珈琲焙煎日記 ニカラグア パカマラ種 ファンキー ナチュラル精製

ニカラグア リモンシリョ農園 パカマラ種 ファンキー ナチュラル精製 200gほど ハイロースト辺り

最近はマラウイ産のものを中心に飲んでて、他の品種はブレンドするだけなので、適当に選んでいたのだが、ちょっと変わった品種、そして精製方法のものを見つけた。
まず品種はパカマラ種。精製方法は、ファンキーナチュラル。
ま、私もさっぱり分からないので、調べてみた。

まず、コーヒーの種は大きく3つに別れる。
アラビカ種・・・・通常のコーヒー。世界中で飲まれ愛好されている。全体の7割程度。
ロブスタ種・・・・単独で飲まれる事はあまりなく、増量用、インスタント用、深煎り用として使われる。全体の3割ほど。
リベリカ種・・・・色々と使い辛く、全体の1%未満。

そしてアラビカ種が各種の亜種に分かれ、それぞれの風味を競ってる状態。全体で200種以上もあるとか。病虫害への耐性や収量、収穫のしやすさなどで品種改良され、また突然変異種が現れ、更にそれらを交配した亜種が相当な数ある。もともとは、ティピカ種とブルボン種だったらしいが、今はそれらの改良種が主に栽培されてるらしい。モカはティピカ種の原種に近いらしい。突然変異種として有名なのは、マラゴジッペ種、とゲイシャ種。

それらの中で、ブルボン種の変異種のパーカス種と、アラビカ種の変異種のマラゴジッペ種をかけ合わせてできたのが、パカマラ種。マラゴジッペ種は以前何度か焼いて飲んだことがあるが、かなり風変わりな味。粒が非常に大きく、モカなんかの3倍ぐらいの長さがある。味は大味な、田舎風な、鋭さとかない奇妙な味。例えると、ジャイアント馬場みたいな(笑)。単独で飲む気は起きない品種。パーカス種を飲んだことはないが、パカマラ種は一度やいて飲んでる。→ ページ。ふくよかで悪くはない味。

さらにこれを、ファンキーナチュラルという精製方法で処理したのがこの豆。
精製方法というのも各種あって、分かり辛い。
基本は、ナチュラルとウオッシュトの2つなんだが、その中間的な精製方法が最近は増えてきた。ハニーとかパルプドナチュラルとか。
要は、種である豆の周りの果肉と皮を取り除くわけだが、乾燥式(ナチュラル)は果実のまま天日に晒して乾燥させて、種を取り出す。味は複雑で味わい深い。しかし、欠点豆が混入しやすく、石ころが混じったりする。
水洗式(ウオッシュト)は、水槽につけて果肉を落とし、さらに、種を覆っている粘膜室の部分(ミューシレージ)の部分を発酵させて削ぎ落とす。結果非常にスッキリした味となり、また水槽で処理するのでクズ豆を取り除きやすく、大きさの分類もしやすい。見た目も綺麗になる。ナチュラルのは、豆を覆っている被膜が残ってるので、見た目が不揃いだし、焼くときにカスが出やすい。

水洗式を使いながら粘膜の部分を残したのがパルプドナチュラルとかハニー製法らしい。よく知らないが。甘みが出やすくなる。確かにコスタリカのサンルイスハニーという豆は甘かった。ではこの、ファンキーナチュラルとは何かというと、乾燥させる前に、一昼夜、水を掛けて袋に入れて発酵させるらしい。面倒な事を考えるなあって思うんだが、ま色々と試行錯誤してるんだろう。ニカラグアのリモンシリョ(Limoncillo)農園だけで行われてる方式だとか。

飲んだ結果はというと結構良かった。基本の味はマラゴジッペなんだが、それにふくよかさ、香り、クリーミーな味わいなどが加わってる。例えていうと、濃い麦茶に牛乳を入れたような(笑)。酸味、苦味はあまりなく、うっかりすると、ココアや紅茶に間違いそうな面もある。ま、あまり単独で飲む気もしないが、マラウイに混ぜるにはかなりいい。

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生豆の色合いが他と違いすぎていて驚いた。クズ豆かどうかの区別も難しいし、焼き加減も良くわからない(笑)。ハイロースト辺りなのかな。
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パナマ・エスメラルダ農園産ゲイシャ種珈琲のドリップバッグ

焙煎日記の趣旨とは大きく外れるが、焙煎済の豆のさらにドリップ用バッグ入を買って飲んでみた。
ゲイシャ種というのは最近大流行のコーヒー豆の品種。ブルマンより高値で流通している。コピ・ルアックなどの特殊な豆を除けば、最も高い。特にこのパナマにあるエスメラルダ農園産は中でもトップブランド。ま、高いと言っても自家焙煎なら、一杯百円台だから、そんな高価なものではないのだが。このバッグ入は、一杯分300円弱。高いのかそうでもないのか判断しかねるが(笑)。喫茶店なんかではゲイシャ種は1500円とからしい。いくらなんでも高すぎると思うが。

以前に買って実際に焙煎して飲んだのだが、焼き方が悪かったのか、大して美味くなかった。焙煎に問題があったのかと思って、今回はそこの販売店で焙煎したのをかって飲んでみたのだが、ま結果は同じだった。何がいいのかしらん。舌が鈍ってるのかなあ。まあ、味や香りが若干鋭いのは感じる。エチオピアのイルガチェフに似た感じ。しかし馥郁とした感じはないし、深みも感じないのだが。これを飲むなら、半額以下の、イエメン・モカや、インドネシア・アチェの方がずっといい。ま、これらも普通の豆の二倍ほどするが。

欧米人のコーヒーの好みと日本人(少なくとも私)とはちょっと外れている印象。味がスッキリとしたものを彼らはこのむようだ。私はどちらかというと重い、コクのある方がいい。端的に言えば、水洗式のエチオピア・モカと、自然乾燥式のイエメン・モカの違いのようなもの。勿論私はイエメン派。最近政治情勢が不安定で心配している。モカマタリはコーヒー界の宝だからね。

ちなみに、ゲイシャ種の名前の由来は、エチオピアのgeshaという地域でこの突然変異種が発見されたから。アメリカ英語で二重母音化してゲイシャになったようだ。日本の芸者とは関係ない(笑)。ドイツのレマゲン鉄橋の名前、remagen が、アメリカで、レイマーゲンと呼ばれるようなものか。


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コーヒー雑感

このブログは、元々はHPでやってた焙煎日記と声楽の練習記録を残すためのものだったのだが、かなりそこから外れてしまった(笑)。特にコーヒー焙煎は、最近は飲む豆の種類が固定化したために、あまり書くことが無くなった。で、最近コーヒーについて思った事をいくつか。

☆ 自家焙煎をする理由

1.劣化してない状態のものが飲めるから
2.焙煎豆よりはるかに安く飲めるから
3.世界の各種の豆が飲めるから

最初始めた当時の理由は、1と2だった。
特に1は大きかった。コンビニやスーバーで買う豆はとても飲めたものではない。最初から劣化している。酸っぱいような妙な味がする。専門店のものでも当たりハズレはあるし。しかし、自分で焼いたものなら、保存さえちゃんとやり一定の期間内に飲めば、大概のものは問題なく飲める。これは、焙煎の上手い下手とか豆の種類よりははるかに大きな要素で、なんでも美味しく飲める。

ただ、最近の焙煎豆であまり劣化しないタイプというのか店がいくつか見つかった。まずスターバックスのもの。そして、イデカフェのもの。あとドトールのもそれに準じる。これが不思議なんだが、時間が経ってもなぜかあまり劣化しない。袋にカギがあるかとも思ったが、使うときには空気が入れ替わってるわけで、それも大きな要素とは言えない。で、なんでだろうと思ってたのだが、もしかしてこれか、という理由が見つかった。

それは焙煎工程の問題。珈琲豆は、焙煎したあと冷却する必要がある。そうしないと熱で焙煎が進むから。で、本来なら送風機で風を送り冷やすのだが、時間と手間がかかる。それで、なんと一部では、水を掛けてるらしい(笑。これは業界関係者がある所に書いてた)。熱してるからすぐに蒸発して熱を奪うから問題ないとか。しかし、それにしてもその空間は水蒸気で充満しているはず。あるいは蒸発しきれてない水もあるはず。それを吸収していないはずはないと思うのだが。勿論、焼いた豆に水分は絶対に禁物だ。だから、そういう簡略した手順で焼かれた豆は劣化が速いのではないか? しかし安く済むから売りやすい。悪貨は良貨を駆逐するというが、それが主流になってしまったのでは。そして上記2つの店のものは一般の豆と比べると割高なのだ。4,5割高い。高いなあ、と思いながらも買っていたが、それだけの理由があるのだろう。しかし、美味いから時折は買う。職場で飲んだりするのに使っている。で、2の問題になる。

生豆を買えば、焙煎豆よりは大体、2分の1から、3分の1以下で済む。例えばキリマンジャロやマンデリンなどの標準的なものは、生の豆だと大体、500gで千円程度。しかし、焼いた豆だとかなり高くなる。イデカフェので3千5百円ぐらいになるのか。スターバックスも三千円は超えるはず。あそこはブレンドものが多いから何とも言えないが。ほかはもっと安いとは思うが、それでも少なくとも2倍程度はするはず。勿論、自家焙煎だと手間はかかるし、ガス代も掛かるが、大したものではない。ま、夏はつらいが。

そして、3の問題。
実は、焙煎して売っている豆は、種類がかなり限られている。専門店でもせいぜい20種類ぐらいだろう。しかし、世界には数百というブランドがある。千を超えてるかもしれない。そして焙煎して売ってる豆は、売れ筋のものであって、マイナーなものはないと思う。しかし、あまり知られていないものにも美味いのはあるし、各種の個性があって、それは焙煎豆では楽しめない。分類の項目としては、

A.国による違い。アフリカにはウガンダやマラウイといった新興の生産国があるが、まず焙煎豆にはないだろう。
B.品種による違い。ほとんどがアラビカ種なのだが、その中が細分化されて、現在20種程度はある。最近流行りなのはゲイシャ種。
C.精製方法による違い。水洗式、自然乾燥式など、3種。
D.農園や、精製業者によるブランドがある。これは値段にかなり影響してる場合がある。
あとは等級での差があり、有機栽培だとか、シェードでの栽培だとか、色々ある。ただし、專門家ではないので、間違いがあるかも。あと、ジャコウネコの糞からとったコピ・ルアックは例外(笑)。一生飲む事は無いだろうが。

Aについてだが、アフリカの新興国のものはかなり品質が良い。ブルンジ、ルワンダ、ウガンダ、マラウイなど、どこにあるんだと言われそうな馴染みのない国で、超貧困国だが、豆の品質は非常に良い。多分、人件費が安いので人員を多数配置できて、クズ豆のピッキングとかができるのだろう。ま、人助けの意味で、自家焙煎してアフリカの貧困国の豆を買ってやってほしい。あと、アジアでも、焙煎豆になさそうな国としては、ニューギニアやインドシナ半島(ラオス、ベトナム、タイ)、それに、インド、ネパールとか雲南とかがある。ま、アジアのはそんなに旨くはないとは思うが(笑)。ニューギニアとインド以外は割りと普通。インド(モンスーンブランド)はかなり変わった味がする。ニューギニアのは、ブルーマウンテンに似た味。

で、私が今必ず飲んでるのが、マラウイの豆(ゲイシャ種含む)。なぜこれを飲むかというと、朝ぱっちり目が醒めるから。そして夜眠れるから。なぜそんな効果があるのかは知らない。とにかく、そうなるんだから、しょうがない(笑)。以前、全く入荷がない時期があったので、用心して1年分ぐらい確保している。

Bの品種による違いについていうと、まずゲイシャ種。これの、パナマやコスタリカなどの特定農園産はバカ高い。一度飲んだことがあるが、よく分からなかった。マラウイでも一部ゲイシャ種が入ってるらしい。あと変わった豆としては、巨大な豆のマラゴジッペ種というのがある。大味な不思議な豆。

Cの精製方法。これも最近話題になる。豆の周囲の実や皮をどうやって剥がすかというので3種類ある。中南米は大体は水洗式でプールに漬けて腐らせて剥がす。結果は非常に綺麗なものになるが味が単純化する。で、私はあまり好きではない。アジアは自然乾燥式がかなりある。乾燥させて外皮をはぐ。ただし、石ころが混じったりクズ豆がかなりはいったりする。しかし風味が出るので、この精製方法によるイエメンモカなんかは非常に好きだが。で、この場合、豆を包む薄皮はのこるので、それが味を複雑化する。最近はコロンビアとかエチオピア・モカのように水洗式だったのに、一部を乾燥式にあえて切り替えてるところがある。これに関連してハニー製法というのがあるらしいが、詳しくは知らない。薄皮の関係で、甘みが出てくる。コスタリカのサンルイスハニーというブランドは美味かった。コロンビアハニーは大したことのない、ただのコロンビアのように感じたが。とにかく、私はコロンビアの酸っぱいのは好きではない(笑)。

あと上に書き忘れたが、地域の差がある。これが大きいのがインドネシア。一般にマンデリンと言われるが、地域差が非常に大きい。バリ、スラウエシ、ガヨ、アチェなど。アチェ産の大粒は非常に良い。エチオピアでも地域差がある。
こういったブランドの差の違いが味わえたり、マイナーな豆が買えるのが、今焙煎をする最大の理由。

☆ コーヒーを入れる器具

まあ、以前は当たり前のようにカリタだった。その元になったと思われるメリタというのも使って見たことはあるが、それはお湯の滞留時間がながく、味がすっきりしないので、使わなくなった。

最近数年間は、HARIOの円錐型のドリッパーを使っていた。これは確かに良くてなにか違うなという印象を受けた。しかし、それはちょっと言葉では表せない微妙なものだった。とにかく悪くはない。これからも使いたいとは思っている。

しかし、カリタもHARIOもペーパーが必要でこれがすぐになくなるのだ。必ずいつかは無くなる(笑)。面倒は面倒。で、ペーパーのいらない金属メッシュのものなら便利だろうと思って、円筒形のものを以前使った事があるのだが、これも滞留時間が長く旨くない。まあ、豆の挽き方の問題もあるのだろうけど、あまりそういう制御はしにくいし。

で、最近使ってるのが、円錐形の金属メッシュのもの。E-PRANCEというブランドのものをたまたま買った。他にもあるらしいが。これが中々いい。ペーパーフィルターというのは、コーヒーの油分を吸い込んでしまうらしい。これは当然それはなく、しっかりした味が出る。何と言っても、フィルターがいらないのがいい。実はこれは、無くなるのを心配しなくていい、というのとは別のメリットがあった。ゴミの量が劇的に減る。粉の入った使用済みフィルターってのは水分を吸ってて結構かさ張ってる。しばらく同じゴミ袋にいれていくとかなりの量になる(笑)。この金属のものだと、粉だけを捨てる事になって、ものすごく減るのだ。これはとてもありがたい。

マニアなら、ねるドリップでしょう、なんて人がいるかもしれないが、それはパス(笑)。面倒すぎる。終わったあと、水に漬けておくとかやってられない。何度かやった事があるが、私の粗雑な舌では違いは感じられないし。そもそも別に味を追及してるわけではないし。不味くはないというレベルで飲めればいい。コーヒーは私にとって必需品なのだが、それはどちらかというと味わうためではない。毎日の生活の一部、生活上の必須のもの。ご飯みたいな。あるいは高血圧の薬のような(笑)。起きたら顔を洗うような。まあ、美味いほうがいいには違いないが、とにかく飲めればいい。そういうレベルのもの。だから美味い味のものに特にこだわりはない。マラウイは大して美味いわけではないし(笑)。ま、いくらかモカとかアチェとかを混ぜてはいるが。

続く








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珈琲焙煎日記 ブルンジ ブルボン

ブルンジ ブルボン 180g シティーロースト
ブルンジと言う国と珈琲については、こちらのページ

久しぶりにマラウイ以外を焼いた。
この1年以上、マラウイばかりを飲んでいて、ほとんど依存状態。もともとは世界中の珈琲を色々飲むのが趣味だったのだが、今はマラウイばかり。これを飲むとスッキリ目覚めるのと夜がちゃんと眠れるから。一年分ぐらいストックしてる。

目覚めだけなら気のせいの可能性もあるが、夜眠れるのはそれでは説明できない。私は全くの不眠症で、夜中目覚めていることがよくあった。それで酒を呑んだり、睡眠薬もらったりしてた事もあったのだが、あまり効かない事もあって、深酒したりしていた。これを飲むと夜になると普通に眠たくなる。普通の人並になれる(笑)。酒の量も減ったし。12時ぐらいになると本当に眠くなる。これは自分にとっては信じられないくらい嬉しい事。夜眠れるかどうかは、生活や人生に関わる。

何かマラウイの珈琲の成分に特別なものがあるのかしらん。以前はゲイシャ種だけだったのが、最近はモンドノーヴォ種など他の品種と混ぜるという奇妙な売り方をしてるのだが、それでも効く。

ポイントは「目覚める」ということなのかもしれない。不眠症だった時期は、日中ちゃんと目覚めてなかったのかも。脳の一部がどこか眠っていてボーっとしていたのかも(笑)。

ゲイシャ種という品種は今世界で大ブームで価格も高い。特にパナマ産とかコスタリカ産のは非常に高く、ブルマンの倍近くしたりする。一応いくらかは焼いてみたのだがあまりに高すぎて、常飲するには向かない(といっても自家焙煎だと一杯あたり、100円台だから、大したことはないとも言えるが)。香りや味が鋭い感じなのは分かったがそんなに惹かれなかった。マラウイで作ってたゲイシャ種は評価が低いらしく値段は普通だった。実際味は大したことはなかったが、その副次効果が強力だった。覚醒剤か、というぐらいに目覚めるのだ(飲んだことは無いが(笑))。しかも夜眠れた。まあ多品種を混ぜてからは、それほどでは無くなった気がするがそれでも効く。味には特に個性はないかなあ。深焼きすれば甘みが出て旨いが、覚醒力が弱くなる。好きな珈琲はと聞かれれば今でも、イエメンのモカと、マンデリンのアチェ産。この2つはほんとに良い。珈琲って良いなあ、としみじみと思わせる(笑)。マラウイは旨いわけではないが、とにかくこれなしでは生活が成り立たない。

ただし、マラウイにも問題はあって、これだけを飲んでると心臓がおかしくなる。以前調子にのって一日に2杯も3杯も飲んでたら、不整脈のようなものが出て、それはやめた。で、最近もちょっと心配なので、他と混ぜて、量を少なくしようとしてブルンジを焼いた。

で、やっとブルンジの話(笑)。
まあ、ブルンジなんてほとんど知られてないだろう。マラウイ同様。日本とは殆ど関わりがない。ちなみにこの二国はアフリカ最貧国のトップ2。珈琲の生産国だということも知られてないと思う。しかし、品質は非常に良い。クズ豆がほとんどなく、豆も大きく綺麗。味も上品でなかなかいい。香りも甘く、久しぶりに飲んでびっくりした。ブルンジという言葉には禍々しい響きがあるが(笑)、味は真逆。多分貧困国なので、多くの人手を掛けられるのだろう。それで栽培とかクズ豆のピッキングとかもしっかり出来てるのだろう。ブルンジだと語感がちょっと何なんで、何か特別なブランド名でも付けて売りだせばいいのではないかなあ。何とかマウンテンとか。知られてないままにするにはちょっと惜しい気がする珈琲。あの辺り、ルワンダとか幾つか新興の珈琲産地があるが、どれもいいみたいだ。私はアフリカ産とかアジア産はわりと好き。何か大地のエキスを飲んでる気がする。中南米産は、好きなのもあるが、あまり気が惹かれない。


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珈琲焙煎日記 ブルンジ ブルボン、マラウイ AAカンガ

ブルンジ ブルボン 160g シティーロースト

ブルンジという国名を聞いて何を思い出すか? 何もない(笑)。全く知らない。昔買った民族音楽のレコードにブルンジのものが1曲入ってたような気がするぐらいか。調べると、例のフツ族とツチ族の民族紛争が激しかったらしいが、それは日本では隣国ルワンダでの話として聞いてたと思う。

で、一応ひと調べ。
東アフリカにはアフリカ大地溝帯というのがあって、気候や自然にかなり大きな重要度を持ってるようだが、その近辺にある。大地溝帯というのは、地下にマントルの上昇流があって、ビクトリア湖の近辺を押し上げ、それが東西方向に流れて行く結果、地表を裂いて両側に谷のようにできたものらしい。東リフトバレーと西リフトバレーの二つの地溝帯で、今も活動を続けているために、何十万年か後には、アフリカから切り離されるとか。西リフトバレーには季節風などの影響か、いくつもの湖があって、大きなものだけで南からマラウイ湖、タンガニーカ湖、アルバート湖など。そのタンガニーカ湖の東北岸にあって、ルワンダ、コンゴ、タンザニアなどに囲まれてる、比較的小さな国がブルンジ。

ブルンジ王国というのが17世紀にできるのだが、1884年にドイツの植民地となる。第一次大戦でドイツが敗北した結果ベルギー領となるが、その間も王政自体は存続していた。
62年に独立して第二ブルンジ王国が出来るが、66年に王政が廃止されて共和国となる。しかし、72年に少数派の支配階級ツチ族に対してフツ族が反乱を起こし、クーデターや内戦、虐殺の応酬が続き、2008年になってやっと落ち着いた。

ちなみに、ツチ族とフツ族は遺伝的な違いはなく、単に生活環境、生活手段が違うだけのものだとか。ツチ族が牧畜、フツ族が農耕で生活していた。白人が分割支配のために区別したらしい。ツチ族は支配階級、あるいは軍事的な権力層になっていた。今では民族とは考えられていないため、「族」という言葉はつけず、単に、ツチ、フツと読んでいるらしい。

大体珈琲産地というのは、混乱した、悲惨な歴史を持ってることが多いが、ここもその典型の一つだろう。国民所得はアフリカでは、マラウイについで二番目に低いとか。

で、コーヒーの話(笑)。かなり良い印象のものであった。柔らかな感じの甘みがあり、コクと苦味がある。長く飲んでも飽きない味だろうと思う。水洗精製で、豆も非常に綺麗。

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マラウイ AAカンガ 200g ミディアムロースト

毎日のように飲んでるコーヒー。ゲイシャ種とムンドノーボ種の混合という変わった売り方をしている豆。しかし、昔のゲイシャ種単独のときと同じような印象を受ける。朝飲むとくっきり目覚めるために、私にとっては必需品(笑)。しかし、他の人に同様の効果があるかどうかは知らない。

焼き加減によって、味わいなどが変わる。

ミディアムロースト(中煎り)・・・・覚醒力が強い
シティーロースト(やや深入り)・・・覚醒力あり
深めのシティーロースト・・・花のような香り、覚醒力弱まる
フルシティーロースト(深煎り)・・・甘みがかなり強く出るが、特有の覚醒力がなくなる。

浅い焼きと深い焼きとでは、日常生活のリズムに違いが出る(笑)。深く焼くと結構美味いのだが、それだと目覚ましの役割をはたせなくなるので辛いところ。なんだかあまり他の豆は必要なくなってる感もある(笑)。














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珈琲焙煎日記 イエメンモカ ベガ、マラウイ AAカンガ

イエメン ベガ 160グラム シティーロースト

イエメンの西部に、サウジのアシール山地から伸びるイエメン山地があって(最高峰はナビー・シュアイブ山、3760m)、その南部のタイズ地方で取れる豆。その州にはかつての港町モカ(現代の名称はムハー)もある。エチオピアとイエメンで取れる豆を積み出したことから、この両国の豆はモカと呼ばれるようになった。

このベガという豆はモカにしてはかなり安い。他のマタリなどの半分から、3分の2ほどの値段。ただし、その代わり、クズ豆の混入も多く、結構な量ハンドピックした。まあ、モカではそれが普通だったのだが。最近の豆はモカであってもかなり品質が良くなっていて、さほどクズ豆の混入はない。かつて、新宿の某店で買ってたモカは半端なく入っていた(笑)。1割ぐらいは捨ててたような気もする。

最初は、はっきりしたクズ豆を捨てるのだが(黴が生えたもの、中身が空のもの、虫に食われたもの、変質したもの、さらに石ころとか)、段々と色がやや違うものとか、それまで普通に見えたものまで捨てるようになっていく。異質なものを排除していくと、正常なはずものまで排除するようになるという、なんだか他でもありそうな話(笑)。

で、肝心の味だが、まあ、それなり。別に不味いわけでもない。若干モカ臭は薄め、コクも足りないが。だけど、値段を考えれば悪くはない。
(撮影条件を以前とは変えた。ボディーはソニーNEX-5n、レンズはニコン105mf4を最短距離で、露出は、f8、1/60、WBは蛍光灯の昼白色、ISO値は、生豆で6400、焼いた豆は12800(ここだけ変更)。以前のはやはり暗かったので)

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マラウイ、AAカンガ ゲイシャ種、ムンドノーボ種混合 200グラム、シティやや深め辺り

前回書いたように、違う品種のものを混ぜて売ってる変わった豆。マラウイのゲイシャ種は覚醒力が強く、私にとって生活の必需品だったのだが、最近は売ってなかった。ひさしぶりに買った。推測だが、栽培品種をゲイシャ種から他に変えてるのはないだろうか。ゲイシャ種は収量が少なく、栽培も難しいらしいから。

味わいは前飲んでたゲイシャ種と変わらないように見える。やや深めに焼くと、花のような淡い香りがする。もともとマラウイのゲイシャ種のブランド名は「フィリルア」(山の花)だそうで、確かに納得。ただ、あまり特徴的とまでは言えず、高値がつかなかったのではないだろうか。

マラウイの歴史のおさらい(笑)。
アフリカの大地溝帯に出来たマラウイ湖の西側に南北に長く延びる国。湖の東側はモザンビークとタンザニア。マラウイ湖はアフリカ3番目の広さがあるらしい。15世紀からマラウイ帝国があったのだが、1891年にイギリスの保護領となる。
第二次大戦後、イギリスの指導の下に、周辺の地域とあわせて、ローデシア・ニヤサランド連邦ができるのだが、その後分裂して、64年に独立、94年に民主化された。この辺りにしては穏やかな歴史を持ってるのではないだろうか。住民の気質も穏やかであまり対立はないとか。ただ、非常に貧しく、またエイズ禍で子供達にも影響してるらしい。

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珈琲焙煎日記 イエメン ホワイトキャメル、マラウィ AAカンガ

イエメン ホワイトキャメル<モカマタリ>アル ハムダニ 160グラム シティーロースト

イエメン産の珈琲豆の分類は良く分からないところがあって、このホワイトキャメルもその定義は私には分からない(笑)。輸出業者が付けたブランド名だろうと思うけど。調べた限りでは、どうも高地産のものにつけられてるようにも思える。アルハムダニというのは買付業者の名前だとか。

イエメンは西部地域に山脈があって、そこは中東は珍しく雨量が多く珈琲生産の適地となっている。で、その中のバニーマタル地域というのがモカマタリという言葉の起源になっていて、その意味も「雨の子孫」だとか。ホワイトキャメルというブランドは必ずしもバニーマタル産だけではないようだが、今回買ったのは、この地域のものらしい。首都サヌアの西南50km辺りにある。

で、イエメンの歴史のおさらい(笑)。紀元前7世紀頃、有名なシバ王朝があったらしい。その後は中継貿易の拠点として繁栄し、紀元前後にヒムヤラ王国が栄える。その後は、東ローナ帝国やエチオピアの侵略を受けるのだが、7世紀以降はイスラム系の王朝に支配される。19世紀からは、イギリスとオスマントルコの角逐の場になるのだが、第一次大戦後、イエメン王国として独立、60年代に入り王国は倒され、南北イエメンに分かれての内戦が続く。90年に統一国家ができ、共和制国家として、王国でもなく宗教的統治をするのでもない、民主国家として存続しているらしい。

で、味はというと、こくはあり甘味酸味もあって上品な味ではあるが、それほど魅力的というわけでもない。不味いわけではないが、いわゆるモカ臭は軽め。ただ日を置くと出てくる。ただ、イエメンの豆は安定せず、年によって、また集配の地域の具合によっても変わるとは思うが。

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マラウィ AAカンガ、
190グラム、シティーロースト、ゲイシャ種、モンドノーボ種混合。

久しぶりのマラウイの豆。しかも、2種混合という不思議な売り方。数年前までは、マラウイのゲイシャ種は、どこの業者でも普通に買えたのだが、昨年辺りから全く買えない状態になっていた。高値だとか言うわけではなく、商品が存在しない状態。業者に聞いても、リクエストは出してるが入って来ないという返事。どこかの国が買い占めてるのかとも思ったが、そういうわけでもなさそう。で、久しぶりに来たのが他種との混合品。出荷状態からそうらしい。一体どうなってるのか。

恐らくだが、せっかくゲイシャ種を植えても、中米産みたいに高値は付かないし、ゲイシャ種ということで、収穫は少ないし栽培は難しいという事で、他種に切り替えていたのではないだろうか。今回のものも、一体どの程度ゲイシャ種が入ってるのか豆を見ても全然わからない。もしかしたら、ほとんど入っていないのかも(笑)。まるでブルマン商法(笑)。

私がマラウイのゲイシャ種にこだわるのはちょっとした理由があって、眠気を覚ます効果はこれが絶大で、常時不眠症で頭がぼっとしている自分には必需品だから(笑)。他のゲイシャ種でも効果はあったのたが、マラウイのがダントツだった。しかも中米産は高い。マラウイ産はその3分の1以下のレベル。

で、試しに飲んでみたら、以前と同様の効き具合のように感じられたので、多めに注文しておいた。ただし、眠気覚ましに特別の効果があると書いてるサイトとかは特に見当たらないから、他の人には効かないのかも。私が飲むと、脳の芯から覚醒感が広がっていくという不思議な効き方をする。しかも、夜になると、逆にしっかり眠れる。これは私にとって何よりもありがたい。ほんとうに生活の必需品(笑)。不眠症というのは、昼間ちゃんと目覚めてないから、夜眠れないのではないか、という仮説を提示したい。誰か、証明して欲しい(笑)。ちなみに味は特にどうということはない(笑)。まあ、高値が付かないのはしょうがないかなあ。しかし、是非栽培を続けて欲しいものだ。

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コーヒー豆焙煎各種と桜の写真

ここ数ヶ月、焙煎はしてるのだけど、もうずっと同じような豆ばかりで特に書くことがなくなった(笑)
1、2年ほど前に調子に乗って買いすぎてさっぱり消化出来ない。
しかも、電気ミルが故障して手回しで挽いてるもんだから量も飲めないし。
マンデリン・ラスナ、マンデリン馬面、ヒマラヤンスノー・カスキ、ラオス・ボロベン高原、イルガチョフG1ナチュラルとウオッシュト、イエメン・ハラーズアリジ、イエメン・サナニ、パナマ・ゲイシャ種エスメラルダ農園その他

最近の発見としては、ヒマラヤンスノーカスキを深焼きすると、すっきりとした苦みが出るってところか。
アチェのように濃厚な苦みではない軽い感じの苦み。ブレンドにはいいかもしれない。
あと、イエメン・ハラーズアリジが中々いい。ま、イエメンのちゃんとした豆はみんな良いんだが。

しかし、マラウィのゲイシャ種が全く売ってないのには参ったな。あれがないんで、また生活リズムが狂い始めた(笑)。あれは眠気覚ましに良くきくんだけど。

1年かそこら前はどこにでも売ってたのに。どうしたんだろ。どこか近くの国で、マラウィを大量に買い付けて、パナマゲイシャ種と偽って売ってるのではないかと邪推(笑)。


写真も今年に入ってほとんど撮って無いことに気付いた。カメラは毎日持ち歩いているが、さっぱり撮る余裕が出ない。去年辺りは桜を撮りに遠出したりしたんだが。
つい近くの大きな桜の木が満開になっていたので、一枚。

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インドネシア・ラスナ、ネパール・カスキ、エチオピア・イルガチェフG1ナチュラル

最近焼いた豆ばかりなので、写真はなし。

インドネシア、マンデリン・ラスナ 180グラム フルシティ

 清んだ味の深い味わい。面白みはないが、落ち着いた味。

ネパール、ヒマラヤンスノー・カスキ 180グラム シティ

 なんというか、ものすごく普通のコーヒー(笑)。喫茶店で、ブレンドと言われて全然違和感がない味。
 特徴がないのが特徴みたいなコーヒー。昔のブラジルみたいな。最近のは飲んでないから知らないが。

エチオピア イルガチェフG1ナチュラル 180グラム シティ

 人気があるらしい。確かに香りは濃厚。しかしコクがない印象がどうしてもしてしまう。

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コスタリカ サンルイスハニー

コスタリカ サンルイスハニー 150グラム シティ

ここは熱帯地域、しかも中南米ではあるが、他国に比べたら比較的安定した歴史を持っている珍しい国。コロンブスに発見されたあと、スペイン人が入植し、持ち込まれた疫病のため、原住民はほとんど死滅したらしい。大した資源も無かったために、その後も繁栄しなかったとか。

ナポレオンのスペイン侵入に伴い、中南米に特立の嵐が吹き荒れ、中米は1820年代に中央アメリカ連合州などとして何度か独立するものの安定せず、ついに分裂して、1838年にコスタリカその他の5つの小国が成立する。1870年には一院制議会をもつ民主国家として、その後は他の中南米諸国とは色合いの違った国になって存続する。

日本の真珠湾攻撃が起こると、なんと米国に先駆けて枢軸国に宣戦布告したとか(笑)。48年の反乱を機に、常備軍は廃止された。日本のサヨクがかつて軍隊を持たない国として散々宣伝してたが、別に平和志向というわけじゃなくて、軍があると政治の道具にされ安定しないせいらしい。非常時には徴兵制が敷かれる事になっているし、米州機構に所属して、ちゃんと集団的自衛権も保持している(当たり前の話で、問題になる日本が異常ではあるが)。軍の担っていた役割は警察に移され、その後のニカラグアからの侵略も撃退している。しかし、まあサヨクも散々デタラメを宣伝したのものだ。ネットのお陰でウソがばれて行くのが実に素晴らしい変化。

78年にはニカラグアでサンディニスタ民族解放戦線が蜂起すると、コスタリカはこれに肩入れしてこの地域が不安定化する。が、86年に就任したアリアス大統領がこの一派をコスタリカから追放し、また和平にも尽力してノーベル平和賞を受けた。第二次大戦後、教育に力を入れたことと言い、この地域としては中々のものだと思う。

で、コーヒーの話(笑)。実はこの国は中米では最初にコーヒーを栽培し始めた国らしい。バナナと二大輸出品だったとか。今回の豆は、コスタリカでも西よりの、セントラルバレー(ウエストバレーともいうらしいが)にある、サンホセ州の山間で取れる豆らしい。4つの火山と多くの川があるとか。近くには、Orosiなどの有名産地がある。標高は1000ー1500m。

ハニー製法(別名パルプドナチュラルともいうらしいが)で精製され、豆の周囲のぬめり分を残して乾燥させる為、甘味が出るとか。この手の豆は最近よく見かけるが、あまり特徴的とは言えず、大して美味いとは思わなかった。が、このコスタリカのは良かった。甘味成分が濃厚で、粉にした段階でも感じる。コクもあり、苦み香りもあり美味かった。焙煎もかなり綺麗に出来た。


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