声楽レッスンの記録、チマーラ歌曲集(3)

涼しくなったので再開。寒いぐらいの日もあるな。

「チマーラ歌曲集」(全音出版)

Scherzo(冗談)・・・・半音階が多いが、洒落た感じの歌いやすい曲。
Ficca la neve(雪が降ります)・・・チマーラでは一番有名な曲のようだ。前に一度やってる。リズムがやや難。
        3拍を4連符で歌うのが頻繁に出てくる。まあ、適当にやり過ごすしか出来ないな(笑)。
Stornello(ストルネッロ)・・・・ストルネッロというのは、恋愛を歌う民謡の種類らしい。かなり綺麗な曲。
Tornan le stelle(星星は再び)・・・・これも歌いやすい綺麗な曲。

アーリーンオジェのストルネッロ

綺麗なリリックソプラノ

サザーランドのストルネッロ

さすがに上手いもんです。


雪が降ります



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声楽レッスンの記録、チマーラ歌曲集(2)

「チマーラ歌曲集」(全音出版)
前回の復習
Nostalgia(郷愁)・・・かなり綺麗
Mattinata(朝の歌)・・良いんだけど難しい。

チマーラは一見易しそうなんだけど、リズムが絡み合ってかなり大変。短い曲の中で何度も転調したり、拍子が変わる。三拍子が多く、それと二拍子、四拍子が絡むのでわからなくなる。3拍を4連符で歌うとかもう、適当にしかできない。

La serenata(セレナータ)・・・これのどこがセレナータやねん!て何故か大阪弁が出そうな曲。
      曲想も突然変わるし、難しいし、数回歌って、止めましょうか、って事に。
Paranzelle(トロール船)・・・前の曲とは逆に易しすぎて意味不明な曲。地中海に浮かぶ船の静かな様なのかなあ。
A una rosa(一つのバラに)・・・これは歌いやす上になかなかいい曲。しかしyoutubeにはないな。
      このひとは3拍子が好きだなあ。欧州系は割りと多いが。馬の走るリズムから来たという説も。
Maggiolata(マッジョラータ、5月の花祭りの歌)・・・超ムズでこれも放棄。

4:40からNostalgia


マッジョラータ

こんなのは歌えない。聞いてる分には面白いが。

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声楽レッスンの記録、チマーラ歌曲集(1)

「50 Art Songs」は一旦お休みで、今回からは、チマーラ、Pietro Cimara(イタリア人、1887年 - 1967年)の歌曲集をしばらくやる事に。あまり知られてないし、私自身ほとんど知らなかったが、色んな歌手が歌っている。また指揮者としても活躍した人らしい。ニューヨークMetの指揮者を30年ほど務めたとか。

Adorazione(熱愛)・・・・繊細な曲。今ひとつインパクトはないが。
Nostalgia(郷愁)・・・かなり綺麗な曲。AB形式というのか、後のBの部分での転調や曲想の変化が面白い。
Stella chiare(輝く星星)・・・・やや難しい。臨時記号が多く、調性がはっきりしない。
Mattinata(朝の歌)・・・かなり好みの曲。歌ってて面白いし曲想もいい。リズムが難しいが。3連符、4連符、2連符が入り交じる。

Nostalgia


同P独奏編曲版


Mattinata

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声楽レッスンの記録、「50 ART SONGS」・・・(7)

”50 Art Songs" from the modern repertoire,representing composers of fifteen nationalities より

L'Invitation au voyage(Henri Duparc)・・・「旅への誘い」。前回の復習だが、これは名曲。その内、デュパルクの曲集をやろうと先生と話す。デュパルクは作曲しても気に入らないと破棄したために、残ってる歌曲は17曲しかないらしい。他の人が聞いたらまた違った評価も出たろうにもったいない。この本の調性だと高いので、もっと低そうなのを注文。まあとにかく難しいのだが、少し低くなればなんとかなるかもしれない。

L'Esclave(Eduald Lalo)・・・「囚われの乙女」。日本人好みのメロディーで中々よい。ラロなんて、スペイン交響曲しか知らなかったけど。知らない曲は色々あるもんだ。

J'ai pleure en reve(George Hue)・・・「夢見る人」。これも熱情的でなかなかいい。ジョルジュ・ユーという作曲家。記憶に無かったが。1858年生まれのフランスの作曲家。あの有名なローマ大賞を勝ち取ったひとらしい。オペラや合唱曲を主に作ったようだ。

L'Heure exquise(Reymond(Hahn)・・・「魅惑の時」。平明で綺麗ではあるのだが、先生に「あなたには合わない曲ですね」って言われた(笑)。まったく同感。アーンという作曲家は、1875年ベネズエラ生まれ。後にパリに移住して、子供の頃から作曲してたらしい。

Fiocca la neve(Pietro Cimara)・・・「雪は降る」。これも分かりやすい。チマーラは1887年生まれのイタリアの作曲家。次回から、一旦「50 art songs」を中断して、この人の歌集をやる予定。

あの伝説の歌手、サザーランドが歌う、ラロ。オペラ以外も歌ってのか。


前半は、夢のあとに。2:50から夢見る人。

何かに似てるとずっと思ってたのだが、ヴォルフの、「夜」に少し似てる。→ youtube

魅惑の時


雪は降る


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声楽レッスンの記録、「50 ART SONGS」・・・(6)

”50 Art Songs" from the modern repertoire,representing composers of fifteen nationalities より

Apres un reve(Gabriel Faure)・・・「夢のあとに」。ま、これはちょっと難しいな。とりわけ三連符の扱いが。前の音からスラーやタイでつながってるケースが多いんだが、それが場所によっていちいち違う。三連符がニ連符になってるところもあるし。発音もちょっと難しい。ニ短調だときついので、ハ短調のでやってもらってなんとか歌える音域。

En priere(Gabriel Faure).・・・「祈りを込めて」。簡明なのはいいが、あまりおもしろくない。

Aurore(Gabriel Faure)・・・「夜明け」。中々綺麗な曲。

Extase(Henri Duparc)・・・「恍惚」。難しすぎ。調性不明確だし。デュパルクは初めて。

L'Invitation au voyage(Henri Duparc)・・・「旅への誘い」。綺麗なんだが、変拍子が面倒。後半はやはり言葉の意味を理解した上でないと分からなくなる。

「夜明け」


「旅への誘い」


同、スゼーで


これも綺麗(笑)。何だかはまりそうな曲。

ピアノ伴奏もいいなあ。François Kerdoncuff って人らしいが。
楽譜にある英語訳(英語歌詞)と、それに該当する日本語訳(阿部良雄訳「ボードレール全詩集『悪の華』」、ちくま文庫)。勿論、歌唱はフランス語だし、歌詞と翻訳とではかなり違って来るのはしょうがいないが。

(上記演奏で、7秒)
Come,my comrade fair
Build a caslte in the air
we'll go and live there together

わが子よ、わが妹よ
思っても見よ、その快さ
彼処に往き、二人してくらす日の!

(25秒)
In love and at ease,As long as we please,
Where there's only pleasant weather.

心まかせに愛し合い,愛し合って、死のうもの
きみにさも似た、かの国に往き!

(45秒)
the bright sun on high in a show'ry sky,
Where winds seem tenderly list'ning,
Has a melting guise like thy gleaming eyes,
With tears upon their lashes glist'ning,

この曇った空に照る、うるんだ太陽が、
私の精神(こころ)にはたらきかけるその魅力、
それがいとも不思議に、
裏切りもののきみの眼の、
涙にぬれつつ、輝くにさながら。

(1分23秒)
There,all is calm,all is bright,
Dreaming,longing,wake in delight!

彼処では、すべてがただ秩序(ととのい)と美しさ、
奢侈(おごり)、静けさ、そして逸楽

(第二連省略)

(2分2秒)
See harbored,at rest,
in sleep of the blest,Vagabonds of ev'ry ocean!

見たまえ、あの運河の上に眠るあれらの船、
漂泊(さすらい)の思いを込めて、眠る船。

(2分20秒)
Gladly would they roam,to bring treasure home
They sail far with stately motion,

きみの望みは、ささやかなりと
見過ごさず、充たすため、
船たちは、世界の涯からやって来る

(2分40秒)
As the sun goes down,It colrs the the town
And the ships in light of story,Hyacinth and gold
this dream world enfold,
Beneath a banner of glory

-入船の光は、
野や畑を、運河を、
そして都会の隅々を、金色と、
赤紫に、染めなす。
世界は眠り込む、
あたたかい光につつまれて。

(3分22秒)
There,all is calm,all is bright,
Dreaming,longing,wake in delight!

彼処では、全てがただ秩序と美しさ、
奢侈(おごり)、静けさ、そして逸楽



ホセファンダム

ピアニストは、Maciej Pikulski 

カウフマン


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声楽レッスンの記録、「50 ART SONGS」・・・(5)

”50 Art Songs" from the modern repertoire,representing composers of fifteen nationalities より

C'est l'extase langoureuse (Claude Debussy)・・・「やるせなきエクスタシー」 、難し過ぎて挫折(笑)。
                     とにかく難しい。曲想はいいのだが。歌詞が付かないレベル。
Il pleure dans mon coeur(Claude Debussy)・・・「巷に雨の降るごとく」。多少は易しいのだが、やはり大変。
                     芸術的にはかなり良さそうだけど、やはり、ドビュッシーは難儀だなあ。
D'Anne jounant de l'espinette(Maurice Ravel)・・・「エスピネットを弾くアンヌのこと」。微妙。
                     分かるようなわからんような。
Chanson espagnole(Maurice Ravel)・・・「スペインの歌」。これは実に分かりやすく、しかも歌いやすい歌。
                     しかし、全然自分には合わない(笑)。いいんだけどね。
Apres un reve(Gabriel Faure)・・・「夢のあとに」。さすがに名曲。有無を言わさない。評価できない(笑)。
                    フォーレは以前、一通りやってたけど、非常に歌いやすい。

スペインの歌


クレスパンの「夢のあとに」。絶品ですね。



☆ ドビュッシーの歌曲について

たったの2曲歌っただけで言うのも何だけど、とりあえず、今の印象。

C'est l'extase langoureuse (Claude Debussy)・・・「やるせなきエクスタシー」 → youtube
Il pleure dans Mon coeur(Claude Debussy)・・・「巷に雨の降るごとく」 → youtube

音の動き自体は想定の範囲内だし、リズムが特殊というわけでもない。しかし、メロディーのかたまりが掴めない。形を認識できないというのか。1、2小節程度の固まりは認識できるが、その先に飛躍がある。なぜそこに行くのかが分からない。動いて行く先が常にと言っていいくらい、予測を外している。なぜそのメロディーにしたのか、どこを面白いと思ったのか。言葉を重視したという事なのかもしれないが、それにしても理解の外、beyond my comprehension。

ラベルはその点何を面白がってるのか分かる気がする。政治家で言うと、麻生さんのような(笑)。心の中と外面が一致しているというのか。フォーレは全体として非常にまとまってて、破綻がない。無さ過ぎる気もするが。ある境界から一歩もでないと決めてるかのような。ドビュッシーは形の分からない雲のような。ついでにいうとヴォルフは多重人格者みたいな(笑)。綺麗な曲はものすごく綺麗、しかし全く意味不明な曲がそれの何倍もある。ときには何も感じさせない平板な曲も。シューマンにも似たような面を感じる。まあ、この二人は似たような場所で亡くなったらしいが

ドビュッシーに戻ると、ヘンドリックスの歌は最低限は抑えてるとは思う。しかし、それ以上のものがない。多分、突き詰めるのは難しいのだろう。そもそもイミフな曲だし。アメリンクのよりはいいと思うし。説得力はないと思うが。しかし、ベロフは分かって弾いてるとしか思えない。確信を持って弾いてる。強弱の付け方で感じる。それがどこから来るかは分からないが。

ドビュッシーほどに謎を感じる作曲家はいない。ヴォルフは理解できない理由も分かる。変な言い方ではあるが、ああ、ああいう人ね、みたいな言い方で済ませられる。しかし、ドビュッシーはそれさえできない。

続く


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声楽レッスンの記録、「50 ART SONGS」・・・(4)

半年前の復習
A Memory (Rudolph Ganz)・・・「思い出」
At the well (Richard Hageman) ・・・「泉で」。
Waiting (Carl Deis)・・・「春を待って」
Sea-Shell (Carl Engel)・・・「貝殻」 、これは綺麗。
The sleep that flits on baby's eyes (John Alden Carpenter)・・・「赤ちゃんの目にまとわりつく眠り」、これも。
A Memory (Rudolph Ganz)・・・「思い出」
C'est l'extase langoureuse (Claude Debussy)・・・「やるせなきエクスタシー」 、難しい。
Il pleure dans Mon coeur(Claude Debussy)・・・「巷に雨の降るごとく」。かの有名なベルレーヌの詩。これも難しい。

「やるせなきエクスタシー」 

バーバラ・ヘンドリックスとミシェル・ベロフの演奏が気に入ったので、HMVに注文したのだが、半年たっても来ない。時折、まだ見つかりませんといったメールが来る。生産元にもないのかしらん。時折こういう事がある。
で、今アマゾンを見たら中古品が1円で販売していたので(笑)、注文。送料入れて351円。もっと早く気づけばよかった。

ベロフの断固とした(というと変かもだけど)、断定的な弾き方がいい。曖昧さを許さない意志的な表現が素晴らしい。逆にヘンドリックスの歌唱は、フランスの雰囲気を感じさせる。柔らかな語りかけるような歌い方。高域が綺麗だなあ。ずっと聞いていたい声。

巷に雨の降るごとく


堀口大学訳

Il pleure dans mon coeur    
Comme il pleut sur la ville;   
Quelle est cette langueur
Qui pénètre mon coeur?

巷に雨の降るごとく
われの心に涙ふる。
かくも心ににじみ入る
この悲しみは何やらん?

O buit doux de pluie
Par terre et sur les toits!
Pour un ceour qui s'ennuie
O le chant de la pluie!

やるせなき心のために
おお、雨の歌よ!
やさしき雨の響きは
地上にも屋上にも!

Il pleure sans raison
Dans mon ceour qui s'éoeure.
Quoi! nulle trahison?...
Mon deuil est sans raison.

消えも入りなん心の奥に
ゆえなきに雨は涙す。
何事ぞ! 裏切りもなきにあらずや?
この喪そのゆえの知られず。

C'est bien la pire peine
De ne savoir pourquoi
Sans amour et sans haine
Mon ceour a tant de peine!
 
ゆえしれぬかなしみぞ
げにこよなくも堪えがたし。
恋もなく恨みもなきに
わが心かくもかなし。 




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声楽レッスンの記録ーヴォルフとラ・ボエーム

プッチーニ「ラ・ボエーム」から二重唱
 もうミミは帰って来ない-O Mimì, tu più non torni
・・・やっと歌詞が付くようになってきた。

ヴォルフ歌曲集2より
 君を愛するあまり随分と時間を無駄にしてしまった-Wie viele zeit verlor ich,dich zu lieben・・・綺麗な曲だなあ。







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声楽レッスンの記録、「50 ART SONGS」・・・(3)

「50 ART SONGS」から現代アメリカの作曲家の曲
 Sea-Shell (Carl Engel)・・・「貝殻」 これも綺麗な曲。youtubeで検索するとやたらにバイオリン編曲が多い。
 By a lonely forest pathway (Charles T.griffes)・・・「寂しい森の小径の側で」 よく分からん曲。細かな音符で書かれると戸惑う。カウントできない(笑)
綺麗な曲の復習
 The sleep that flits on baby's eyes (John Alden Carpenter)・・・「赤ちゃんの目にまとわりつく眠り」
 A Memory (Rudolph Ganz)・・・「思い出」

「50 ART SONGS」から現代フランスの作曲家の曲
 C'est l'extase langoureuse (Claude Debussy)・・・「やるせなきエクスタシー」 ちゃんと歌えれば良さそうな曲だが、イメージが掴み辛い。

プッチーニ「ラ・ボエーム」から二重唱「もうミミは帰って来ない」・・・言葉がなかなか付かない。イタリアものはこれが難しい。

Sea-Shell


ドビュッシー

かなり有名な曲なのか。知らなかったけど。歌唱は素晴らしい。
ピアノの響きがやたらいいと思ったら、ミシェル・ベロフか。凄い組み合わせ。
ドビュッシーは中々理解し辛い面がある。言いたいことが何だか伝わらない。ラベルは明瞭なんだが。遠くにあって良くわからない。漢語で言うと、幽玄とでもいうのか。だからこれという好きな曲や演奏は特になかった。ベロフだと何か分かる気がする。パレナン四重奏団が演奏した四重奏曲も良かったが。

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声楽レッスンの記録、「50 ART SONGS」・・・(2)

「50 ART SONGS」から現代アメリカの作曲家の曲

A Memory (Rudolph Ganz)・・・「思い出」とでも訳すのか。かなり綺麗な曲。
At the well (Richard Hageman) ・・・「泉で」か。4分の5拍子で、♭6つ(変ト長調?)。5拍子がなかなか乗れない。良さそうな曲ではあるんだが。たった半音でも移調すれば普通の調性になるにに、こういうのに拘るってのはなぜなんだろう。
Waiting (Carl Deis)・・・「春を待って」かな。これもきれいなんだけど。

プッチーニ「ラ・ボエーム」から二重唱「もうミミは帰って来ない」・・・段々分かって来た気はするが。言葉と音符がなかなか一致しない。イタリアものの特徴ではあるが。

A Memory


At the well








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元のHPは"kifuruの長文系ページ"、http://kiyo-furu.com (政治詩文関係)と ”kifuruの写真音楽系ページ http://www.kiyo-furu.sakura.ne.jp/(写真音楽関係)に移転しています。

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