古式レンズシリーズ(14)・・・鹿島神宮、香取神宮

関東の二大神宮に行ってきた。非常に近接した場所にある大神宮ということで前から不思議に思って興味があった。
かつては、今の印旛沼や霞ヶ浦などは大きな香取海という内海を作っていたらしい。そしてこの2つの神社は、それが海に繋がる水路の両側にあったらしい。
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近世に至るまでこの海はあったのだが、江戸時代に周辺が埋め立てられて、幾つかの沼が残ったとか。
こういった地図を見る限り、この海を挟んで南北の二大勢力が張り合っていたのではないかとしか思えないが、特にそういった言い伝えはないようだ。

共に軍神の性格を持ち、鹿島神宮は建御雷神(タケミカヅチ)を主神として、神武天皇の代に創建と言われている。香取神宮は、経津主大神(フツヌシのオオミカミ)を主神とし、やはり神武天皇の時代の創建と伝えられている。まあ、この辺りはもう想像の彼方であって、真相なんか分からいない気もするが。

全然関係ない話ではあるが、この辺りを旅行すると、土産物屋にやたらに美味そうな変わった食い物があって、つい買ってしまう。大体は海産物、あるいは海産物と野菜などの組み合わせで、酒の肴やオカズに合いそうなもので、お菓子類はあまりない。こういった内海が育んだ食文化なのだろうか。他の地域と比較にならないぐらい目立つのだが。

レンズは、
NIKKOR N・C AUTO 24mm/f2.8
NIKKOR-H AUTO 50mm/f2 

50mmの方は、NEX-5Nにつけたので、75mm相当。60年代から70年台にかけて作られたレンズ。

☆ 鹿島神宮

日本三大楼門の一つらしい。徳川頼房寄進。
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しかし本殿は何気ない佇まい。道の脇の普通の民家並。これは意外だった。
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参道は短いのだが、本殿の先に伸びている奥参道が長く鬱蒼としている。
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宝物館にあった直刀が凄かった。刀身だけで2m超えていて驚くほど長い。同じ重さのレプリカがあったが、両手でやっと持てるぐらいの重さ。

☆ 香取神宮

こちらの参道はかなり長いが、露店がやたらに出てて、あまり有り難みはない(笑)。
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楼門、本殿は徳川綱吉によるもので相当美麗なものだった。
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宝物殿にあった、戦艦香取の船首の菊の御紋。縦1mはあったかな。
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この船は、大正天皇や皇太子時代の昭和天皇の御召艦としてずっと使われてる。1921年の皇太子時代の昭和天皇の訪欧に際しては、随伴艦を戦艦鹿島として、これに乗って行かれたらしい。やはり、香取のほうが、鹿島より格上なのかね。この名の艦は全部で3つあるらしく写真も飾ってあった。ちなみに撮影禁止の表示はどこにもなし。ま、鎧甲や刀は遠慮して撮らなかったが(笑)。
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古式レンズシリーズ(13)続き・・・兼六園他

雪の兼六園期待が大外れ。新潟は大雪だったんだが、福井金沢方面は小雨。ま、これも運命(笑)。
あんまり面白くない。
霞ヶ池かな
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唐崎松?
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根上がり松
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☆ その他

東尋坊にあった、イワバカフェ(笑)
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鳥取砂丘にはスナバカフェがあるらしいが、これは知らなかった。デザインとか大丈夫なのかね。そのうち、ミズバとか、エサバ、ヤマバ、クサバなんかが出来たりして。

永平寺正面を商店街から撮ったもの。夜中やってたみたいだが。
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金沢でよった、金箔の製造・販売店の”箔座”にあった黄金の茶室。秀吉のものより2倍だか大きいらしい。秀吉のは折り畳めて持ち運び出来たらしい。金箔4万枚だったか。ここの金箔は金閣寺の再建などでも使われたとか。この写真は、iphone。
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古式レンズシリーズ(13)・・東尋坊、大晦日の永平寺

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった、というのをちょっと体験してきた。
関越道にいくつもあるトンネルを抜けていたら、突然周りが白くなった。一体何なんだと、一瞬戸惑ってしまった(笑)。

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休みを利用して、東尋坊、永平寺、兼六園などに行って来た。
レンズは前回と同じく、
Carl Zeiss Jena Flektogon 20mm/f4 (EXAKTAマウント)
CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4 (ただし、NEX-5Nにつけたので、75mm相当)
Carl Zeiss Jena MC135mmf3.5 (同上で、200mm相当)


フレクトゴンのフードはもう少し補強してなんとか使えるレベルになったかな。

期待していた雪はなく、ずっと雨。最悪に近かったが、まあ取り敢えず見てきたという事で。東尋坊がそもそもなんなのかもよく知らずにいったのだが、溶岩が堆積岩中に入り込み、侵食で堆積岩が削られて溶岩だけが残ったものらしい。大規模な柱状節理があるということで貴重らしい。

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ま、こんな感じで、柱状に割れてるのが並んでる。

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表面はこんな感じで、道らしいものはないから結構危険。手すりもないし。
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☆ 大晦日の永平寺

全然知らなかったのだが、今年は初めて、唐門(勅使門)が一般公開されたらしい。天皇家からの勅使などが来る時にしかあけない門らしい。開くのが夜の11時で、その大分前から人が並んでいた。あんまり興味は無かったんだが、一応並んで参拝してきた。
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その先にある山門
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仏殿
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その横にある鐘楼。ゆく年くる年などで使われてるもの。
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こちらは一般の人も衝ける、寂光院の鐘楼。
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なんだかホワイトバランスがよくわからないんで色合いがバラバラだが(笑)。夜用のモードは無かったし。RAWのでも保存してるけど、自分で調整するのも面倒だしねえ。

帰り際には汁物が振る舞われたりして、昔の田舎の大晦日の雰囲気を思い出した。夜中、いろんな家にいっては遊んでたものだった。何が楽しかったのか良くわからないが(笑)。

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古式レンズシリーズ(12)・・・迎賓館・赤坂離宮

超快晴な天気で良かったんだが、日向と日陰の差が有り過ぎて、ホワイトバランスやISO値の調整でまごついた。AUTOで撮れば良かった。撮れたのは外部だけで、内部は撮影禁止。ま当たり前だけど。外国の元首を迎えて儀式や晩餐会やるところだからね。

内部は、見てそれなりに感心はしたが、まあ、こんなものか、という感もある。ベルサイユ宮殿なんかに比較してはいけないわけだけど、ちょっと最高級の場所というには、ショボいかもねえとは思った。大理石の柱とかは面白かったけど、まあ、本場に比べればちょっとミニチュアっぽい気がしないではない。広間なんかの広さも十分とは言えない気が。ま、もともとは東宮御所だったようだし、華美にみせるのを目的としたものでもないし。あと、日本では、トップクラスはそれほど贅沢はしてこなかったという面もある。江戸城だって焼けたあとは再建しなかった。ベルサイユ宮殿も、ドイツのノイシュバンシュタイン城も、王の好きに作ったもので、大変な費用と犠牲を払っただろう。ま、それが観光資源になってるから、良いのかどうなんだか分からないが(笑)。

入る際の手荷物チェックは厳重。空港以上かも。ペットボトルを持ってる人は、係官の前で一口飲んで見せないといけない(笑)。内部も一つの廊下に二人はいるというぐらいの密度でチェックしている。壁に触ったり、バッグが触れたりするとしっかり注意される。

レンズは、今回もツァイス系

CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4 (ただし、NEX-5Nにつけたので、75mm相当)
Carl Zeiss Jena Flektogon 20mm/f4 (EXAKTAマウント)

フレクトゴンは適当なフードがないので、既製品に手を入れて自作した。かなり上手くは行ったのだが、フィルターの上から使うと被ってしまうのと不安定なので、まだ工夫の余地があるが、まあ、A7につけて、20mmで使えた。プラナーは名レンズとして有名だし、自分としても好きなレンズ。コンタックス用なので古いものではないが、何だかもったいなくてずっと使っていなかったのでかなり久しぶりに使った。この世を綺麗に見せてくれるレンズ。

表側
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表側向かって左
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なんだか色合いが全然違うな。WB面倒だなあ。

裏側噴水越し
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建物裏側
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噴水には時折、虹が出ていた。
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正門も光の関係でライトが付いているように見えていた。
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フードが安定しなくて、そっちに気を取られて、ちょっとグダグダになってしまった。傾いてるし(笑)。

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古式レンズシリーズ(12)・・・伊豆修善寺周辺、ついでに北条家の果たした役割について

出でいなば主なき宿と成りぬとも 軒端の梅よ春をわするな(伝実朝)

源氏三代は短期間で亡くなった(殺された)わけだが、残った鎌倉や修善寺は賑わっている。今回は修善寺を一日かけて回ったが、なかなか面白かった。自然も良かったし、遺物、寺社、詩碑・句碑など多くて飽きない街だった。特に歩き回るのには手頃な広さ。以前何度か西伊豆にある、伊豆の長八美術館や記念舘に行ったが(→ HP、吉祥寺であった長八展 → ブログ)ここは通り過ぎただけだった。

レンズは、ツァイス系で揃えた。

コンタックスGシリーズ、Biogon T*28mmF2.8
カールツァイスJena Pancolor 50mmF1.8 (NEX-5Nに装着したので、75mm相当)
カールツァイスJena MC135mmf3.5 (同上で、200mm相当)

Gシリーズは90年代のものなので、古くはないが。下2つは60年代から70年代にかけて作られたらしい。コンタックスGシリーズは趣味的で惹かれるものはあったが、ボディには手を出さなかった。レンズが3本付いて10万円だか20万のがあって、ウーっと惹かれたけど我慢した。金色で眺めるのに良さそうだったが(笑)。NEXー5Nも古くなったが、ボディーは小さいし、なんでも装着できるから使ってる。特にファインダーが優れもの。製造中止になってもまだこれだけは高値で売ってる。

もみじ林
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久しぶりに富士山を見た。今年は雨や曇りばかりだったし。
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漱石の詩碑。近くで見ても全然碑文は見えなかったが。
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仰臥人如唖 黙然看大空 大空雲不動 終日杳相同
仰臥して人唖の如く、黙然として大空を看る。大空は雲動かず、終日杳として相同じ。
病気を患ってた時のものらしい。

葭原観音堂
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竹林の小径
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日枝神社
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修善寺
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帰りの車窓から
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実朝とか頼家、北条政子ゆかりの場所にも色々行ったんだが、どれがどれか分からない(笑)。とにかくポイントが多くて。


☆ 北条家の果たした役割について

北条家支配はネガティブなイメージを持たれる傾向にあると思うが、かなり良好な統治をした政体だったのではないか。徳川幕府に次ぐだろう。まあ、陰謀によって源氏嫡流を倒した面があるから、よくは思われてないだろうけど、しかし、源氏ってのは権力を握る以前から身内同士で殺しあってたし、従っていた武士団も東国のヤクザ集団みたいなものだから、お互い抗争し合うのも習性だろう。そのなかで北条家だけは結束してたし、統治も安定してた。支配は元寇の後始末の混乱で終わったが、最後幹部層が30数名も一斉に自決という形で終わっていて、潔い。

特に功績として大きなのは、御成敗式目を制定して法治を行った事、そして元寇を防いだ事。日本は彼らによって守られ、また今あるものになった、といって過言ではないと思うのだが。特に元寇は大きい。これで失敗してたら、今の日本も日本人もないだろう。日馬富士みたいなのが(略

あと法治の問題。封建体制は契約によって成り立っている。法律あるいは協定、約束事がないと成立しない。それをお互いが守らないといけない。「御恩と奉公」のように。双方に義務が課せられてる。客観的な契約に従っている。そういう基盤があったから、民主体制に移行できている。これが出来たのは、日本と西欧だけだった。中国なんか今も人治だろう。常に権力者側の主観で統治された。客観性・公平性がまるでない。汚職の摘発なんてのが、政敵を倒す手段になっている。サウジで今起きてる事もそうだろう。

日本では早い時期から法治が行われた。特に御成敗式目は裁判の仕方にいたるまで、非常に細かく成文化している。罪刑法定主義は日本でははるか昔からやっていた。

例えば、現代語訳されている、こちらから引用すると、→ サイト

>第10条:「殺害や刃傷(にんじょう)などの罪科のこと」
 言い争いや酔った勢いでの喧嘩(けんか)であっても相手を殺してしまったら殺人罪であり、犯罪者は死刑か流罪とし財産を没収する。ただし、罪を犯した当人以外の父子が無関係であるならば、その者たちは無罪であり、これは傷害罪(しょうがいざい)についても同様である。
 ただし、子や孫、あるいは先祖の仇(かたき)と称(しょう)して人を殺害した場合は、犯人の父や祖父がたとえそのことを知らなくても同罪とする。結果として父祖の憤りをなだめるために宿意(しゅくい)を遂げることになるからである。
 なお、子が地位や財産を奪うために殺人を犯した場合は、父が無関係の場合は無罪とする。

>第11条:「夫の罪によって妻の財産が没収されるかどうかの判断について」
 謀反・殺害ならびに山賊、海賊、夜討ち、強盗などの重罪の場合は夫の罪であっても妻の領地は没収される。しかし、夫が口論によって偶然(ぐうぜん)に相手を傷つけたり、殺害してしまったような場合は妻の領地は没収されない。

>第12条:「悪口(あっこう)の罪について」
 争いの元である悪口はこれを禁止する。重大な悪口は流罪とし、軽い場合でも牢に入れる。また、裁判中に相手の悪口をいった者は直ちにその者の負けとする。また、裁判の理由が無いのに訴えた場合はその者の領地を没収し領地がない場合は流罪とする。


感覚的には現代と変わらないのではないか? 中国では、誰かが罪を犯すと、三族誅殺とかいって親類にまで刑を課していたのだが。多分、北朝鮮では今もやってる(笑)。封建制を口を極めて罵るサヨク連中が賞賛したのがこういった国なんだから、頭がイカれてるよ。

この御成敗式目を現代に復活させた方がいいと思うのだが(笑)。今の刑法よりマシな気がする。どうも今の欧米発の法制度は気にいらない。責任能力が有るとか無いとかどうでもいい。現象としては同じだ。精神構造にまで立ち入って裁けると考える方に無理がある。殺人犯は原則死刑にすべきだろう。最近の欧米発の思潮を絶対視する風潮はどうにかならないのか。あれはキリスト教を元にしたローカルな考えに過ぎない。普遍的なものではない。彼らがそう信じるのはいいが、他国で盲信するのはおかしい。


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古式レンズシリーズ(11)・・・大内宿、塔のへつり、紅葉など

片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず、奥羽長途の行脚、ただかりそめに思ひ立ちて、その日漸く大内といふ宿にたどり着きにけり。

芭蕉が通ったのは猪苗代湖の東側にある奥州街道で、大内宿は西側を通る会津西街道(下野街道)だから、勿論芭蕉は寄ってないので注意(笑)。白河の関から須賀川あたりの西にあるのが、この宿場町。

>須賀川
>風流の初めやおくの田植ゑうた



猪苗代湖南方の下郷にある。昔の建物を残してるので有名。しかし、正直言って、あまり風情はなかった。どの家も同じように土産物と蕎麦を売ってる。一応、例のネギ一本蕎麦を食べたが、まあ、想定出来る程度の味だった。道を挟んで家が並んでるだけで、なんだか全体が単純だし。白川郷とか川越のほうが良かったかな。しかし、まあしょうが無いだろうなあ。自分だってそこに住んでたら、蕎麦屋やって土産物を売るからね(笑)。こうなる前の頃は良かったかもしれないが。売買はどこかでまとめてやって、建物はそのまま、という形にしてくれたら良かったと思うが。白川郷はそれに近かったかもしれない。雪に覆われたらまた違う印象なのかもかもしれないが。

ただまあ、こういうのは存在してるだけでも有り難いのかもしれない。昔の祖先の生活を偲ぶよすがになる。以前、中仙道の馬籠宿とか奈良井宿に行ったけど、なんとなく心の底の何かに触れた気がした。特にみるものがあるというわけではないが、何か過去の記憶に触れたような。まあ、時代劇とかで見た記憶にすぎないのかもしれないが、こんなだったんだろうなあ、という感触があった。

あと面白かったのは、そこに行くまでの山、畑、川などの風景の変化。とにかく目まぐるしくて面白かった。形も木々の色も次々に変化していく。千変万化で、他の地域でこんなに変化したのを見たことは無かった気がする。周囲が全面山地のせいだろうけど。時期的にも紅葉の季節だったので、そのせいかもしれないが。豊かな自然、と言葉にすれば簡単な事だが、実際に体感することはそう多くない気が。

使ったレンズは、全てニコンの古いもの。とにかく一通り使うまで終われない(笑)。

NIKKOR N・C AUTO 24mm/f2.8
NIKKOR-H AUTO 50mm/f2 


大体、60年代から70年代にかけて作られたようだ。50mmはNEXー5Nに付けたので、75mm相当になる。他は、α7。135mmも持っていったがやはりあまり使わず。

大内宿
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村外れには祠や墓所があった。
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塔のへつり・・・塔の形をした断崖ということらしい。大内宿から直ぐの所にある景勝地。結構な壮観だった。下に降りようかとも思ったが、この日はなぜか足がふらついてたので止めた(笑)。
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紅葉など
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古式レンズシリーズ(10)・・・川越の街なみ、巾着田の曼珠沙華など

片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、じゃないが、休日になるとどこかに行きたくなる。勿論写真を撮るためで、撮れればいい(笑)。結果はまあ、どうでもいいって感じ。今回は川越の街と、数日前天皇皇后両陛下が行かれた巾着田に行った。昔の街なみを売り物にしてる所はいくつか行ったがあまり面白くなかった。しかし川越はかなり良かった。もう一度行かないといけないなあ。巾着田の曼珠沙華は、若干盛りを過ぎてたが、まあ、なんとか写真は撮れた。

今回使ったレンズは、

Carl Zeiss Jena Flektogon 20mm/f4 (EXAKTAマウント)、ただし、NEX-5Nにつけたので、焦点距離30mm
Super-Multi-Corted TAKUMAR 55mm/f1.8(M42マウント)
AI Micro-NIKKOR 105mm F4


20mmのフレクトゴンは、何度も使ってるのだが、まだ上手くいかない感じ。今回はなんとかフードを使おうと思って、手作りで挑戦したが、やはりダメだった。径が77mmで、それから82mmへのステップアップリングをつけて、アマゾンで安く売っていた82mm用花形フード(180円!)を工作してやってのだが、うまくいかなかった。ネジ込みの部分をノコで切り落としたり、四隅を半田ゴテで溶かしたりしたが、どうしても被ってしまう。しょうがいないので、NEXー5Nにつけて、30mmのレンズとして使った。それだと周辺を写さないので一応使える。ただ、5N用の取り外しできるファインダーを持って行くのを忘れて、ピントが合わなかった。色々と大変(笑)。

ペンタックスの55mmは前にも一度使ったがよく写るので、再登場。
ニコンの105mmマクロレンズは、好きで前からずっと使ってたのだが、最近ヘリコイドが重くて使えなかった。修理に出してもどうせ中古品を新たに買う程度の金がかかると思って、自分で分解してグリスを塗ってみた。ある程度まで分解して古いグリスを拭き取り塗り替えたら、それなりに回るようになった。このブログの珈琲焙煎日記に使ってる写真は全てこのレンズ。

☆ 川越
なかなかおもしろかった。建物がそのまま残ってるのと、街がバラエティーに富んでいて、各種お土産品が工夫されてる上に安くて買いやすいのがいい。まあ、小京都という感じではないが。昔の地方の小都市かな、って、まんまだけど。一度では足りない感じ。第二次攻撃ノ要アリト認ム。寺院は彼岸ということで入れなかったし。

55mm
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55mm
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とにかく人が多かった。アジア系の言葉がかなり聞こえた。面白いのかね。

55mm
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20mm
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55mm
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これはちょっとした細工物で、トンボが上に乗せてある。固定されてなくて、置いてるだけだが、一点だけで上手くバランスが取れるように作ってある。1400円だったかな。これは買わないで別のを買って写真だけ撮らせてもらった。ケースの上からでもの凄く撮りにくくて、上手く収まらなかった。買えばよかったとあとで後悔。しかしこういうのは持ち帰るのが大変。

巾着田の曼珠沙華やコスモス
20mm
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55mm
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20mm
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以下は全て105mm
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白いのもあるんだ
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古式レンズシリーズ(9)・・・雨畑の吊り橋、上沢寺・久遠寺、富岳風穴

延々と続く古式レンズシリーズ、今回は

NIKKOR-H、28mm/f3.5
Super-Multi-Corted TAKUMAR 55mm/f1.8(M42マウント)

ニコンのは前一度使ったが、ペンタックスのは初めてかな。今まで使った記憶もないような。NEX-5Nに付けたので、実質80mm程度の中望遠になる。外に135mmも持っていったが使うチャンスは無かった。どちらのレンズも中古市場だと相当安いな^^;。3千円とか、5,6千円で買えるみたいだ。なんだかもったいない。色々作りすぎて、無駄なエネルギー使ったのではないかと言う気もする。どちらも60年代に作られたようだ。今回は主に28mmの方を使うことになった。


雨畑の吊り橋。実に風情のある名前だなあ(笑)。映画のタイトルにでもなりそうな。ダム湖である雨畑湖の真ん中辺りに作られた吊り橋。かなり揺れて転けそうになった。場所はこの辺り → 地図
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上沢寺、久遠寺。日蓮宗関連のお寺。特に久遠寺は総本山らしい。上沢寺にある、逆さ柳。
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これは55mm
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久遠寺の前の階段、というより崖みたいな。70度はあったかなあ。一般客は斜行エレベーターで行くのだけど。
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私には宗教心はないが、一応心の中で参拝しておいた。


富岳風穴。これは結構な体験だった。とにかく寒い。近くによると洞窟の入り口から冷風が吹いてくる。この日は中の気温は3度だったらしい。溶岩の中に空いたもので中には氷とかあった。天井は低くて、ヘルメットは必須。ただで貸してくれる。
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55mm
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55mm
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溶岩からガスが抜けるときに出来た穴らしい。
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古式レンズシリーズ(8)・・・白糸の滝、濃溝の滝、大山千枚田

普段使ってないレンズを日に当てようという極く私的な企画だが、雨ばかり。

今回使ったのは
ライカLマウント、Hektor135mm/f4.5 (M42アダプター → NEXアダプター)
Carl Zeiss Jena Flektogon 20mm/f4 (EXAKTAマウント)
Carl Zeiss Jena pancolor 50mm/f1.8 mc (M42マウント)

ライカのヘクトールはヘリコイドが回しにくくなっててあまり使えなかったのだが、棚を見てたら昔買ったアダプターが見つかった。すっかり忘れてたが、レンズの先端部分を外してこれに付ければ、M42マウントになり、それに更にNEX用アダプターを付ければ普通に使えた。といってもあまり使うチャンスはなかったが。1930年代から生産されているレンズ。

Carl Zeiss Jena というのは、ツァイス社がドイツの分断に伴い分割されて、東ドイツの側に出来た会社。上の2つのレンズは共に60年代以降に作られたらしい。あまり使ってないので、個性とかはよく分からない。特に20mmのは適当なフードがなくて使いづらい。ゴム製のを切って作っても、わずかに四隅が隠れてしまう。しょうがないから裸で使ったりしてるが、レンズが心配でなかなか持ち出せない。



富士宮市の白糸の滝。雨とモヤでまともに撮れない。レンズに水滴は付くし悲惨。
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幽玄というのか、水墨画の世界のような(笑)。

濃溝の滝、
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正確には、これは亀岩というらしく、別の所にあるのが濃溝の滝だとか。しかし通称名として定着してしまった。実はこれは人工のアーチらしい。朝晩でないと神秘的な雰囲気(笑)にはならないみたいだ。これは135mmかな。


大山千枚田
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ここは、雨水だけを使って育てているらしい。また機械は入らないので全て手作業だとか。土地を分担して所有してくれる人を募集しているらしい。年間で7回、田植えとかの作業をするとか。お金と時間のあるひとはどうぞ。

この時は奇跡的に晴れていた。久しぶりの青空だったような。
青空といえば思いだすのは、中国の将軍、彭徳懐の悲しい話。朝鮮戦争の中共軍司令官となり崩壊しつつあった北朝鮮を支えて国連軍を38度線まで押し返した英雄。しかし、その後大躍進政策を巡って毛沢東を批判したために人民解放軍司令官の座を終われ、しかも紅衛兵に虐待されて壇上で骨折させられ、その後癌を併発したが鎮痛剤の使用も拒否されて血便のなかで放置された。最後に空を見せてくれと頼んだがこれも拒否されて亡くなったという。とんでもない国がこの世には存在している。何カ国も。ナチより遥かに凶悪な集団が支配している。こんな国を国内サヨク共は賞賛してきた。あのての連中を絶対に信用してはいけない。明日は我が身だからね。

ちょっと話がずれたが、このあと都内に帰って、高速のトンネルを出たら、外は土砂降りの雨。ほんとにびっくりした。たどり着いたらいつも雨ふり、なんて歌があったが(笑)。窓の外は雨、雨が降ってる、とか。最近なんだか天気が凄いな。




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薔薇が咲いた・・・「アンネ・フランクの思い出」

真っ赤なバラじゃないけど。6月に神代植物公園で購入した鉢植えの薔薇の品種「アンネ・フランクの思い出」(Souvenir d'Anne Frank)が夏花を出した。この花は四季咲きと言われていて、一定の温度があれば咲くらしい。

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まあ、咲いた花の数は少なかったし、色もいまいちだったが、咲いて良かった。しょっちゅう枯れさせてるからね(笑)。とにかく水やりは欠かさないようにはしたが。ただ、やはり植物園で見たのに比べたら見劣りはする。

最初にこの品種を知ったのは3年前、谷津バラ園。→ ページ
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今年は神代植物公園でも見た。→ ページ
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ばらはあんねふらんく。くさぐさの麗しき色まじりて、いとはなやかなる色合いにて咲き出たる、いとをかし。

真っ赤なバラとかは、派手な態度の大きな女みたいで趣味じゃないが(笑)、これはいたく気に入った。しかも名前の由来がまた一つの話としてある。前のページに書いたのから引用。

>この品種を作ったのは、ベルギーの育種家、デルフォルフェ氏(Hippolyte Delforge)。この人は、アンネフランク同様、ユダヤ人収容所に入れられていたのだが、無事生き延びることが出来た。そして新たに作った品種を1960年、「アンネフランクの思い出」として発表し、アンネフランクの父オットー氏に贈り、有償での販売を禁止したという。
その後、日本の合唱団が、偶然オットー氏に会い、この苗を贈ってもらって日本に根付いたのが1975年だとのこと。欧州では絶えているという話も。その後、日本各地に無償で贈られたという。
詳しいことは、こちらに → サイト

私はこの品種は売ってないものだと思っていたのだが、神代植物公園に鉢植えの売店があったので、一応聞くだけ聞いてみようと行ったら売っていた。調べると、通信販売で普通に売ってるんだね。

しかし、色々調べるとバラを育てるのは結構たいへんみたいだな。水さえやってりゃいいだろうという姿勢ではダメらしい(笑)。剪定したり、肥料をやったりしないと綺麗には咲かないようだ。今回は全くノーマークだったから特に何もしなかった。咲いたあとのは摘んですてないといけないとか。全然知らなかった。ただ、検索してみると、挿し木で増殖させるのはそんなに難しくはないらしい。花ってのは買うもんだと思ってたが(笑)、増やすことも出来るとか。真っ赤なバラで埋め尽くされるのは嫌だが、この色ならいいかな。

ちなみに、私が行ったバラ園で最多の品種を揃えてたのは京成バラ園だと思うのだが、ここでは見つけられなかった。1万種も揃えてるのならあるだろうと思って、リストを見せてもらったのだが(笑)、無かった(今年6月時点)。ま、バラの品種は無茶苦茶多いらしいからね。有名人の名前は大概使われてるのでは。ロナルド・レーガンなんてのもあったし(笑)、多分その内、ドナルド・トランプも出来るのでは。マリア・カラスやカトリーヌ・ドヌーヴとか当たり前。確か、プリンセス・ミチコとか、プリンセス・マサコとかもあったはず。ロナルド・レーガンはただの真っ赤なバラのようだったので、撮影はしなかったけど。
(訂正 京成バラ園は、1600種1万株らしい。さすがに1万種はないな。谷津バラ園は、700種1600株、神代植物公園は400種5200株とか)

(9/12追記)
9月上旬に二回目の開花があった。前より少し花の数が多いかな。色はやはりバラ園のが鮮やかだが。
sainiwaDSC02099.jpg

(10/11追記)
3回目の開花。ただし、2つだけ(笑)。最初買った時は10個ぐらいはあったのだが。ただし、今回は色は綺麗だった。
saibaraDSC02145.jpg

(12/2追記)
11月下旬に4度目の開花。また二個だけだけど。最初買った時は、十何個も付けてたんだけどねえ。この差は何なんだ。
saifrankDSC02253.jpg




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