fc2ブログ

なぜ共産政権は邪悪なのか

前のページで出した映像の最後で、張文斌が述べてたように共産主義者は邪悪である。なぜ邪悪なのか。

根本的な理由は、かれらの理論が、人間の動物性に基づいていないからである。犬や猫に革命を説いても理解しない。人間の中にも、当然の事ながら動物的な部分があって、そこは無理なのだ。革命の理念通りには動けない。DNAによって決められた部分はあるし。しかし、そこを無理強いしようとしておかしくなる。

彼らによれば、人間は、何らかの理念によって生きている存在だ。下部構造で上部構造が決まるとか。下部構造を変える革命をやれば、人間のあり方がかわるらしい。彼らは人間てものすべてを知ってるつもりなのだ。18,19世紀の知見ではあるが、それがすべてなのだ。

もちろんそれらは、全てがキリスト教から出てきている。それ以外の出所の人間観などハナから知らない。人間はキリスト教からでてきたのだ。その彼らが想像する範囲内で、人間は変われる。その中に動物の感性など最初からない。人間はどうにでも変われるはずだ。変わらないのはそいつが悪い。革命の要求する事を理解できるはず、変われるはずと思ってる。

どうしても変わらないものを変えようとするとどうなるのか。攻勢を仕掛けてる側もその不可能性を理解していない。なんとかしようとしてリンチ他を仕掛ける事になる。そこに邪悪さ、残虐性が出てくる。そしてそれは個体では支えきれない。

多分だが、これを純粋に信じてやったのはポルポトだろうと思う。他はセクトの利益や独裁のためにやった。中国とかソ連とか。北朝鮮ははなから独裁志向だが。これは李朝以来のあの地域の特性。


☆一神教

大元は一神教である。そこが、獣と人間を分けた。神は、自分の姿に似せて、人間を作ったのだ。確かに、中東や欧州には、猿はいなかった。神の姿に似てると思われたのは、人間だけだった。

日ユ同祖論てのがあって、それなりに面白いのだが(笑)、Y遺伝子の話なんかで科学性を装いながら、「人は初めから人だった」なんて言う。言わざるを得ないのだ。それが彼らの引くわけにはいかない最低の一線だ。人は初めから人。それが、一神教信者とともに、マルクス主義者の最低のラインとなる。そこから、エデンの園の話とか、原始共産制なんてバカ話が出てくる。人はもちろん最初は動物、猿の一種だった。それが進化して人になった。この手の論者はそれは認めない。最初から人でないとすべての論理が崩れてしまう。

人間の歴史では、遡れば遡るほど、格差は広がる。むしろ、そいうった格差を利用したのが発達の歴史であっただろう。「民」という字は、目に何かを突き刺して見えなくした状態らしい。奴隷として利用したのが、そこに現れている。原始共産制なんてあるわけがない。動物がそんな生存のあり方を取るわけがない。最初の純粋な人間だったから出来たらしい(笑)。


※ Y染色体について

男性だけが受けつぐY遺伝子のハプログループの分類では、出現の古い順にアルファベットが与えられている。日本人特有なD遺伝子は他の遺伝子よりもかなり早い。A、Bは主にアフリカ、Cはオーストラリアなど。Eはアフリカや中東辺り。それらと同等に古いらしい。Eがユダヤ人特有というわけではない。ただ、先祖がDE遺伝子だということで、近い関係にあったことは事実らしい。






続く
スポンサーサイト



テーマ : 国防・軍事
ジャンル : 政治・経済

ポツンと一軒家、なぜ興味深いのか?

これは難しい。
かつての日本人の暮らしを思い出させるからか。うーむ。
そうとも言えん気が。私も田舎育ちだが、あんなではなかったなあ。

あるいは、人が生きて行く時の最小限のものを提示しているのか。
人は周辺の一定のものを所有して生きてきたのか。
田舎や都会ぐらしは、ある程度諦めてやっているのか。

都会では、ドアから出たらもう公共の場である。
おそらく田舎でもある程度はそうだろう。

これは、少なくとも稲作が始まってからそうであった。
お互い助け合ってやってきたのだ。もちろんポツンと生きてる人でも、ある程度はそれはある。
しかし、日常的には無いと考えていいだろう。

それでは縄文時代なのか^^;
しかし、彼らの生活自体は、稲作以降のものなのだ。

うーん、さっぱり分からんなあ。面白いに違いないのだが。

続く



テーマ : 日記
ジャンル : ブログ

「ネトウヨ」考(3)・・・日本の野党は既に死んでいる

日本にだけ、サヨクが残ったと書いたが、これは表向きの話である。
すでに、彼らは死んでいる。本人たちが死んでいるのを知らない。死んだのは、2017年10月あたりである。理由は以下の三点。

☆総選挙で候補者を出さない

このころ、選挙があるんで色々やってるんだなと思いながら、あまり気に掛けていなかった。で、あるとき聞いてたら、なんと当時の野党第一党の民進党が、候補者を一人も出さず、全員希望の党の候補者として立候補すると聞いて、あまりの異様さに驚いた。これほど驚いたことは、なかっただろう。少なくとも政治関係で。このブログの395から403辺りで書いている。野党第一党が出来たばかりの政党に乗っかる、というありえない状況であった。

まあ、狙いとしては、のちに民進党に戻れるようにするということなんだろうが、くだらない話である。この話を出したのは、多分小沢、それに前原が乗った。もうこんな事をするだけで、彼らに政治家の資格はない。ま、それ以前に小沢は数々の犯罪行為をやってはいるが。もう思い出すのお恥ずかしい話だ。こんな連中が政治家だって。は、あきれたもんだ。

☆謎のモリカケ騒ぎ

さらにこの頃から、例のモリカケ騒ぎが始まっていた。一体これはなんだったのか。私はさっぱり分からず、自分が馬鹿になったのかと思った。しかし、延々と議論だけが続き、2年近くやって終わった(らしい)。一体何だったのか。何に犯罪性があったのか。なんだか、お友達がどうしたとか言ってたが、お友達かどうかが犯罪や汚職の要件になることはないだろう。大体は金が動いたかどうかだ。しかも、問題にされた内の一人は、反安倍の勢力に担がれてるっていうのに。反安倍になるだけで、メディアの覚えがめでたい(笑)。この件でおかしいのは、問題を追求してた議員が、自信満々だったこと。なにか決定的に安倍政権を追い詰められると信じてたらしい。それが不思議なのだが。

☆枝野の保守本流宣言

当時、枝野がウチラが保守本流だと言っていた。これこそが、彼らがもはや野党ですらない、というはっきりした証拠である。要するに、攻撃の対象が見失われた、あるいは、体勢がどこを向いてるのか分からなくなっているのだ。空中に投げ出された状態。一体なんなのか、ってレベル。まあ、これも当然。もともとが、左翼ってのは、日本攻撃のためにのみ存在した。彼ら自身がそういう方向を信じたのだ。日本では、白人の言うことを絶対視する人たちがいる。しかし、その白人の勢力も共産主義諸国ももはや存在しない(東亜は除く)。今外国に目を向けても、仲間になってくれそうなのは、韓国ぐらい(笑)。まこれは笑い事じゃなくて、実際に野党系の韓国詣では盛んだ。共産党から鳩山まで(笑)。


野党は今後どうするのか。最近じゃ、八ッ場ダムや川の堤防の必要性が再確認されたり、あのデタラメ集団の嘘が暴かれている。とにかく、政権を任せてもどうしようもないのだ。菅直人なんかは、中国のトップとの対談で、ずっとメモを見て話してたし(笑)。なんなのよ、これ。まともにまかせることはできないのだ。日本人はよく見ている。見てないやつもいるが(笑)。まあ、見てるのが一定程度いればいいのだろうけど。


☆サヨクの「構造」

サヨクってのは、どんな人がなり、頭の中はどうなってるのか。まあ、こんなことは他者が分かることではない。あくまで想像の中のこととなる。
まず、日本のサヨクと諸外国のサヨクは違うのだろう、という気がする。多分違う。

以下日本サヨクの特徴

・サヨクは他の日本人を下に見ている。
・サヨクは自分に絶対的な自信がある、あるいはそう見せてる。
・サヨクは白人には抵抗しない。
・サヨクにとっての未来は欧州が進む方向、過去は日本他にある。
・多分だが、脱原発、二酸化炭素問題、LGBT、反捕鯨問題などのいずれか、あるいは全部に賛同している。
・サヨクは実はかなり単純な人たちのようだ。

もう過去のことだし(笑)、どうでもいいッちゃ、どうでもいいんだが。しかし、この連中が戦後の日本史東洋史世界史を歪めてきたのをそのままにするわけにはいかない。ケリを付けて、政界や学会から引っ込んでほしい。それが最低限の義務だろう。

基盤にあるのは、日本が太平洋戦争で負けたという事実。かれらはここから「のみ」出発する。日本は負けた、西洋が勝った。西洋が正しい、と思った。この事の結果として、彼らは、日本の過去に於ける罪を追求するのだ。有名な南京事件、慰安婦問題他。さらにさかのぼって、日清日露まで。

日論戦争なんか、戦争史においても極めてまれな、一方的な勝利である。あらゆる戦いで日本は勝利した。さらにロシアでは、第一次革命と言われる革命騒ぎまで起きた。もうぐたぐただったのだ。そして13年後あの革命が起きる。日本のせいである(笑)。

ところが、この連中にかかると、借金をずっとあとまで返していた、ロシアがその気を出せば負けていた、とかいう。とんでもない話だ。ロシアに可能性は全くない。ロシア艦隊が破れて、どうするのか。日本側に負けはないのだ。






続く

テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

「ネトウヨ」考(2)・・・日本にだけ残ったサヨク

前回には、ネットがウヨと言われている理由などを書いたが、どうもそれだけではすまない。

メディアがサヨであることの理由として、日本が次の二つの影響を受けたと書いた。
1.世界的な共産主義の風
2.GHQによる支配

の二つ。しかし、少し違うものがある。

前回書いたことではあるが、「韓国ぐらいしか味方がいない」ってことなんだが、もうそれはハッキリしている。ほんとにいないのだ(笑)。今は左翼ってものが世界的に非常に小さくなったというのがある。

20世紀後半には世界中にいた。
赤い旅団(イタリア)
ドイツ赤軍(バーダー・マインホフグループ)
IRA(イギリス)

あるいは、中南米には、
センデロ・ルミノソ(光る道、ペルー)
あるいは、中東には
PLO、ハマースなど

これらは21世紀始めには、ほとんどいなくなった。あるいは、自由社会の左翼運動と切れてしまった。日本でもかつては、中東関係はかなりやっていたが、最近はサッパリ聞かない。

あとは、中国、北朝鮮、ベトナムってのがあるが、あれは共産主義なのだろうか。たんなる支配の形態をそう唱えてるだけのように見える。とりわけ北朝鮮。あれは完全な個人独裁国家だ。まあ、かれらの伝統には則ってるような感はあるが。

ま、それらは別にして、自由社会の側にいたサヨクは消滅してしまった。
日本でも赤軍、連合赤軍、東アジア反日武装戦線とか多くいた。それらも各種テロを起こしては消滅していったのだが、問題は、残った連中が結構いたってことがある。中核、革マル他、またそれらに支援された政治家がいたのだ。さらには、共産党、社民党など。なぜか、日本には、そういったサヨク的人物、集団がかなり残ってしまった。

一つには派手に活動していたために、消える事ができなくなったってのがあるだろう。なぜ派手にできたかといえば、それは前に書いたような日本の特殊なサヨク事情のせいだろう。いまでも信じてるフリをしなくてはならない。北朝鮮支持している東大名誉教授とか。あたまの中はどうなってるのか知らないが。あるいは時折ニュースになる70年代のサヨクの生き残りのように、必死に生きていたのだ。なにしろ平然と人を殺しているから、出てくるわけにもいかない。他の人達も支えないといけない。踏ん切りがつかなくなったのだろう。

そういう特殊なサヨク的集団が残って何をやるか。自分らの正当性を貫くしかないだろう。その現れがネトウヨという言葉なのだ。幸い、朝日、毎日、東京のように、相変わらず過去の幻影に生きているメディアがある。それらが派手に言ってくれる。

そんな状況になっているとき、韓国にムン大統領がでてきた。日本のサヨクにとっては大助かり。もはや日本サヨクは全面的に韓国上げだ。


☆ 左翼の滅亡

しかし、まあ、何だったのか。あれらのテロや内ゲバは。中核革マルの内ゲバで、100人は死んだらしい。各種の事件を合わせれば千人行くかもしれない。世界では1億人だ。何なんだこれは。

要は、人間社会には共産主義は合わない、ということなのだ。これだけは確かな事実だ。世界の共産主義者たちも、90年前後のソ連崩壊を目にしてそれを悟った。しかし、日本と、東亜にいる連中は認めなかった。慰安婦なんて問題を丁稚上げて逆らった。

なぜ、共産主義が社会に合わないのか。根本的な理由は、人間の動物性を無視している事にある。人間は動物だ。これは否定などできない。しかし、キリスト教社会に育ったマルクス他は、それtがわからなかった。神が作ったものだと思った。突然、人間はこの世に現れたのだ。そしてお互い理解しあって、原始的共産主義を始めた。それがそもそもの間違い。人間は、はるかな昔からの生存競争を経てなんとか人間になった。その経緯が全く無視された。というかそもそもそれは分かっていなかった、19世紀に於いては。だから、これを信じた人間の方にミスはあった。

マルクス主義そのものより、それを自由社会に適用させようとしたフランクフルト学派などの主張を見ればわかりやすい。例えば男女平等。結構な事だというべきなのだが、軸がずれてる。男女は同じではない。そもそも、オスメスの区別は哺乳動物にとって最も重要な要素である。哺乳動物が他の全ての動物と違っているのは、オスメスの役割が異なるということである。これこそが、哺乳類の最大の特徴なのだ。メスは子供に乳をやって育てる事に特化した。だからそれを一番の基準にしないといけない。これを無視するのは、人を爬虫類とみなすようなものだ。母親の役割が決定的だ。しかし、子供の養育についても男女は平等でないといけないらしい。こどもに対して同じ権利を持つとか。もうその時点で壊れているのだ。

人間の可能性いついて、各種の理想が言われた。人間の不足部分について、これはいけない、こうでなければならない、こういう方向に向かわないと行けないと。レイシズムはいけない、万人平等に接しなければならないと。しかし、それは無理なのだ。なぜなら人間は動物だから。天使ではない。動物なら自分の近くのものを大事にするのは当たり前。ニュースなどでよく聞くことだが、動物が、人間に保護された幼体を拒絶するようなもの。もはや人間の臭いが着き自分の同類とは認められない。そうなんだから、異人種を同じに扱うことはできない。それを認めるべきなのだ。理想によって現状を否定するのは行けない。

しかし、理想が徹底不可能だということは、ある意味そういった団体、国家に有利に働いた。だれもそんな理想は体現できない。すると、リーダーは言うのだ。お前は反革命だと。リーターの敵対者への排除、攻撃にいいように使われた。これは草創期のロシア共産党、中国共産党、戦前の日本共産党、戦後の連合赤軍などの経緯をみればわかる。そういう経緯によっても人々は特定方向に騙された。そして無意味な1世紀が流れた。

この「理想によって現実は変えられる」という思潮は、とりわけ白人種に信じられた。その一つの究極の例がビーガンである。動物性食品を一切取らないで暮らす人達。まあ、可愛そうだからなんて気持ちが底はあるわけだ。だからそれをやめる。植物だけで暮らす。しかし、人間の体質に合うわけがない。こどもに強要して体を壊す。動物は種によって対応する食い物がある。草食動物と肉食動物のように。人間は混食だろう。動物性タンパク質は取らざるをえない。それが全くの現実なのだが、彼らは認めない。





続く









テーマ : 妄執政治を斬る。
ジャンル : 政治・経済

「ネトウヨ」考・・・なぜネットはウヨなのか

答えは簡単だ、表に出てくる論説がサヨだからだ。普通の人間が普通に考えて言えば、それはサヨメディアから見て、ウヨになる。そして一般の人間の発言の場はネットである。

例えば、今韓国との間に起きてる騒動に関しては、殆どのメディアの論説が、日本に批判的で韓国寄りだろう。信じがたいほどに韓国に融和的である。それはもちろん間違いだ。この問題は、韓国がフッ化水素などの安保に関わる重要物質をどう扱ってるのかの問題である。それをどうしてるのか、どこに送ってるのか、という問題なのだ。特にムン政権になってから異常に増えて、その行く先が明示されてないのだ。ただの”日韓対立”なんて問題ではない。これは日本国内でも、あるいは、アメリカなどにおいても、当たり前の事なんだが、日本のメディアや野党、一部評論家では違うらしい。植民地支配とか、そういった所にまで行く問題らしい(笑)。フッ化水素の行き先の問題に、100年前の併合の話を絡ませる。あほらしい事だ。現代において起こった問題を、すべて過去の経緯に持っていくわけには行かないんだが。

なぜメディアはサヨなのか。
二つあるだろう。GHQとマルクス主義である。

マルクス主義は、20世紀になってから世界に広まり、世界を混乱に導いた。背景として広がっていたのだ。元がキリスト教一神教だから、その教義は一方的で分裂を許さない。特に日本では共産党が指導して、主要なメディアを共産主義化した。それに反する思想はめったにでなかった、ごく一部を除いては。そこに一般人が普通の感覚で書き込み始めたのだ。彼らがウヨというのは当然だった。

もう一つの問題は、日本特有の問題、GHQの遺産である。これが面倒な事なのだ。戦後のサヨは二重にサヨ化した。基底にあるのは、世界的な共産主義の風。それにGHQの意向が加わった。GHQの意向に沿わないと、紙の配給などが受けられなかった。GHQはサヨではないが、表面的には似ていた。なにしろ、野党や労働界が共闘が組めると勘違いしたぐらいに(笑)。内部には実際、共産主義者もいたらしい。彼らが実現したいのは、日本否定である。とにかく日本の文化、思想は排除されなければならない。戦後と戦前とは分けられなければならない。戦前は否定、戦後は肯定である。

だから戦後左翼は、反日である。これは絶対の原則なのだ。メディアも含め。生まれたときからそうだったのだ。しかも実行部隊として朝鮮総連などを使った。日本にまともな野党はいないと言われるのは、そういう事がある。最初から、日本を攻撃するための武器でしかないのだ。”東アジア反日武装戦線”とか。当時、反日反スタとか当たり前にいわれていたから、なんとも思わなかったが、いきなり反日とか妙な話なのだ。だから、普通の感覚で対応するとおかしくなる。今、各種の週刊誌とかが、ヘイトだとか言われてるのはそういう事がある。彼らはまだ、まともな感覚を持ってるから。

何と言っても西洋の文明を、すくなくともアジアにおいて覆したのは日本なのだ。それを許してはならない。で、教育界においても、メディアその他においても、否定の風は吹きまくった。「日本人は世界の嫌われ者」。こういう言葉が当たり前のように言われた。そして段々とそうでも無いということがわかるようになってきたのが、まあ、80年代以降だろうか。左翼の世界は狭くなっていった。そして、今では、昔のように日本を否定してくれるのは、韓国北朝鮮ぐらいになってしまった(笑)。中国は微妙となってきている。

で、今の状況である。「日本は韓国の最高裁の意向に従うべきだ」、こんなとんでもないことを言った人がいる。あの宇都宮健児である。弁護士会元会長。信じがたい話ではあるが。いちいち外国の最高裁の判断を仰ぐのか(笑)。日本の意向はどこに。日本が相手にする外国の機関は政府であって、司法機関ではない。そもそも、外交関係が政府の上に立つことだってあるのだ。司法の判断なぞ、外国に取っては関係ない。本人だって分かっているだろう。しかし、ここまで行ってしまう。まあ、こうなるのも当たり前。左翼の味方をしてくれるのは、もはや韓国ぐらいだから(笑)。

だから、上の二つの原理に加えて、もう一つ、今の左翼の二進も三進も行かない状態があるといえるのかもしれない。しかし、それは余りにも悲惨だ(笑)。韓国に援助を乞うほどに行き詰まってしまったとか、ちょっと言えない(笑)。もういい加減、この方向性は捨てないといけないのだが。

☆ パソコン通信の頃

実は、90年代のパソ通の頃からその傾向はあった。一斉に扉を放ったように出てきていた。もちろん、中には左翼のもあったが、すぐに潰された(笑)。論理性や、根拠になるものに関しては、勝負にならなかった。その頃からネット初期の頃はまあ、楽しかった(笑)。サヨ風なサイトにいっては攻撃していた(笑)。今ももちろんあるのだが、すでに防御してるだろう。いってもしょうがない。

90年代というのjは、微妙な時代だった。表面は左翼が支配していた。95年、江藤総務長官の「日本は朝鮮にいいこともした」というオフレコ発言が問題にされ、職を追われた。”いいこと「も」した”なのに。全部悪いものである訳がないのだ。まあ、これは「いいことしかしなかった」というのが正しいのだが。いまも、韓国との間で苛烈な戦いが行われている。ほとんどメディアは韓国よりだ。しかし、世論の政権支持は問題ない。むしろ、メディア側の必死さが目立つ事になっている。誰もメディアの意見など聞いていない。これは凄いことだと思う。かつてでは、あり得なかったことだろうと思う。


続く

テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

雑感・・・月食、ジェンダーフリー?、その他

スーパーブルームーン?だとか。
関東じゃ見れないとか言ってたみたいだったので、気にしてなかったら、しっかり見えてた。慌てて機材運び出して撮ったけど、やはり天体写真は経験と準備、場所が必要。普段やってないし、カメラと望遠レンズだけで撮ったけど、設定とか、レンズを向ける方向で、かなり慌てた。

moon2.jpgmoon1.jpg

レンズはロシア、zenit社製の500mmレフレックスレンズ、MC 3M-5CA。70年代から80年代辺りにくられたらしい。通常の望遠レンズは屈折型で長く重いが、これはミラー型で、コンパクトで非常に軽い。ただ、ボケが特殊なので一般にはあまり使われていない。価格も安めで、今でも1万円ぐらいで買えるようだ。こちらのサイトを見ると結構綺麗に写っているが。→ サイト

月の写真なんてはるか昔に撮っただけなので、どのレンズを使えばいいのか分からず、いろんなのをつけたり外したりしてて、200mmぐらいでもダメだったので諦めかけたが、レンズ置き場の隅にこのレンズがあるのを見つけた(笑)。昔買ってほとんど使ってなかった。昨日はほぼ真上にレンズを向けなくてはならず、大きめのレンズは三脚でも使いにくかったが、これなら何とかなった。500mmなんて普通は使いみちがなかったけど。鳥を撮るか、カーレースなどで遠くを走ってるのを撮るかぐらいしか見当がつかない。普段は135mmでもあまり使わなくなった。

で、赤い月と言えば、やはりbabymetalの「紅月」、アカペラバージョン。いい加減な写真と並べるのは悪いが。




☆ 社会的な性の概念形成には生物的要因も影響
→ サイト魚拓
あたりめ~だ(笑)。「も」とはなんだ。「が」だろう(笑)。

かつては、男女の性の役割、概念はすべて社会的に形成されたものだなんて思潮がはばをきかせたものだった。ウーマンリブとかジェンダーフリーとか。そのころから変だなあと思っていたが、もうそれが絶対正しいという前提で主張されていた。いわゆるリベラリズムの表立った走りではないかなあ。多分、フランクフルト学派からでたもの、そして、それはマルクス主義から出てる。

マルクス主義は、すべてを社会のせいにしたからね。社会的関係を客観視しようというスタンスは良かったかもしれないが、結論を急ぎすぎた。当時の科学的知識で決めてしまった。当時はDNAは発見されてないし、精神というものが肉体とは独立して存在するかのように思われていた。しかもその人間を作ったのは神なのだ。キリスト教を否定はしても、その主張だけは受け継いていた。人間は特別なのだと。動物とは違うと。しかし、同じなのだ。

そして有害な面のある社会は打倒して新たな社会を作るべきだとした。そこには何のネガティブな面もない社会が生まれるだろうと。しかし、そうはならなかった。はるかに悲惨な社会が登場した。ポルポトのカンボジア、金日成の北朝鮮、スターリンのソ連、毛沢東の中国。否定すれば良くなる、そんな単純なものではなかったのだが、日本なんかではまだそんな単細胞な主張をするサヨクがいるが。

まあ、19世紀にそう考えたのはやむを得ないとはいえ、20世紀、21世紀になっても同じ主張をしてるのが異常である。今となってはただのカルト、しかも異様に危険なカルトである。20世紀に共産主義者が殺した人間は1億人にも及ぶらしい。ナチなどの比ではない。絶対的に正しい共産党の主張通りに行動できない人間は抹殺してもいいって前提だからね。来るべき未来の楽園に入る価値はないのだ。そんなキチガイじみた主張の集団なのに、国会に平気で出てるし。その事になんのj反省もしていない。

まあ、人間が爬虫類や両生類なら、完全に平等でもいいのだ。メスが卵を生む以外は平等でいい。しかし哺乳類は違う。子育てをするのがメスの役割だ。そしてそれは退歩なんかではなく、進歩なのだ。その態勢になることによって、哺乳類は生き延びた。中生代末期の隕石の落下による暗黒時代を生き延びる事ができた。両性の異なった役割こそが重要であって、女性が劣等な立場にある、という観点こそが差別的であるだろう。違っているのが良いことなのだ。リベラリストの主張は、哺乳類を止めて爬虫類に帰れ、というようなものである。しかし一神教の呪縛下では両性が違う事に価値があるという考えはとれない。旧約聖書は男性中心であって、女性の存在に関して差別的な事が書いてあるし。今の一神教はすべて旧約聖書を下にしている。ここが問題なのだが、自覚はできないのだろう。

(2/12追記)
旧約聖書はまるで、宇宙や歴史の真実が書いてあるかのようなイメージを持たれているが、あれはキリスト教圏で絶対視されてたからに過ぎない。これは実態としては、オリエントの片隅にいた弱小民族が紀元前400年頃にまとめた書物でしかない。しかし、一神教すべての原典にあたるので、影響が大きくなりすぎてしまった。砂漠という過酷な環境に住んでいたから、過度に男性中心になっている。女は男の体の一部から作られたという、実際の生物史とはまるで逆の描写になった。これのもたらした害悪は計り知れない。この点については、HPのページ → 旧約聖書「天地創造」神話の驚くべき解釈、このブログの、ベビーメタル再考、など参照。


☆ F1レースでグリッドガールの廃止が決定

またタイミングの良いことに、F1レースでレース開始前ボードなどを掲げていたグリッドガールを廃止することが決まった。ポリコレ棒をを振るいたい人間はどこにでもいるらしい。ほんとにこの手の偽善、建前はいい加減にして欲しいと思うが。

誰が被害を受けたわけでもないし、何の損害もあるわけではない。単に、特殊な主張をする団体が、現代に合わないと言ってるだけだ。しかしそれが正しいかのように受け止められて廃止が決まった。イデオロギーに従って世界は動いてはいけない。それは特殊なあり方なのだ。ある種の主観の押しつけでしかない。

しかし、この手の「進んだ」と称する主張が世論をリードする状況は今後もずっと続くだろう。主張する側もそれを当然のように言うだろう。どういうわけか、反対派でさえ、そちらが正しいかのように感じさせられている。多文化共生や、LGBTなどと同様。そのメカニズムがよくわからない。なぜある特殊な主張が絶対に正しいかのように思われるのか。この例にしても、あるアンケートではグリッドガールの存続には60%が賛成らしい。しかし、実態としては廃止になる。古いものは間違ってる、という先入観を持たされているのだ。たしかに時代は進歩してきた。しかし、イデオロギーが新しいからといって正しいとは言えないのは、共産主義の破綻を見れば明らかなのだ。その破綻には目を向けさせず、進歩だけを印象づける、という方向性がある種の勢力によって取られている。古いものはそれだけで批判の対象にされている。多分、これは戦略としてやられている。大元にいるのはフランクフルト学派。そしてそれが何らかの国際的な結びつきを持っている。それが具体的になんなのかはわからないが。


続く

テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

焼酎の事など

自分に合う酒に巡り合う事は、なかなか難しくまた大事な事なんだろうなあ。人間関係並に(笑)。
この場合、金額も絡んでるし。
以前は酔えりゃいいって感じで適当に飲んでたんだが、最近はなるべく気にいったのを固定して飲むようになった。まあ、これが出来るのもネットのお陰ではあるが。店だと売ってない場合があったりして流動的になる。

焼酎は昔から飲んでるんだが、なかなかこれというのが無かった。まあ、あることはあったんだが、売ってないケースが多くて。特に困ったのが、熊本の米焼酎、いわゆるクマチュウ。これが滅多に見かけなくなった。近くの酒専門店でも置いてなかったりして、なんなんだろう。ネットでも探してもあまり無かったりするが。名前に、~露、というのが付いてたものが多かったが。最近じゃ何故か、芋ばかりだし。米でも、コンビニなんかで売ってる白○なんとかは全然面白くないし。薩摩焼酎で、「メローコヅルエクセレンス」って米焼酎は好きだったが、若干高いし、あまり店では売ってなかった。

で、最近見つけたのが、「木挽ブルー」って焼酎。これは非常にスッキリしていて寝る前にいい。焼酎界のスーパードライみたいな。25度より20度がいいかな。箱で買ってる(笑)。ま、私の趣味は普通とは違うみたいだから、薦めはしないが(笑)。

あと似たようなので、対馬の焼酎の「やまねこ」とかもスッキリ系。もらって飲んだがかなり良かった。最近見つけたのは伊豆諸島の青ヶ島から出てる、通称青酎。買ったの25度の麦のもので近くのスーパーにあったので飲んでみた。香りと味がよく、ちょっと他の麦とはかなり違う味わい。ほんのり甘い。こんな焼酎があったのかって感じ。ここのは度数が高いのもあるらしいが、ちょっと値段が張るのがなんだけど。

度数が高いと言えば、上のメローコヅルは41度。かなり濃厚な香りの、洋酒のような味わい、しかし、洋酒ほどくどくはない。あとは、泡盛で「どなん」という60度のものがある。昔、これをある人に贈ったら、いきなりストレートで飲んで倒れたらしい(笑)。殺す気ですか、とか言われたが、それはストレートで飲むほうが悪い(笑)。

まあ、度数が高い酒といえば、中国の茅台酒で、これはほんとに酒の最高傑作でないかと思ってた。蓋をしっかり閉めてても、人をとろかすような香りが外に出てくる不思議な酒だった。中国の開放前は飲んでたけど、もう飲む事はないな。何が入ってるかわかりはしない(笑)。まじで死ぬことがありうる。

あとは日本酒とかワインとかウイスキーとかブランデーとかあるが、まあ、日本酒とか美味いとは思う事がよくあって、たまに飲むんだが、口当たりが良すぎて、アル中になるんではないかと怖い(笑)。焼酎はその点、飲む人を突き放すような面があって、そんなにベッタリにならない気がする。昔の薩摩のイモチュウは、奇妙な臭いが付いていた。タイヤを焼いたような臭い。あれは、悪酔いを防ぐ為にあえてそうしてるという話しだったんだが、本当はどうなんだろう。今のイモチュウにはそんな臭いは付いてないようだが。あんまり口当たりを良くするのはいけないんじゃないのかなあ。

テーマ : お酒
ジャンル : グルメ

「御成敗式目」ってなかなか面白い

武士を管轄したものなんだから、厳しい内容だろうというイメージを持たれてると思うが、むしろヒューマニズムや人間関係への配慮に溢れた内容だった。全体を読んでちょっと驚いた。大して長くないし、学校で全文配ればいいと思うが。
全て現代語訳を利用させてもらった。→ サイト

普通に言えば、刑法、民方、訴訟法などの混合したものなのだが、日本人的道徳観に基づいていて、なかなか納得できる内容になっている。前から部分的には見ていたのだが、前回、修善寺の写真のページで引用したのが頭に引っかかっていて、再読してみた。気になってたのは、この条文。

第12条:「悪口(あっこう)の罪について」
 争いの元である悪口はこれを禁止する。重大な悪口は流罪とし、軽い場合でも牢に入れる。また、裁判中に相手の悪口をいった者は直ちにその者の負けとする。また、裁判の理由が無いのに訴えた場合はその者の領地を没収し領地がない場合は流罪とする。

このなかの、「裁判中に相手の悪口をいった者は直ちにその者の負けとする。」という部分である。これはちょっと不思議な規定ではないだろうか。多分、世界的には通用しない。争いごとのさいには、相手を攻撃、批難するのが普通だろう。しかし、それを禁止してるのみならず、裁判で負けになるのだ。これは日本人なら理解はできるだろうが、外国人にはどうなのか。

最近起きた大相撲での暴行事件で、被害者側の親方の貴ノ花は一言も喋っていない。まあ、警察に任せてるから、ということなのだろうけど、全く語らないのも奇妙と言えば奇妙。この条文に似た信念を持っているからだろうか。口を開けば批難になるしかない。それを自らに禁じているのか。ま、いわゆる変人だからなのかもしれないが(笑)。

あるいは、大きな問題で言えば、例の慰安婦問題。これは完全な捏造事案であって、80年代後半に国内サヨクと朝日などによってでっちあげられたものだ(HP参照 → ページ、あるいはブログ)。これは昔からある戦場売春婦である。しかし、それは日本人としては言えない。現に生きてる相手を侮辱することになる。で、曖昧な形で収めようとして、付け込まれた。この御成敗式目の規定が日本人の心の底のどこかにあるからではないだろうか。韓国側は批難のし放題である。それも世界中でやってる。何の遠慮もない。今は、国内での態度のとり方と、対外的な場合とでは、やり方を変えなくてはならない時代になってる。いつかは分かってもらえるなんてことは全然ない。宣伝した側の勝ちになる。      

今でも通用するような条文。

第45条:「判決以前に被告を免職(めんしょく)することの禁止」
 判決が出る前に被告を免職してはならない。有罪無罪を問わず極めて不満を残すことになるからである。判決は十分に吟味して出さなけらばならない。
   

第42条:「逃亡した農民の財産について」
 領内の農民が逃亡したからと言って、その妻子をつかまえ家財を奪ってはならない。未納の年貢があるときはその不足分のみを払わせること。また、残った家族がどこに住むかは彼らの自由にまかせること。

                           
第31条:「裁判に負けた者が判決に不服を訴えることの禁止と誤った判決の防止」
裁判に負けたにもかかわらず「偏(かたよ)った判決」だと、事実ではないことを持ち出し裁判官に不服を訴えた場合は、領地の三分の一を没収する。その領地がない場合は追放とする。ただし、実際に偏った判決を行った裁判官は辞めさせ、再び裁判官に任命してはならない。


この前白鵬がやってたな(笑)。これは日本人ならまずしないだろうなあ。あといつかの柔道国際大会だったかで、韓国の選手団が負けたあと、ずっと不満を露わにして居残っていた。

第29条:「本来の裁判官をさしおいて、別の裁判官に頼むことの禁止について」
 裁判を有利に進めるために担当の裁判官をさしおいて他の裁判官に頼むことが分かった場合は、調査の間しばらく裁判を休廷する。そのようなことがあってはならないからである。係の者はそのような二重の取り次ぎをしてはならない。また、裁判が長引き20日以上かかった場合は問注所(もんちゅうじょ)において苦情を述べることができる。


これはサヨク系がよくやってる。自分たちに有利な判決を出してくれそうな裁判官になるまで、忌避し続けるって戦法。大体、この手の、国民に配慮したシステムは、サヨク系によって歪めて使われる。

(12/1追記)
念の為、原文の引用、第12条(「日本思想体系21・中世政治社会思想上」岩波書店)、p14

一、悪口の咎の事
右、闘殺の基、悪口より起こる。その重きは流罪に処せられ、その軽きは召籠めらるべきなり。問註の時、悪口を吐かば、すなはち論所を敵人に付けらるべきなり。また論所の事その理なくば他の所領を没収せらるべし。もし所帯なくば流罪に処せられるべきなり。


他は面倒なので略。
この式目は、後の室町から戦国まで有効であったらしい。分国法も、これに追加されたという位置づけであって、江戸以降、明治に近代法が成立するまで有効であったとか。多分、日本人の思考のバックグラウンドにあるのだろう。
続く



テーマ : 歴史大好き!
ジャンル : 学問・文化・芸術

最近のラーメンは、海鮮出汁のアッサリ系なのか、「麺魚」、「とものもと」

かつては豚骨系の濃厚ラーメンが好物だった。環七の土佐っ子とか、小岩の弁慶とか。低血圧の自分が塩分など気にすることはないと食いまくってた(笑)。ついでにうどんも、焼き魚も。しかし、あるときとてつもない数値が出て食うのを辞めた。最近平常値に戻ったので、たまに食ってるのだが、たまたま人に聞いて入った店がどちらも海鮮系あっさり味の上品なスープだった。錦糸町の「真鯛らーめん麺魚」と、船橋の「とものもと」。

麺魚では、普通味のを頼んだが、まるですまし汁をちょっと塩辛くしただけみたいなスープで、麺には柔らかいチャーシュー?が乗ってて美味かった。鯛の出汁とか、昔とはえらく変わったものだなあ。もうこれはラーメンじゃなくて、うどんに近いのではないのかとか思ったが。客さばきも要領よくて感心。以前とは違った大きな店になってて、前もって食券を集めて注文を聞いていくのだが、非常にスムーズに動いていた。昔行った、目黒のとんかつ屋「とんき」の名物おばさんを思い出したが。ま、あれは驚異的ではあった。何十人もの客の注文と順番をしっかり覚えていて。あれが売り物みたいな。

船橋のとものもとで食べたのは、つけ麺。こんなに美味いつけ麺はほんとに初めて。なんだか、高級料理みたいな味で驚いた。ホンビノス貝というので出汁を取ってるらしい。人によっては潮臭く感じるかもしれないが、ものすごく綺麗で透明な色と味わいのあるスープ。ラーメンも遠くに来たものだ。店が見つけにくいもしれないが。こじんまりしてるし、営業時間もかなり短い。調べて行く必要がある。

上手いのは良いんだが、なんだか昔のワクワク感てのはなくなったかな。かつて土佐っ子ラーメンで、一列に並んで番を待ってた時のような(笑)。なにしろ、それまでの東京ラーメンは無茶苦茶まずかった、西日本の人間にとっては。村上龍だったか春樹だったか、こんなラーメンを美味いと思ってる東京人に負けるわけがないと思ったと書いてたが、私は、自分がたまたま入った店が変なのだと思ってた。とにかく喉を通らなかった。東京のラーメンがみんなこんなものだと分かるのに、1年はかかったかな。食えるようになったのはさらにあと。

あるとき大学のクラブの女の子で、東京生まれの人と偶然ラーメン屋に行くことになって、その子が「このラーメン屋、美味いんだ!」といったんだが、私の頭の中はその時、緊張感に満たされていた。残すのはまずい、完食しないといけない、と。確かその時点では食えて無かったと思う。しかし、その店は他と違って醤油ぎとぎとみたいな味でなくてなんとか食えて安心。向こうは何も感じなかっただろうけど、こちらは必死だったのだ。文化の違いというのはやっかいなのだ(笑)。

テーマ : ラーメン
ジャンル : グルメ

飛騨高山、白川郷、富山城、立山からの北アルペンルートツアー

なんだか盛り沢山のツアーに行ってきて疲れた。よくあんなものを企画するものだ。ま、面白かったけど、体の弱い人にはお勧めできない。写真を大量に撮ってて、とてもここでは出せないので、HPにアップする予定。

☆ 飛騨高山

まあ、あまりおもしろくなかった。景観保存地区はあって、確かに建物は保存されてるのだが、どこもみんな飲食店やお土産物屋になってて、ちょっと風情がなあ。狭いし。以前行った倉敷の方が良かったかな。

町並みよりは、たまたま入ったうどん屋で、ずっと石原裕次郎の歌が掛かってたのには笑った。ラジオ放送だと思うんだけど、延々と裕次郎ばかりやってて、いい加減他のに変えろと思ったが。あと公衆便所が和式だったのとか(笑)。別にバカにするわけじゃないが、久しぶりでちょっとびっくり。確か表示も「公衆便所」。ま、いいけどね(笑)。

高山から白川郷に行く際には、幾つものトンネルをとおるんだが、多分30はあったかな。その後白川郷から富山方面に抜けるときもいくつものトンネルを通る。白川についたら、どういうわけが耳の中で音がしていて、何か虫が入ったのかと思ったが、見てもらっても何もなく、多分、標高差のせいで気圧が変わったせいなのだろう。海抜500mぐらいで大した高度はないのだが不思議。

☆ 白川郷

ここは確かに良かったな。しかし、外人の多いこと。日本人は少数派。言葉を聞いてると、中国人とフランス人かな多いのは。そう言えば以前中仙道のある宿場町に行った時、フランス人の若者のグループが、中仙道の宿場町を一つ一つ巡っていると言ってて驚いた事があったが。外人が見て何が面白いんだろう(笑)。城をめぐる旅なら分かるが。世界には色んな事に興味を持つ人がいるんだなあ。

あと、あの地区の保存は住民が自発的に始めたものらしい。誰に言われるまでもなく。それは感心だなあ。その価値を分かってたってこと。村民全員で修理したり新築、保存したりしてるらしい。しかもそれで生活してるわけで、大変だろうなあ。

☆ 富山城

ルートに入ってるわけではなかったが、空いた時間で行ってきた、しかも夜。再建された城だが、なんだか控えめな作りで好感(笑)。広い堀や石垣も一定程度残っていた。

ちなみに、富山県というのは、非常に安定した住みやすい県らしい。国公立大学への進学率トップ、持ち家比率もトップ、生活保護受給者や離婚率は全国最低、幸福度がトップ3とか。実際、夜に飲み屋街に行ったり市内電車にのったり人気の少ない富山城公園にいったりしたが、穏やかで安心できたし、電車の運転手さんとか受付のひとなどの人当たりはどこも良かった。電車に乗ってる高校生はみんな必死に勉強してるし。本来の日本てのはこういうものじゃなかったか、なんて思わせる。

私はほとんどこの辺りの県とは縁がないが。日本海側の本州でまともに行ったのは青森県、秋田県と島根県、ぐらいかな。以前、北陸道を爆走したことはあるが(笑)。高速道路でUターンしたりとか結構まずいことをやってた。能登半島とか津軽半島では事故の一瞬手前までいった。あとコンマ数秒判断が遅れてたらこの世にはいなかったかもしれない。

☆ アルペンルート

これはかなり大変だった。歩いて縦走するわけではなくて、乗り物を各種使うのだが、その乗り降りとか階段や斜面の昇り降りだけでも大変。やはり外国人が多くて乗り物も混んでるし。家に帰ったあとまで動悸が続いていた。あれは事前に健康チェックとか必要じゃないかなあ(笑)。とても大変だったんだが。

雪の大谷ウオークとかは、まあこんなものかなんて感じで、事前の情報が有り過ぎてそんなに感動はしない。黒4ダムもこんなもんですかねえ、みたいな感じ。まあ、作るのに難儀したのは確かにそうだろうとは思ったが。一番驚いたのは、雪による反射で異様に明るかったこと。普通写真を取る時に、一番明るいのは、晴れた日の日向で、数値で言うと15,室内で7とか8,になるんだが、15を2ぐらい超えてたような気が。とにかく驚いた。こんな雪山なんて初めてで全然予想してなかった。とにかく明るく目に悪そうで片目を瞑ったりしていた(笑)。ゴーグルとか必須だな。青森で発掘された縄文土器にも眼鏡のようなものを付けたのがあるが、まあ納得。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

プロフィール

kifuru

Author:kifuru
FC2ブログへようこそ!
元のHPは"kifuruの長文系ページ"、http://kiyo-furu.com (政治詩文関係)と ”kifuruの写真音楽系ページ http://www.kiyo-furu.sakura.ne.jp/(写真音楽関係)に移転しています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR