうでもいいって感じ。今回は川越の街と、数日前天皇皇后両陛下が行かれた巾着田に行った。昔の街なみを売り物にしてる所はいくつか行ったがあまり面白くなかった。しかし川越はかなり良かった。もう一度行かないといけないなあ。巾着田の曼珠沙華は、若干盛りを過ぎてたが、まあ、なんとか写真は撮れた。

今回使ったレンズは、

Carl Zeiss Jena Flektogon 20mm/f4 (EXAKTAマウント)、ただし、NEX-5Nにつけたので、焦点距離30mm
Super-Multi-Corted TAKUMAR 55mm/f1.8(M42マウント)
AI Micro-NIKKOR 105mm F4


20mmのフレクトゴンは、何度も使ってるのだが、まだ上手くいかない感じ。今回はなんとかフードを使おうと思って、手作りで挑戦したが、やはりダメだった。径が77mmで、それから82mmへのステップアップリングをつけて、アマゾンで安く売っていた82mm用花形フード(180円!)を工作してやってのだが、うまくいかなかった。ネジ込みの部分をノコで切り落としたり、四隅を半田ゴテで溶かしたりしたが、どうしても被ってしまう。しょうがいないので、NEXー5Nにつけて、30mmのレンズとして使った。それだと周辺を写さないので一応使える。ただ、5N用の取り外しできるファインダーを持って行くのを忘れて、ピントが合わなかった。色々と大変(笑)。

ペンタックスの55mmは前にも一度使ったがよく写るので、再登場。
ニコンの105mmマクロレンズは、好きで前からずっと使ってたのだが、最近ヘリコイドが重くて使えなかった。修理に出してもどうせ中古品を新たに買う程度の金がかかると思って、自分で分解してグリスを塗ってみた。ある程度まで分解して古いグリスを拭き取り塗り替えたら、それなりに回るようになった。このブログの珈琲焙煎日記に使ってる写真は全てこのレンズ。

☆ 川越
なかなかおもしろかった。建物がそのまま残ってるのと、街がバラエティーに富んでいて、各種お土産品が工夫されてる上に安くて買いやすいのがいい。まあ、小京都という感じではないが。昔の地方の小都市かな、って、まんまだけど。一度では足りない感じ。第二次攻撃ノ要アリト認ム。寺院は彼岸ということで入れなかったし。

55mm
saikawaDSC02110.jpg
55mm
saikawaDSC02108.jpg
とにかく人が多かった。アジア系の言葉がかなり聞こえた。面白いのかね。

55mm
saikawaDSC02111.jpg
20mm
saikawaDSC02656.jpg

55mm
DsaikawaSC02117.jpg
これはちょっとした細工物で、トンボが上に乗せてある。固定されてなくて、置いてるだけだが、一点だけで上手くバランスが取れるように作ってある。1400円だったかな。これは買わないで別のを買って写真だけ撮らせてもらった。ケースの上からでもの凄く撮りにくくて、上手く収まらなかった。買えばよかったとあとで後悔。しかしこういうのは持ち帰るのが大変。

巾着田の曼珠沙華やコスモス
20mm
DsaikinSC02660.jpg
55mm
saikinDSC02121.jpg

20mm
saikinDSC02670.jpg

以下は全て105mm
saikinDSC02124.jpg

saikinDSC02125.jpg

白いのもあるんだ
saikiDSC02128.jpg

saikinDSC02133.jpg

saikinDSC02142.jpg








テーマ : 旅の写真
ジャンル : 写真

近現代の日本人作曲家の20枚組ボックスセット

NAXOSから今までに出ていた日本人作曲家20人ほどのCDを20枚選んでセットにしたもの。片山杜秀エディション「日本作曲家選輯」。10800円。山田耕筰から武満徹まで網羅してある。

まあ、日本人作曲家の曲なんかほとんど知られていないだろう。中学なんかの音楽の時間に聞いた越天楽の編曲ものとかが聞かれてるぐらいか。例外的に、伊福部昭のゴジラの曲とは知られているが。名前は知ってても曲は知らないというのが、普通の日本人だろう。勿論私もそうだが。

前から気になってたのだけど、結構数が多くてどれから聞けばいいか分からない。ま、なんでも聞けばいいのだろうけど、戸惑ってしまう。これが普通のクラシックだと、運命・未完成とかピアノ・ソナタ月光・熱情・悲愴なんて典型的なのがあるのだけれど。去年たまたま行った日本人の歌手のコンサートで、林光作曲の小オペラ「あまんじゃくとうりこひめ(天邪鬼と瓜子姫)」を聞いて(→ページ)、なかなかおもしろいもんだなあと思って、他のも聞きたいものだと思っていた。今回まとまったものが出ると聞いて予約していたのが来た。

20枚セットでかなりぶ厚い解説がついている。1枚500円。セットものとしてはやや高い(笑)。最近は1枚100円とか200円ぐらいだからね。安のはいいけど、それを聞く時間がない。昔は逆で聞くものがなかったのだが。で、全部は聞かないケースが多い(笑)。だいたい似たようなものがセットになってるから飽きてしまうし。これは全部聞かないといけないなあ、と思ってる所。ま、今更聞いても何がどうなるというわけでもないが、取りあえずは一定の評価のあるものをを聞かないと話にならない。骨董屋もいいものを見ることから始まるというし。そうでないと、あの佐村河内騒ぎのような事が起きる(笑)。→ ページ

ま、あの問題を別にバカにしてるわけではないが(笑)、やはりあれはまともに音楽ってものを聞いてなかったことから起きたのではないかなあ。付属する物語、有名人の賛辞、メディアの持ち上げ、そういったものに影響されてたのだろう。動画に残ってるのを見ると、観客がスタンディングオベーションをしてるからね。ま、バカにしてるわけではないが(笑)。賞賛したいと思ったらすればいいわけで。しかし、それを壇上で平然と受ける佐村河内もたいしたもん。役者やねえ。ただ、返す返すも残念なのは、あの騒ぎ以前に彼の曲を聞いてなかったということ。聞いてて、おかしいとか思ってれば自分の耳に自信が持てただろうに。評判通りに素晴らしいとか思ってたなら、あんまり良い耳じゃないなと断定できただろう。耳の検定にこれほどのチャンスはなかった。もう二度とないだろう。ほんとに残念。ただ、後付けではあるが、聞いた感じでは、あまりいいとは思えない。各部分のつながりが弱いのだ。映画音楽のように色んな楽想が流れていく。有機的でない。実際に作曲した新垣氏も本気で作ったわけではないようだし。ま、あとからの感想ではあるが。

で、このセットの事だが、1枚めは有名作曲家のを集めたアンソロジー。大体、日本の民謡や祭りの曲からモチーフを取った曲が入ってる。2枚め以降が作曲家単位のCD。適当に選んで聞いてみる。

CD10、伊福部昭
1-3.シンフォニア・タプカーラ(1954、1979改訂)
4.ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ(1961、1971改訂)
5.SF交響ファンタジー 第1番(1983)


これは面白いと思った。この人のはゴジラでも分かるけど、リズムに特徴がある。これらの曲には直接日本的と言えるメロディーはないのだが、情念において日本的というのか、土俗的なものがあって、聞いてて面白い。心地よくて、酒の肴になる(笑)。時折入る懐かしいメロディーが中々いい。特に1曲めはいいなあ。三曲目は、ゴジラシリーズのモチーフを使ったコンサート曲。

解説書によると、この人は完全に独学で作曲の勉強をしたらしい。そして北海道の林業管理官をやっていた21歳のときに作った曲、「日本狂詩曲」がパリのコンクールで優勝した(1935年)。その時点では国内では全く知られていなかったとか。大変な才能の持ち主だったんだろう。北海道でアイヌの音楽などに触れたのが大きかったらしい。この曲はCD1にあるが、日本風な旋律を使いながらも、内に籠もった情念の表現が素晴らしい。くすんだ音色のビオラに乗る主旋律とそれを背後から執拗に支える打楽器群。はるか昔から続く日本的感性なのだろうか。この曲を選んだ人の炯眼は讃えられるべきだろう。

CD14 早坂文雄
1-2.ピアノ協奏曲(1948)
3.左方の舞と右方の舞(1941)
4.序曲 ニ調(1939)


ピアノ協奏曲が素晴らしい。敗戦の悲しみをこれほどに表した曲を他に知らない。当時の人の悲しみを素直に表していると思うが、意外にこういうのはないなあ。戦争関係は全否定の時代だったし。あの戦争は間違いであったと散々に言われてきたが、しかし、当時の人達は白人の支配する世界の中で足掻いていたのだ。それが霧散した気分がよく分かる曲だ。クラリネットの虚ろな響きのソロが醸し出す雰囲気は格別だ。思えば私は子供の頃、教師の誘導にのり、日本は負けて良かったと親の前でいったものだ。その時父親が奇妙な表情をしたのを今でも覚えている。父親は戦争時軍務についていた。全く違う意識の中で生きていたのだ。もはや謝るすべもないが。


続く

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

映画「ダンケルク」@木場IMAX2D(ネタバレ)・・・戦場の冷静な描写

ちょっと異色の映画なのだろうと思う。ドキュメンタリータッチで、戦争の様相を冷静に描く。ドーバー海峡を渡って逃げようとするイギリス兵の集団、空でドイツ機と戦うパイロット、救出に向かう民間のプレジャーボートの乗組員、三様の場面がストーリー的にはほとんど噛み合うことなく、別個に描かれる。そのなかであえて主人公と言えるのは、イギリス兵の集団の中の人物だが、特別に活躍するわけではなく、共感を呼ぶ役割もしていない。むしろかなり小狡く立ち回る人物でとして描かれる。他の兵士同様のレベルで、英本土に帰ろうと必死なのだ。パイロットも特別な描かれ方はしていない。あえて言えば、民間船の船長が、国民としての義務を淡々として果たそうとしてるのが、好意的に描かれる。

描写は相当にリアルである。広い砂浜に大勢のイギリス兵が列を作ってじっと待ってる。そこにドイツ機の空襲が時折あり、そのたびに死傷者がで、それを埋葬したり、タンカで運んだりする。桟橋の上に足の踏み場もないほどに密集したイギリス兵がいて、そこに爆弾が投下され、銃撃がある。どんな特撮なのかしらないが、かなり激しい描写になる。救難船に乗り込んでも撃沈され、また大勢が死に何人かが救出される。流れた重油に火がついて辺りが火災になったり。海に浮かぶ兵士が助けを求めてボートの近くに行くが乗るのを拒絶されたりする。

戦争映画といえば必ずある銃撃戦とか戦車同士、艦隊同士の戦いはない。ドイツ兵はほとんど出てこない。兵士の目から見た戦争の様相であるのだろう。ただ、戦闘機同士の戦いはあって、その空中戦がIMAXの広い画面で見れるのが面白かった。シミュレーションソフトみたいなノリの映像。スピットファイアが活躍するのだが、本物かも。海面に着水してパイロットが中で動いてるのを上から撮ってるのとかあるんだが。まあとにかく空襲の威力の大きさは十分に描かれる。

ただ、編集があまり親切でなくて、続き具合がよくわからなかったりがある。顔の区別が付きにくいのは私だけかもしれないが(笑)。あまり特徴的には描いてないのも従来の映画からは外れてるかもしれない。エンディングも映画的なカルシスはない。ただ、必死に帰ってきた兵士が乗ってる列車に民衆が嬉しそうに酒を差し入れてる程度で、帰還の喜びが表される。まあ現実はその程度だろうなあ。実は、ちょっと妙な描写もあることはある。ま、これは人によって違うかもしれないから書かないが。

予告編は、まず、ブレードランナー2049,これは面白そうだったから見るだろう。ハリソン・フォードがもの凄く老け役をやっていてちょっとショック(笑)。スターウォーズの次作、まこれも当然見る。しかし、いっちゃ悪いが、あの黒人の主人公は全然感情移入できないな。現実に引き戻される。他に適当なのはいなかったのかね。あと、猿の惑星の続編。いい加減にやめたらどうだろうか(笑)。一作目だけで十分。それから例のスーパーマンとか色々でてくるような奴。あんなの面白いのかなあ。見る気はないが、二作紹介されていて、どちらも昔のロックを使っていた。ツェッペリンの移民の歌と、ビートルズのカム・トゥゲザーだったかな。移民の歌はなかなか良さそうな使い方をされてた。しかし、アメコミなんて理解不能。宇宙一強いのを1万人ぐらい作って戦わせたらどうだろうか。とにかくシリーズものばかりだな。

ましかし、ダンケルクは重いなあ。描写がリアルでかなり来る。そして沈んでいく。ドラマとしてではなくて、細部の描写なんだが。ちなみに、私はイギリスに行った時、フランスに渡るのに連絡船を使った。ユーロスターじゃなくて。理由は、ダンケルク撤退や、ノルマンディー上陸の時の兵士の感覚を感じてみたかったから。これはほんと。白亜の崖も見れた。HPの方でも出しているが、その時の写真。
hakua.jpg
この映画の最後にも出てる。
このフェリーに乗るには、ドーバーの町の停車場から桟橋に行くバスに乗る。私が行った時はそのバス会社は3社あって、どれに乗ろうかなとウロウロしてたら、そこにいた青年が、私がどうしていいか分からないんだと思ったらしく、勝手にバスの運転手と話をつけて、これに乗れみたいな事を言ってきた。ま、素直に従ったが。乗船時間はかなり短かかったような気がしたが、調べると1時間半か。カレーの町のレストランでは、釣り銭を誤魔化されたが、ま、日本人はチップの習慣がないから、その分かな。カレーからダンケルクは近いので行こうかとも思ったのだが、たしかあそこはかなり不便な地だったと思う。簡単には行けなかったような気が。いま調べたらそうでもないみたいだが、私が行った時は90年代だったから事情が変わったのかもしれない。

テーマ : e俳画
ジャンル : 学問・文化・芸術

フィットネスリストバンド(血圧、心拍数、睡眠の深さ他)、ただし中華製

アマゾンで4千円ぐらいで売ってたので興味本位で買ってみた。
機能としては、心拍計 活動量計 血圧測定 歩数計 アラーム 睡眠検測 腕時計 カロリー計算機能 遠隔カメラ 長座注意 IP67防水他
ま、全然信用してなかったのだが(笑)、結構使えるかなあ。

血圧測定などはセンサーで行う。こんなのがあるのは全く知らなかったのだが、数年前から研究されていて、学術論文も発表されていて、インチキじゃないらしい(笑)。毛細血管の動きや流れの速さで調べるとか。ただ、使ってみた結果はちょっと低めに出る感じ。自分で持ってるのは手首に付けるタイプのだが、それより10から20は低くでる。ただ、手首のも病院で測るのよりはいくらか高めに出ていたけど。どれが正しいか分からないが、多分病院のだろうなあ。これはいつでもアイフォンのボタンを押せば計れて、今までの分と合わせてグラフにしてくれる。

心拍数はまあ、正確だろうなあ。これならセンサーで計れそうだし。これは1時間毎に自動的に計測してくれて記録してくれる。全体がかるいので、寝てても気にならないので、夜中計ってくれてる。まあ夜は確かに低いんだが。

あとちょっとおもしろいのは、睡眠の度合いを計る機能。深い眠りと浅い眠りに分けて時間軸にそって表示して集計して、眠りの品質が良いとか悪いとか知らせる。一体何を計ってるのかしらないが、体温かしらん。で、確かに、よく寝たなあ、と思った日のは深い睡眠が多くなってる。あるときうっかり冷房を付けないで寝てたら、一晩中起きてた事になってた(笑)。一応眠ってはいたんだが。

使い辛いのは、充電機能。USBからだが、妙な接点を使っててちょっとやりにくい。一回の充電で3,4日は持つかな。

型番は良くわからない(笑)。似たようなのが何十種もでていて、それぞれ機能の細かな違いがある。

続く

テーマ : 健康で元気に暮らすために
ジャンル : 心と身体

珈琲焙煎日記 ニカラグア パカマラ種 ファンキー ナチュラル精製

ニカラグア リモンシリョ農園 パカマラ種 ファンキー ナチュラル精製 200gほど ハイロースト辺り

最近はマラウイ産のものを中心に飲んでて、他の品種はブレンドするだけなので、適当に選んでいたのだが、ちょっと変わった品種、そして精製方法のものを見つけた。
まず品種はパカマラ種。精製方法は、ファンキーナチュラル。
ま、私もさっぱり分からないので、調べてみた。

まず、コーヒーの種は大きく3つに別れる。
アラビカ種・・・・通常のコーヒー。世界中で飲まれ愛好されている。全体の7割程度。
ロブスタ種・・・・単独で飲まれる事はあまりなく、増量用、インスタント用、深煎り用として使われる。全体の3割ほど。
リベリカ種・・・・色々と使い辛く、全体の1%未満。

そしてアラビカ種が各種の亜種に分かれ、それぞれの風味を競ってる状態。全体で200種以上もあるとか。病虫害への耐性や収量、収穫のしやすさなどで品種改良され、また突然変異種が現れ、更にそれらを交配した亜種が相当な数ある。もともとは、ティピカ種とブルボン種だったらしいが、今はそれらの改良種が主に栽培されてるらしい。モカはティピカ種の原種に近いらしい。突然変異種として有名なのは、マラゴジッペ種、とゲイシャ種。

それらの中で、ブルボン種の変異種のパーカス種と、アラビカ種の変異種のマラゴジッペ種をかけ合わせてできたのが、パカマラ種。マラゴジッペ種は以前何度か焼いて飲んだことがあるが、かなり風変わりな味。粒が非常に大きく、モカなんかの3倍ぐらいの長さがある。味は大味な、田舎風な、鋭さとかない奇妙な味。例えると、ジャイアント馬場みたいな(笑)。単独で飲む気は起きない品種。パーカス種を飲んだことはないが、パカマラ種は一度やいて飲んでる。→ ページ。ふくよかで悪くはない味。

さらにこれを、ファンキーナチュラルという精製方法で処理したのがこの豆。
精製方法というのも各種あって、分かり辛い。
基本は、ナチュラルとウオッシュトの2つなんだが、その中間的な精製方法が最近は増えてきた。ハニーとかパルプドナチュラルとか。
要は、種である豆の周りの果肉と皮を取り除くわけだが、乾燥式(ナチュラル)は果実のまま天日に晒して乾燥させて、種を取り出す。味は複雑で味わい深い。しかし、欠点豆が混入しやすく、石ころが混じったりする。
水洗式(ウオッシュト)は、水槽につけて果肉を落とし、さらに、種を覆っている粘膜室の部分(ミューシレージ)の部分を発酵させて削ぎ落とす。結果非常にスッキリした味となり、また水槽で処理するのでクズ豆を取り除きやすく、大きさの分類もしやすい。見た目も綺麗になる。ナチュラルのは、豆を覆っている被膜が残ってるので、見た目が不揃いだし、焼くときにカスが出やすい。

水洗式を使いながら粘膜の部分を残したのがパルプドナチュラルとかハニー製法らしい。よく知らないが。甘みが出やすくなる。確かにコスタリカのサンルイスハニーという豆は甘かった。ではこの、ファンキーナチュラルとは何かというと、乾燥させる前に、一昼夜、水を掛けて袋に入れて発酵させるらしい。面倒な事を考えるなあって思うんだが、ま色々と試行錯誤してるんだろう。ニカラグアのリモンシリョ(Limoncillo)農園だけで行われてる方式だとか。

飲んだ結果はというと結構良かった。基本の味はマラゴジッペなんだが、それにふくよかさ、香り、クリーミーな味わいなどが加わってる。例えていうと、濃い麦茶に牛乳を入れたような(笑)。酸味、苦味はあまりなく、うっかりすると、ココアや紅茶に間違いそうな面もある。ま、あまり単独で飲む気もしないが、マラウイに混ぜるにはかなりいい。

saiDSC02636.jpgsaiDSC02637.jpg












生豆の色合いが他と違いすぎていて驚いた。クズ豆かどうかの区別も難しいし、焼き加減も良くわからない(笑)。ハイロースト辺りなのかな。

テーマ : コーヒー
ジャンル : グルメ

プロフィール

kifuru

Author:kifuru
FC2ブログへようこそ!
元のHPは"kifuruの長文系ページ"、http://kiyo-furu.com (政治詩文関係)と ”kifuruの写真音楽系ページ http://www.kiyo-furu.sakura.ne.jp/(写真音楽関係)に移転しています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR