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BABYMETALのウエンブリー公演映像発売

やっぱり買ってしまった。ライブ・ビューイングにも行ったし、散々ファンカム映像は見たけど、やっぱり正規映像もないと。
この公演のファンカム映像は、ダブりも含めて300本ぐらいは落としてる(笑)。結構質が高いのが多くて、満足はしてたが。
DVDでもいいかなと思ったけど、やっぱりブルーレイで。評判が良いみたいだったから。

見て思ったのは、映像の編集が以前とくらべてかなり良くなってる事。ライブinロンドンも武道館もやたらにアップが多くて、まあアイドル系のファンにはいいのかもしれないが(笑)、なんとなく気恥ずかしい面もあった。今回のは、色んな角度や距離、聴衆なんかの映像がバランスよく入ってるし、映像自体綺麗。ただし、トリロジーは高すぎて見ていない(笑)。

それから、三人の笑顔がやたらに多い。2年前の公演なんかと比べても、かなりリラックスしてるんだろう。スーも顔がほころんでるし。神バンドは逆に神経質なぐらいに真剣に演奏してるようだが。BOHさんがこんなに真剣なのはあまり見てない気が(笑)。新曲が多いから大変だったんだろう。

内容的には、なんと言っても、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの演出がすばらしく、また映像もちゃんと撮れてる。以前はアップばかりで遠目の映像が無く、演出とかはあまり分からなかった。演奏ももちろん問題なく、ドキモとか、イジメダメとかいい。最初の登場時のフェイクはやはり面白い。

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ただ、まあ、The One なんかの理念の強調はあまりいただけないかな、って感じ。3人と神バンドは演奏だけでも十分な力があるんだから、余計な脚色は要らない。1997生誕祭なんかのギャグなら大歓迎だけど(笑)。最近はああいうのが少ないな。ちょっと寂しい。初心忘るべからず。これは真理だろう。

あと、英語歌唱はやめてほしいと思う。翻訳すればいいというものではない。言葉の構造が違い過ぎる。子音母音の構成から、アクセントや主語述語の位置まで。発音もいくら頑張ってもネイティブにはなれない。日本語の上手い外人が直ぐに外人だって分かるように。あとメロディーの作りとか、日本人の感性が出て来る。それは日本語でしか受け止められない。どうあがいても日本人は日本人。しかし、それこそが宝だ。この曲が受け入れられてるのは、他の曲がいいからに過ぎない。英米に媚びる他の世界の歌でしかない。日本語で売れたのだし、日本語で通すべきだろう。

しかし、まあ、五月蝿い事を言ってもしょうがない。何をやっても許される人はいるし、胡散臭く見られる人はいる。舛添とか鳥越とか(笑)。この3人は誰も否定はできないだろう。

ところで、このコンサートで東京のライブ・ビューイング会場と繋がってたのは周知だろうけど、The One の演奏中にも映像が出てたのは知られてないかもしれない。
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勝手にキャプっていいのかどうかは知らないが。多分ダメだろうけど、まあ、販促をやってるわけで許して欲しい。

各国から来た人たちが国旗を掲げるシーンもある。
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前にも書いたが、お互い別の国に住み、お互いを尊重すればいいのだ。共生とか無用のもの。

最後のRoRもとてもいい。演出を含めればベストかも。
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megitsuneで、ドラムの青山さんが、三人と同じように首を振ってるシーン2景
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あの有名な(?)イギリスの女性二人組のファン、エマジェスかな。YAVAより
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もう一つ青山さんネタ。一緒に歌う青山さjん
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とにかく、最後までスーの声は衰えず、ずっと高域を出してるからね。途中のコールとか、See You とかはF#を出してるし。なんだか化け物レベル。3人も最後まで笑顔を絶やさず、すごく嬉しそうにしている。とりわけスーがそう。まあ、満足出来るコンサートではある。

カロリーが高すぎて、一度に何分も聞けない(笑)。止めてても、なぜか聞こえて来たりして(笑)。以前ベビメタを聞き始めたころ、しょっちゅう起こってたことだった。ほんとに耳の中から小さな音で聞こえてくる。こういうのが幻聴なのかな(笑)。

続く
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テーマ : 女性アーティスト
ジャンル : 音楽

昇仙峡の紅葉

諏訪であまり紅葉が見られなかったので、リターンマッチで山梨に行ってきた。ある程度は紅葉があって、まあ良かった。快晴だったし。
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やっぱり青空でないと面白くない。
Because the sky is blue,it makes me cry,

仙娥滝(せんがたき
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覚円峰(かくえんぼう
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テーマ : 季節の風景
ジャンル : 写真

トランプ勝利・・・冷戦崩壊に匹敵する画期の年となった

戦後の東側世界を支配してきた共産主義は、ベルリンの壁と共に崩壊した。今度は、西側世界を支配してきたリベラリズムが消滅し始めた。イギリスのEU離脱と共にそのはっきりとした現れだろう。実に結構な事だ。これが結論(笑)。まだ残存部隊はいるし、死んだことに気づいてない共産主義者もいるが(笑)。

今回の事態は、イギリスのEU離脱以上に深刻である。1つは、メディアの方向性と結果があまりにもかけ離れてる事。アメリカの主要メディアの殆どがクリントンを支持してトランプ攻撃を行い、3回あった討論会では全てトランプが負け判定を食らったというのに、トランプが勝ってしまった。そのずれ具合がイギリスのケースや日本のサヨクメディア支配と比べても(笑)、大きすぎる。メディアによる世論支配の終焉があまりにも明白となった。それの主因はもちろんネットの発達だろう。また、それは既成組織による支配が崩れ始めた事の現れかもしれない。東欧諸国で支配層の共産党が破れたのと状況としては似てる。

もう一つは、これほどあからさまな反リベラリズムの主張を大衆が支持した事。今までは口に出すことさえ憚られるような事を平気でいって、それが支持された。これはまさに世界的な潮流である。フランスの国民戦線やイギリスの独立党が支持を伸ばしてるのと軌を一にしている。この点で日本は遅れているが(笑)、安倍内閣が、メデアの執拗な攻撃にあっても、大して支持率を落としていないことにも現れてるだろう。

(2017/1/4追記)
※ 仏紙パリジャン、今後は世論調査は利用しないと発表(笑) → 魚拓
去年の選挙前の世論調査とその投票結果がまるで外れたらしい。要するに質問に対する回答と実際の投票行動が違ったって事。これは十分理解出来る(笑)。ポリティカルコレクトネス的に正しいと思われる答えと本心が違う時に、表面だけ合わせて答える回答者が多かったんだろう。これは実際、電話などでの回答がどこかの集団に漏らされてなんらかの影響を受ける事がなくはないわけだろうし。この電話番号の人はこういう偏向した考えを持っているとか知られる可能性がある。あいつは極右だとか(笑)。、メディアに出る建前的な議論が一般庶民の本音から遊離している確かな証拠だ。明確な亀裂が出来つつある。
(追記終わり)

あるいは、フィリピンのドゥテルテ大統領による麻薬組織への有無を言わせない抹殺政策もその流れといえるかもしれない。長らく検事をやってきての結果の判断なんだろう。西欧流の人権思想、法定主義、裁判制度など、マフィアをのさばらせるだけなのだ。スキをつかれて一般市民が犠牲になっていくだけ。その良い例が中南米だ。もう手がつけられない状態にまで巨大化している。そして毎日のように市民や警官が殺戮されている。そうなるまえに、人権屋など無視して抹殺すれば良かったのだ。民度の低い所にお上品な制度などを持ち込んだのが間違いの元。あのような「近代的」制度は普遍的で絶対に正しいと当事者たちには思われてるが、そうではない。ごく特殊な発達した社会でしか通用しないものなのだ。共産主義同様のイデオロギー信仰に過ぎない。

かつてペルーのフジモリ大統領が強圧的に左翼ゲリラを壊滅させた事があったが、それに対しても違法なやりかただといって、この手の人権屋が批難して罪人にしてしまった。かつてのゲリラのセンデロ・ルミノソとか、もう名前は聞かなくなったから、壊滅策は成功したのだろうけど。こうやって社会の安定に寄与した人間が牢獄に入れられ、不安定化を助けた側が「人権派でござい」と大きな顔をして居残ってる。この手の人権屋は確かにその社会では優秀だったんだろう。そして自分らが欧州などで学んだ思想が正しいとしか思えないのだろう。しかし、それは中南米の実態には合っていないのだ。九条信仰とよく似てる。これが理想だ、これが正しいんだと信じても現実的な効力はまるでない。理念を有難がり、現実を無視する理想主義は廃されなければならない。それは病気なのだ、共産主義と同様。自分を「進歩した」人間だと思いたがる病気。どんなイデオロギーも生物のDNAには勝てないのだ。もう発見以来50年以上たったのに、まだ理解できない人たちがいる。「多文化共生というまやかし」参照。むしろ、共産国家の崩壊以降、リベラリストはここが最後の砦だと言わんばかりに各地で抵抗している。

※ リベラリズムについて

これは色んな意味合いがあるようだが、ここで言っているのは、自由・平等などの社会的公正を過度に重視して、それを自国政府や国民のみならず、他国や世界にも要求するような姿勢を指している。反差別(人種、性、階級他)、反独裁、反貧困、移動の自由、移民難民の受け入れなどを原理主義的に主張する姿勢である。一言で言えば、EUの理念。結果として、ポリティカル・コレクトネスの強要、言葉狩りの横行、アファーマティブ・アクション制度、同性婚などを生む。

まあ、こういう思想自体が悪いと言わないが、行き過ぎてる状況だと思う。欧米ではこういった考えに反対すると社会的に抹殺されるので、口に出せないとか。そのために選挙予想のアンケートでも正確な集計が出来ず、隠れトランプ派が大勢出たために、予測が狂ったらしい。あるいはイギリスの地方で、ムスリムにより現地少女への集団的な強姦事件があって、1000人規模の被害者が出たにも拘らず、難民批難とみられる事を恐れて隠してたりとか。

※ グローバリズムについて

これは本来は企業の世界的展開、金融や市場の世界化を指していたわけだが、最近は移民難民問題をもこれに含める傾向があるようだ。それは違うと思うのだが。企業の展開などだけなら、政治的に中立であって価値観を含むものではないと思うが、移民難民の容認までいれると話がずれる。ただ一方で、企業のグローバル化によって格差が大きくなり貧困層が増えるという傾向はあるようで、今回のトランプの勝利も反グローバリズムによるものと捉える人もいるようだ。そういう側面は確かにあるだろう。しかし、ここ数年に爆発した移民難民問題をグローバリズムに含めるのは、実態として合わないと思うのだが。グローバリズムには植民地時代をも含めることもあるし。

移民難民問題は、アラブの春など、この数年の中東、北アフリカの情勢の流動化と、EU側の受け入れ姿勢によって起きたものだろう。そして、ネットの発達で各地の情報が得やすくなってそれが加速された。それに、パキスタンやソマリア、アルバニアなどの国民まで紛れ込んで混乱を増大させている。しかも、中東北アフリカの情勢悪化はまさに、欧米のリベラリストが促したことなのだ。アラブの春とか言って、フセイン、カダフィを倒しアサドを弱体化させて難民を何百万も出してしまった。そしてそれが欧州に殺到して大混乱となった。まあ、欧州のリベラリストの自業自得ではあるが。


※ クリント・イーストウッド 

彼はトランプを以前から支持していたらしい。8月の時点での発言。→ ハフィントンポスト

>彼は自分の正直な気持ちを言っているだけだ
>.内心ではみんなポリティカルコレクトネスに媚びるのはうんざりしているんだ。俺たちは今、お世辞だらけの時代に生きている。


有名人の発言だから取り上げたのではない(笑)。私は、スター、芸能人、有名人などの種類の人達の中で、クリント・イーストウッドだけは信用している。理由は『父親たちの星条旗』という映画を作った人だから。

この映画は、あの激戦地硫黄島での戦いを描いたものだが、同時に2本の映画を作った。日本側の視点から描いた『硫黄島からの手紙』と、アメリカ側視点のこれ。「手紙」の方は、割りと普通の映画。日本への配慮が過ぎたかな、という印象も受ける。もちろんあの状況でほとんど全員玉砕し、日本軍以上の死傷者を敵にもたらした日本軍兵士の戦いは忘れてはいけないが。

しかし、「星条旗」の方はちょっと常軌を逸しているのだ。あの米軍の英雄的な戦い、米軍のプライドとでもいうべき勝利をネタにして、クリント・イーストウッドは、アメリカという国や社会の虚飾や恥部をえぐりだした。そこまでやっていいのか、というぐらいにやっている。ベトナム戦争などで、米軍の暗部を描いた映画はあるだろう。だが、それは予め一定の支持を得られるのは分かって作ってることなのだ。当時から批判はあったわけだし。そういう風潮におもねったとも言える。しかし、アメリカの栄光の勝利であったはずの戦いを元にしてそういう風に描いた映画はあったのだろうか。おそらくないと思う。それをやったというのが、普通じゃない(笑)。ちょっとイカれてる。しかし、彼は正直なひとなのだろう。

実際にあの映画で描かれた面はあったのだろう。そうでないと作る意味がない。彼の立場で作るはずはない。
彼は自分の正直な気持ちを言っているだけだ、この映画で。
言動が一致している。それにしてもよく作ったものだ。かれぐらいの立場じゃないと作れないだろう。しかし、また、彼のような立場になったら、わざわざああいうものは作らないだろう。そこが不思議なところだ。

ただ、まあ、スペクタクル的な面を含め映画的な面白みはないかもしれない。
それを含めて、『グラン・トリノ』は傑作である。しかも、異人種、異文化への嫌悪と反感、摩擦からストーリーに入るという今回の事例にまさにあてはまる映画である。これは具体的な事は書かない事にする。見てない人は事前の知識なしにみるべきだろう。よくこんな脚本を作ったものだと感嘆させられる。

そしてあの、『許されざる者』。これは普通西部劇と言われているが、そうではないと思う。描かれてる事象は確かにそうだ。しかし、実際は幻想的な物語なのだ。リアリズムは追求されていない。アメリカの歴史のイメージの断片を幾つか寄せ集めたモンタージュのような映画。登場人物や事件、場所は、想像の世界のものである。だから、それはある意味で『ラスト・サムライ』に似ている。違いは、ラスト・サムライが、外国から見た日本のイメージのモンタージュであるのに対し(サムライ、忍者、桜、西洋化など)、許されざる者は、同国人が持つ自分らのイメージのモンタージュであるという点。かれは自分の来歴をまとめたのだろうと思う。まあ、何を言っているのか伝わらないとjは思うが(笑)。ただの妄想であるという事で構わないけど。私も、ただ単に正直に書いてるだけだ(笑)。一度しか見てないから、上手く言葉になってないのは確かだが。しかし、あれを北海道に移植して作るとか、馬鹿げてるとしか思えない。見てはいないが。





続く、

テーマ : アメリカ大統領選挙戦
ジャンル : 政治・経済

BABYMETAL、阪大学生のカバー

最近カバーのページばかりだが(笑)、これはなかなかのもの。演奏、ボーカル、ダンス、全てやったものでは最高レベルでのカバーだろう。






最後の、いじめダーメのところのDがちゃんと実声ででてるのか凄い。スーも出ていない事があったのだが。観客が真剣に聞いてるのがなんだか笑える。


気合が入ってるねえ。よくここまでやれたもんだ。しかし、Now is the time のところのE♭は出なかったのね。しょうがない。それを実声で出せる歌手なんてそうはいない。裏声に逃げなかっただけ潔い。スーメタルも、「悪夢の輪舞曲」のその音がある部分は、テープ録音でやっていた。今ではそれより上も出てるが。この人もボイストレーニングを受けたらいいと思う。どんな人なのか知らないが。





ボーカルは相当なもん。まあ、これが”人類”のできる最高レベルかもね(笑)。高域もかなり出てるが、しかし無理なのだ。スーの突き抜ける声には及ばない。ほんとに可哀想だと思うけど。ダンスも演奏もアマチュアとしてはベストだろうけど。プロでもできるかどうかは知らないが。


ところで、これはファンカムJじゃないみたいだけどなんなんだろう。

もう、ボーカルもダンスも演奏も最高レベルに達してると思う。世界に出て行ってほしい。間近に見るのは諦めた(笑)。
阪大のカバーでも見に行くか(笑)。


テーマ : 音楽を楽しもう!
ジャンル : 音楽

『丸刈りにされた女たち』(藤森晶子著)・・・「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る


戦後のフランスでロバート・キャパが撮った有名な写真がある。
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占領下でドイツ兵と親密になった女性が、戦後復讐心に燃えるフランス人によって、丸刈りにされ見せしめに通りを歩かされてる情景である。前を歩いている老人は父親だろう。これはシャルトルという都市で行われたものだが、フランス全土で何万もの女性がこうされたらしい。自分にとってこれは今まで見た中で最もショッキングな写真だった。
以前、別のページでも取り上げてる。そこでパリと書いたが、実はその前の街だったらしい。

ダウンロード (7)この本はこういった女性の何人かを突き止め、戦後の生活について書いたものである。まだ全然読んでないが、この女性の名前は、シモーヌ・トゥゾーと言うらしい。当時23歳、子供は生後3ヶ月。その後、シモーヌの家族は対ドイツ協力、密告の罪で逮捕され裁判にかけられた。家族の中でシモーヌだけ、公民権停止の刑を受ける。そして裁判後一家で他の町に引っ越した。子供の実父は東部戦線で戦死、シモーヌは再婚して子供二人を作るが離婚し、45歳で死亡した。アルコール依存症に掛かっていたとか。抱いてる赤ん坊は、今も生存しているが、取材は拒否しているらしい。すでに70歳を超えてる計算になる。

この写真、あるいはこういう事態に対して、どう考えればいいのか、整理が付かない。これが特殊例ではない以上、白人の文化に内包サれているものなのだろう。日本においてはこういった状況は起きていない。戦後、米軍駐留の時代に「パンパン」と呼ばれた女性達がいた。それなりに嫌悪されただろうけど、晒し者にはされていない。身の上を隠して生きていけだだろう。あるいは正式に妻になって米国に行ったり。

欧州のナチ嫌いは徹底している。それはつい最近の某アイドルグループの事件にも現れた(笑)。しかし、それにも疑念がある。ほんとにそんなにナチって悪かったのかね? 共産主義者による被害の方が圧倒的に多いのだが。2ケタばかり違う。ま、被害を受けたのは主にスラブ人、アジア人だから、西欧人にとっちゃどうでもいいんだろうけど。それは分かるが(笑)、しかし、国内サヨクまで一緒になってヒトラーだナチだって喚くのはどうかしてるだろう。アジア人はヒトラーの被害は殆ど受けていない。本当の敵は共産国だ(笑)。白人目線、白人様信仰のサヨクらしい面ではあるが。まあ、それは別として、欧米は自分らの悪行を全部ナチに押し付けてるのではないのかね? ユダヤ人差別は全欧州において行われていたのだ。それが悪いとは言わない。ユダヤ人側にもなんらかの問題があっただろうし。しかし全部ナチに押し付けて知らんぷりをしているのではないのかね? それが裏にあるから、ナチ攻撃が激しくなっているのではないのかね? ナチへの評価見直しなどは、それ自体が犯罪だとか。何が言論表現の自由なんだか。

まだろくに読んでもいないが、ポイントを上げてみると、

1.フランスが敗れた事
2.勝者がナチだったこと
3.勝者側と敗者側とで、個人的な関係が出来たこと
4.戦後、そういった関係者が晒し者になったこと
5.これを撮ったキャパの視点、意識


とかだろうか。
1や3はごくありふれたことである。問題は多分、2と4だろう。ここで何かねじれてくる。

5について先に書けば、これは素晴らしい視点であるだろう。状況がつかめるベストな位置取りであり素晴らしい構図だ。しかも対象は移動しているのだ。うまく収めたものだ。この時点ではズームレンズは実用化されてないから、動いて構図を決めないといけない。上手く出来たものだ。周囲の群衆の表情が多数入っている。誰もがあざ笑ってる。子供たちはよく飲み込めない様子だが。こういった写真によって、他国、他文化ってものが理解出来る。といってもこれの理解は難しいが(笑)。凱旋パレードの写真などより遥かにマシだ。またもう一つはこの時のキャパの意識である。決して群衆と同調しているのではないだろう。ハンガリー出身で、フランス国民でもないし。この写真での本当の被写体は、この女性というよりは、あざ笑う群衆であっただろう。

日本人は人間関係への依存の割合が非常に大きい、だから、これほどまでに人をあざ笑う事はできない。どこかで押さえてしまう。それが彼らの文化との違いではないだろうか。ここまでやられたら日本人だと耐えられない。だから、そこまではしない。それが理解を妨げている理由ではないだろうか。おそらくはこの女性も傷付いただろうけど、日本人が想像してるのとは違うのかもしれない。こんな状況でも赤ん坊への愛情や、父親の威厳の保持は変らない。神との結びつきが最上位に来る社会だからかもしれないが。

映像も色々あるんだな、→ ページ






続く

テーマ : 歴史関係書籍覚書
ジャンル : 本・雑誌

諏訪の秋

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諏訪大社などに行ってきた。本当は、諏訪の紅葉、というタイトルにしたかったのだが、空振りで紅葉は殆ど撮れなかったのでタイトル変更(笑)。今年は紅葉はダメっぽい。


桜や紅葉の撮影に行っても、タイミングの問題と天候の問題があって、なかなか上手くいかない。両方うまく行くことはほとんどない。以前、長野県のしだれ桜を撮りに行ったら、満開なのはいいのだが、非常に明るい曇り。とにかく雲が光ってるような曇りで、ハレーションは起こるし最悪だった。まあ、今回は諏訪大社への初訪問ができただけでもいいが。


今まで出雲大社、伊勢神宮、熱田神宮などには行ったのだが、諏訪大社はなかった。こういう所に高位の神社があるというのも不思議なものだ。神話の裏付けは多分後付けで、何か歴史的な背景があるのだろうけど。

まずは、全体の概略。こちらより地図を拝借











北参道から入ると大きな鳥居が。
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鳥居の中央に見えるのが、一の御柱。もう753のシーズンが始まっていて、着飾った子供が。

石段を登って塀重門へ
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内側に入って参拝所から幣拝殿を望む。ここからは祈祷を受ける人以外は入れない。
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かなり綺麗な建物
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東側の御柱進入門から、布橋門。左側には絵馬堂、右側にはニの御柱とケヤキの木。
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同じく
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布橋左側、宝殿など
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神楽堂の大太鼓
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☆ 長円寺
紅葉寺と言われても数本のみ(笑)

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百体観音というのが、中々の風情ではあった。中部四十九霊場の1つらしい。
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テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

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