ヴォルフ歌曲集2より ミケランジェロの詩による3つの歌曲 私はしばしば思う・・・Wohl denk'ich oft この世に生を享けたものはすべてほろびる・・・Alles endet, was entstehet 私の魂は感じ得ようか・・・Fuhlt meine seele
以上で歌曲集2は終わり。しかし、最後の辺りは全然面白くなかったな。記譜法も意味がわからないし。 この第2集は前半はいいのだがなあ。 復習で、 君を愛するあまり随分と時間を無駄にしてしまった-Wie viele zeit verlor ich,dich zu lieben! さあ、歩くのだよ、マリア-nun wandre,Maria
アメリカでは黒人差別は60年代まで続いた。制度的な差別があった。公民権から、交通機関の座席とか、通学に至るまで。 上の写真は、57年、ノースカロライナのシャーロットにある、ハリーハーディングという白人の高校に編入を認められた黒人少女Dorothy Countsを取り囲み罵倒する群衆。登校に反対するために、1千人も集まったとか。当時の知事は人気取りの為に、州兵を派遣して入れないようにしたらしい。それに対して当時のアイゼンハワー大統領が連邦軍を派遣、護衛して通学させた。左後方に兵士の姿が見える。しかし、石やゴミを投げつけられ、教師にも無視されて4日後退学、他校に移った。 のちに他の州で大学に入り、育児介護の専門家となった。2010年、当時の群衆から公的な謝罪を受け、また高校も図書館に彼女の名前を付けた。まだ生存してるらしい。→ 50年後母校を訪れた時のことなど。 またこの写真を撮った写真家、Douglas Martinは"1957 World Press Photo of the Year". を受賞した。 こういった事を背景として欧米の人種差別撤廃の法制度は出来た。日本とは違う。