映画「ダンケルク」@木場IMAX2D(ネタバレ)・・・戦場の冷静な描写

ちょっと異色の映画なのだろうと思う。ドキュメンタリータッチで、戦争の様相を冷静に描く。ドーバー海峡を渡って逃げようとするイギリス兵の集団、空でドイツ機と戦うパイロット、救出に向かう民間のプレジャーボートの乗組員、三様の場面がストーリー的にはほとんど噛み合うことなく、別個に描かれる。そのなかであえて主人公と言えるのは、イギリス兵の集団の中の人物だが、特別に活躍するわけではなく、共感を呼ぶ役割もしていない。むしろかなり小狡く立ち回る人物でとして描かれる。他の兵士同様のレベルで、英本土に帰ろうと必死なのだ。パイロットも特別な描かれ方はしていない。あえて言えば、民間船の船長が、国民としての義務を淡々として果たそうとしてるのが、好意的に描かれる。

描写は相当にリアルである。広い砂浜に大勢のイギリス兵が列を作ってじっと待ってる。そこにドイツ機の空襲が時折あり、そのたびに死傷者がで、それを埋葬したり、タンカで運んだりする。桟橋の上に足の踏み場もないほどに密集したイギリス兵がいて、そこに爆弾が投下され、銃撃がある。どんな特撮なのかしらないが、かなり激しい描写になる。救難船に乗り込んでも撃沈され、また大勢が死に何人かが救出される。流れた重油に火がついて辺りが火災になったり。海に浮かぶ兵士が助けを求めてボートの近くに行くが乗るのを拒絶されたりする。

戦争映画といえば必ずある銃撃戦とか戦車同士、艦隊同士の戦いはない。ドイツ兵はほとんど出てこない。兵士の目から見た戦争の様相であるのだろう。ただ、戦闘機同士の戦いはあって、その空中戦がIMAXの広い画面で見れるのが面白かった。シミュレーションソフトみたいなノリの映像。スピットファイアが活躍するのだが、本物かも。海面に着水してパイロットが中で動いてるのを上から撮ってるのとかあるんだが。まあとにかく空襲の威力の大きさは十分に描かれる。

ただ、編集があまり親切でなくて、続き具合がよくわからなかったりがある。顔の区別が付きにくいのは私だけかもしれないが(笑)。あまり特徴的には描いてないのも従来の映画からは外れてるかもしれない。エンディングも映画的なカルシスはない。ただ、必死に帰ってきた兵士が乗ってる列車に民衆が嬉しそうに酒を差し入れてる程度で、帰還の喜びが表される。まあ現実はその程度だろうなあ。実は、ちょっと妙な描写もあることはある。ま、これは人によって違うかもしれないから書かないが。

予告編は、まず、ブレードランナー2049,これは面白そうだったから見るだろう。ハリソン・フォードがもの凄く老け役をやっていてちょっとショック(笑)。スターウォーズの次作、まこれも当然見る。しかし、いっちゃ悪いが、あの黒人の主人公は全然感情移入できないな。現実に引き戻される。他に適当なのはいなかったのかね。あと、猿の惑星の続編。いい加減にやめたらどうだろうか(笑)。一作目だけで十分。それから例のスーパーマンとか色々でてくるような奴。あんなの面白いのかなあ。見る気はないが、二作紹介されていて、どちらも昔のロックを使っていた。ツェッペリンの移民の歌と、ビートルズのカム・トゥゲザーだったかな。移民の歌はなかなか良さそうな使い方をされてた。しかし、アメコミなんて理解不能。宇宙一強いのを1万人ぐらい作って戦わせたらどうだろうか。とにかくシリーズものばかりだな。

ましかし、ダンケルクは重いなあ。描写がリアルでかなり来る。そして沈んでいく。ドラマとしてではなくて、細部の描写なんだが。ちなみに、私はイギリスに行った時、フランスに渡るのに連絡船を使った。ユーロスターじゃなくて。理由は、ダンケルク撤退や、ノルマンディー上陸の時の兵士の感覚を感じてみたかったから。これはほんと。白亜の崖も見れた。HPの方でも出しているが、その時の写真。
hakua.jpg
この映画の最後にも出てる。
このフェリーに乗るには、ドーバーの町の停車場から桟橋に行くバスに乗る。私が行った時はそのバス会社は3社あって、どれに乗ろうかなとウロウロしてたら、そこにいた青年が、私がどうしていいか分からないんだと思ったらしく、勝手にバスの運転手と話をつけて、これに乗れみたいな事を言ってきた。ま、素直に従ったが。乗船時間はかなり短かかったような気がしたが、調べると1時間半か。カレーの町のレストランでは、釣り銭を誤魔化されたが、ま、日本人はチップの習慣がないから、その分かな。カレーからダンケルクは近いので行こうかとも思ったのだが、たしかあそこはかなり不便な地だったと思う。簡単には行けなかったような気が。いま調べたらそうでもないみたいだが、私が行った時は90年代だったから事情が変わったのかもしれない。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

「ターミネーター」復活上映@立川シネマシティ、「銃夢」映画化など

立川のシネマシティで、タ-ミネーター初代の復活、爆音上映をやっていたのでみてきた。以前も「パシフィック・リム」で行ったが。このターミネーター初代は中々好きな作品。SFマインドに溢れてるのと、人間の弱さ、はかなさ、切なさが、機械の圧倒的な破壊力に対比して描かれていて印象深い。恋愛映画としてもなかなか良い。低予算で作られたのが分かる面があるが、多分これをリメイクしてもこの雰囲気はでないのではないかなあ。出演者たちのちょっとした表情がなかなか得られないのではないかな。ただ、ターミネーターが現代に現れた時に、スナックみたいな所に裸で入っていって、そこの女性が、ワオ、みたいな表情をするところがあったはずだが、カットされていた。なんであそこをカットするんだろう。と思ったが、あれはターミネーター2だったか。

今回見直して、ヒロインのリンダ・ハミルトンの演技が中々いいのが分かった。カイル役のマイケル・ビーンも適役の印象を与えるし、殺戮機械に徹する(笑)シュワルツェネッガーも中々凄い。表情を動かさないからね。マイケル・ビーンはエイリアン2でもいい役を演じてたが。ターミネーターは2からあまり面白くなくなると思うのだが。エイリアンは3が何これって感じ。なんなんだ、あの追っかけっこは。あれ作り直してくれないかなあ。4は気持ち悪くてみれない(笑)。あのてはダメ。ターミネーターは1がベスト、エイリアンは2。異論は認めない。

ま、とにかくエイリアン2は非常に好きだ。愛してるといってもいいくらい(笑)。当時、エイリアン2のノーカット版というのが、レーザーディスクの輸入盤で売られてて、2万円以上したが買った。植民者達があの卵を見つけるシーンがあるやつ。勿論字幕なんか出ない。ところがその数ヶ月後、テレビでそのノーカット版が放映されて呆然とした(笑)。それはないだろうと思ったが。

ターミネーターの上映前に、エイリアン1の前日譚の映画の宣伝をやっていた。以前に「プロメテウス」というのが作られたが、その続編らしい。プロメテウスは毀誉褒貶というか批判が強かったようだが、ま、私は期待もしてなかったし適当に楽しんだが。これの続編にあたる「エイリアン:コブナント」というのが9月かに上映されるらしい。あの生き物の幼生が大量に出てくる感じ(笑)。ちょっとおもしろいかもしれない。あれは気味が悪いというよりは、ちょっと愛嬌があるし(笑)。


☆ 「銃夢」の映画化など

かなり前にキャメロンが映画化権を獲得していたのだが、ずっとそのままにしていた。著作権訴訟に備えてのものかと思われてたようだが、今年はじめの時点ですでに撮影が行われていたようだ。キャメロンは製作の方で、監督ではないらしいが。原作は幾つものエピソードがあってかなり長い。噂では今でも続編がどこかの雑誌で連載中だとか。どこの雑誌だか知らないが(笑)。本編の方はすでにだいぶ前に終わってるとは思うのだが。最後は、主人公たちが泡を身にまとって宇宙空間に出撃するシーンだったと思うが、どう処理されるか期待している。

キャメロンはアバターの続編を予定しているらしい。彼の作品はタイタニックを含め大体は気に入ってるのだが、アバターはちょっと?だった。人類とあの宇宙人との関係は、まさに白人と他人種との関係になるわけで、狙いはとてもいいとは思うのだが、何かバランスを欠いてた。脚本の練りが不十分だったような気がする。前半で金を使いすぎたのかもしれない。最終決戦を省略してたし。ま、アバター2が出れば勿論見に行くが。



テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

映画「君の名は。」・・・タイムスリップものの傑作

正直言って見に行くのは気恥ずかしくて迷ったのだが、どうしても実際に見て解決しないといけないと思って見に行った。
何を解決するのかというと、一般の人気の高さと、業界筋や評論家などからの執拗なネガティブな批評との落差の謎である。一体どちらが正しいのかを自分で確認する必要を感じた。こんな状況なんて今まで見たことがない。興行収入で肩を並べようとしている「アナ雪」なんて業界を挙げての大持ち上げ祭りみたいになってのとはえらい違いである。ちなみにそれは見てない(笑)。どうせディズニーなんてただのハッピーエンドだろうと思ったし。違ってたら失礼。しかし見る気はない(笑)。

で、見た結果はというと、大満足だった。これは傑作だと思う。まあ、普段はアニメどころか普通の映画でさえあまり見ないから、信用性はないが(笑)。アニメで言えば、ナウシカと並ぶか、あるいはそれ以上の傑作。日本映画全体でも、相当なレベルだろうと思う。ま、あまり見てはいないが(笑)。

アニメについては、ジブリものとかは普通レベルで見ている。ナウシカ以外は面白くなかった。千と千尋とか、ラピュタとか、紅の豚とか、ハウルとか、何が面白いのかさっぱり分からない。中身が空っぽの箱を綺麗な紙で包んだ感じ。言いたいことが見えない。「もののけ姫」だけはちょっとおもしろいかなとは思ったが。あの製鉄の一族の挿話が邪魔。あれをカットしてくれるといいと思うが。そもそもあの映画は、自然やその中にいるであろう神々への恐怖、それらの脅威、怒りに怯えて暮らしていた人間が、それに立ち向かい遂にはダイダラボッチを倒して克服し、自然がただの自然として眼前に現れる、という世界観を描こうとしたのだろうと思うが、そうだとすると、既に自然を利用していた製鉄の一族の存在は矛盾するのではないのか。あの集団の存在はストーリー的に必要性があるのか。宮崎監督の個人的な好みあるいは性癖で入れたようjな気がするが。宮崎駿って人は、女性をトップにした親和的な仲睦まじい集団をやたらに描く。どの作品にもそんなのがある。またそれかい、って感じになる(笑)。なんだか見てて恥ずかしいんだけど。母系社会への回帰願望なのかしらん。

この映画はストーリー的にかなりよく練られてるし、絵がいい。さすがにこれでネタバレは出来ないが(笑)、よくできたタイムスリップものだ。なにかこの映画に理屈上の、あるいは論理的な欠点があると論難する向きもあるようだけど、タイムスリップものなんてそもそも因果関係が狂ってるんだから、無い方がおかしい(笑)。それはあえて言わないだけである。「ターミネーター」だって、一体じゃなくて数体、それも時間差を置いて派遣してお互い連絡を取り合えば、まず獲物を殺すのはわけはないだろう。しかし、それをやったらドラマにならない(笑)。また、そんな事をあげつらったら、大概のSFものやファンタジーものはなんだって文句が言える。スーパーマンとか、あんなものが存在するわけはないし(笑)、その存在を仮定したら、なんだってできる。どんなドラマなのか、見る気もないから知らないが、そっちを批判すればいいだろうに。私はSFものは好きで小説も映画もよく親しんできたつもりだが、この映画に関しては先が読めなかった。数分先も結末も全く読めない状態で最後の方までいった。

映像的にはこれは文句なしの綺麗さである。都市の交通状況とか田舎の森の美しさ、川の流れ、神楽の演舞、どれもこれも極めて詳細にリアリティ豊かに描かれている。それを見るだけでも金を払う価値はあるのではないか。どうやってあそこまで細かく描けたのか不思議な気もする。また海外でも売れてるようだが、日本文化の紹介という意味でも相当にいい。神楽、縁日の屋台、組紐他。

☆ なぜ映画界はネガティブな反応をするのか

これに対して、映画界側が批難してるのは一体何なんだろう。
むしろ喜ぶべきだし、盛り上げるべきだろうに。

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]って人が言ってる事など、言い掛かりとしか言いようがない。→ ソース・・・ネタバレあり
主人公の父親の職業がどうだこうだとか、そんなもん、作る人の勝手でしょとしか言いようのないものだ。しかもこれはストーリーに組み込まれていて、実際利用されている。あまり詳しくは書けないが(笑)。
3:11とも全く関係ないと思うのだが。これは彗星のある特性の話。

こちらもちょっと問題あるだろう。
東京国際映画祭ディレクターが語る因縁付け。 → ソース

>アニメに限らず、外国の作品に対する関心が下がっていることに、僕は大きな危機感を抱いているんですが、その原因のひとつとして考えられるのは、情報が多すぎて逆に届きにくいという皮肉な状況になっているからではないかと。10年前は年間500〜600本だったのが、いまは1200〜1300本近い作品が公開されています。

これは喜ぶべき事としか思えないんだが(笑)。何が問題なんだか。それにネットが発達してるんだから、宣伝面では昔よりはるかに状況はいいはずだが。この作品自体、口コミなどでヒットしたらしい。良くは知らないが。

>『君の名は。』がものすごくヒットしたのも、そうした状況に依るところもあったのでは。

意味不明としか言いようがない。作品数が多いから、特定の作品に客が集まった???????
理解できません。他にいい映画があると思うのなら、そのファンがそれを広めればいいだけ。

>“女子高生とタイムスリップ”はもう十分なんじゃないかなと、個人的には思っています。

十分だと思うなら、作家がもう作らなければいいだけの話。それをそういう作品がヒットしてる時に言うってのは、侮辱だろう、表向きの言葉は違っても。

ジョーズがヒットしてるときに、もうサメが人間を襲う話は十分だと言うのか。
スターウォーズがヒットしてる時に、宇宙ものはもう十分だと言うのか。
そんな事を言う人はいないだろう。
そこにもっと表現の分野があると思えば更に作ればいいし、無いと思うのなら他に向かえばいいだけのはなし。

なんなんだろう、こういう発言は。
こういう論難の元にあるものが何なのか、その謎は解けていないが。


☆ 余談


引用してたら気分が悪くなったので、全然関係ない話ではあるが、彗星にまつわるあるマンガの事で口直し。
はるか昔、私が子供の頃読んだ少女マンガの話(笑)。購読してたわけではないが(笑)、たまたま読んだ。

南の島に、対立する2つの部族がいた。オセアニアの群島みたいなところだった。
主人公は片方の部族のお姫様とその護衛隊長。もちろん二人は恋仲。
敵の部族と戦争をする事になり、二人は、負けた場合に落ち合う場所を決めて戦いに臨む。
そして敗れて、お姫様たちの一行は、先にその場所に逃れて他の人が来るのを待っている。そこは大陸の一部のような土地だった。
しかし、護衛隊長はいつまで経ってもやって来ない。
もう亡くなったのだろうと思い、これからどこか新しい土地を探して自分たちの国を作ろうと決める。
どちらに行こうかと考えてる時に、空に大きな彗星が現れる。その彗星の向かう方向に行こうと決めて、ジャングルの中に入っていく。
しばらく経ってから、護衛隊長が命からがら逃れてくる。お姫様たちはどこにいったのか現地の人に聞くが、誰も知らない。ただ、ある人が、彗星の向かう方向に行こう、と話していたのを聞いていた。しかし、その彗星はもう消えていた。

途方にくれていると、現地の長老が、昔自分は子供の頃、同じ彗星を見たと言う。その頃の老人も昔見たと言っていた。だから、あと何十年かしたら、その彗星がまた来るだろうという(ハレー彗星ですね)。それで、護衛隊長はその彗星が来るのを待つ(待ってないで探せというツッコミは無し)。
待っている間に、大きな丸い水晶をどこからか探してきて、お姫様の等身大の姿を彫る。
そして、白髪の老人になった頃、その彗星がやってきて、老人はその彗星の向かう方向に、杖を突きながらジャングルの中に入っていく。

まあ、ツッコミどころは幾つもあるが(笑)、問題はそこじゃない。感情なんて理屈じゃないからね。二人は出会ったのだろうか、どんな出会いをしたのだろうか、と子供の頃の私は想像したものだった。ちなみにタイトルは「水晶の天使」みたいな感じだった。作者は分からない。ちょっと探したけれど。

マンガというのは、単行本になったのは残っていても、雑誌の読み切りのようなものは、もうほとんどすたれていっている状況だろう。これ以外にも忘れられないものは幾つもあって、もう一度見たいと思っても叶わない状態だ。こういうのを集めて、各作品ごとに電子化してもらえたら、いつでも見れる。それで麻生内閣の時に、マンガ・アニメ博物館というのを作ろうとした。それに糞メディアの連中が猛然と批難を浴びせて潰した。こいつらはまとめて処刑でもすべきだろう。今の日本人はそういったマンガの影響を受けて育ったのだ。それを残すのは日本人にとっても、またそういった文化を尊重してくれる外国の人にとっても必要な事だ。早く作って、消えかけている雑誌類を収集して欲しい。


テーマ : アニメ
ジャンル : 映画

映画「ローグ・ワン」・・・「スターウォーズ」EP4-6の風味満載

以下ネタバレ。2D吹き替えでみた。
あまり期待してはいなかったが、相当良かった。十分満足できる。少なくとも、EP1-3の新三部作よりはよほど面白い。むしろあれは無しでも良かったのではないか。こちらを先に作った方が、配役なんかでも上手くやれただろうに。

懐かしい兵器のたぐいはほとんど全部出てくる(笑)。タイファイターの大群から、Xウイング他の戦闘機。スノーウオーカーやスカウトウオーカーなどの地上兵器。それにあのデススターのプラズマ砲発射シーン、吹き抜けの塔の中での戦い、ダースベーダーのフォースによる首絞め(笑)。あれは締めなくて良かったような気がしたが、サービスかしらん。ターキン提督にレイア姫はそっくりだが本物ではないらしい。一瞬だけ、EP4で出てきてたダンサーが見えた。サービスしすぎ気味。

登場人物も多く、前半は一通り駆け足気味に僅かな説明で出してくるのでよくわからない面もある。ちょっと端折り気味かな。かなりカットしてるような。思い出ばなしで過去のストーリーを説明してたりして、あとでああそうかなんて思ったり。プログラム見て分かったり。名前が妙に似てて混乱たりもする。全体的に編集の問題かもしれないが、ちょっと落ち着きがない印象。

しかし、まあ、父娘のドラマとか、中々泣かせるところもある。EP7とこれで思ったのは、役者がちゃんと演技してるって事(笑)。以前のはただストーリー説明のためのコマのように扱われていた面があった。やはりこの辺りはルーカスかそうでないかの違いか。今回もEP7同様ヒロインが中々良かった。最近は一番戦ってるのは女性(笑)。なんでだろう。形式に嵌った男性対肉体で戦う女性なのか。

今回の新しい役で面白かったのは、盲目の棒術の達人チアルートと、ドロイドのKー2SO。チアルートはまんま座頭市(笑)。戦い方から、ミエの切り方などそのまま。ほとんど演技をコピーしている。前方方向に顔を向けたまま、側にいる敵の息の根を止めるしぐさとか。いわゆるオマージュですかね。しかし、スターウォーズに座頭市が出てくるとは思わなかった。まあ、時代劇を参考にしたとは以前から言われてはいたが。これはかなり面白くて、これだけでももう一度みたいのでまた行くつもり(笑)。K-2SOは知的で冷静な?ロボットで、スタートレックのスポックの役回りで、しかも戦いにも強い。前を見ながら横にいる敵を顔も向けずに片手で射殺したりする。この仕草はどこでみたかなあ。ハン・ソロだったか、マカロニウエスタンかなんかかなあ。

最後の辺り強引にEP4に繋げてた感じがするが、まあ、それも面白い。レイア姫を後ろから写してて、振り返る仕草をしたときは思わず身を乗り出してしまった(笑)。あれはそっくりさんって話だが、よく似てた。顔幅がちょっと違うかなとは思ったが。これは大勢の観客でみたかった。何か反応が起きたはず。もう客はあまりいなかった。

(1/26追記)
2回めをMX4D字幕版で見てきた。

まず、MX4D、これはちょっと疑問。椅子が動いても、それが何?って感じだし、あまりどうでもいい。問題は水のようなものを掛けられること。しかも目の辺りにくるから、水槽が雑菌で汚染されたりしてたらと心配。もう二度と行かない。3Dについてはこの作品はあまり大したことはなかった。特に良かったシーンはなかったかなあ。

ただ、二度見るというのはこの作品の場合必要。一度見てるから気づくシーンとかあるし。最初の方の通信画面に反乱側がでてたのとか。ちょっとしたセリフとか、シーンとか。あまり説明的なセリフが無いし、カットが短いから見逃してたシーンが結構あった。街中で体がぶつかって文句言ってくる通行人は、EP4で出てたキャラかな。

最初見たとき疑問だったのは、ボーディの言ってることがウソか本当かを知らべるために怪獣にチェックさせるのだが、その時、これをやると人格が破壊されるとか脳の中が空っぽになるとかいってるのだが(吹替版で)、実際にはそうなっていなかった事。字幕版で見てたら、そこで、one tenth と言ってて、つまり1割の確率でそうなるという意味だろうと思う。これは字幕でもそういう風には受け取れなかったけれど。

あと、男の方の主人公のキャシアン・アンド^ー役をやった、ディエゴ・ルナの演技が相当に良かった。新しい事態に遭遇した時のちょっtとした表情の変化とかが非常にうまかったこと。ソーゲレラ役も良かったが。

最後に出てくる秘密兵器?のタグボートみたいなのには笑った。力で推すという原始的なものがこういう所で出てくるとは。


テーマ : スター・ウォーズ
ジャンル : 映画

映画「パシフィック・リム」再上映・・・立川シネマシティ2

3年ぶりに、映画館での上映に行ってきた。都合9回目ぐらいかな(笑)。今回は2D、吹き替え版、28日まで。
いやあ面白かった。前よりも感動してしまった。まあ、画面は小さいし若干もの足りなかった面はあるが、音響は良かった。
時折復活上映されてたらしいのだが、見過ごしていて、今回はギリギリで気がついて間にあって良かった。

私は今まで同じ映画を見に映画館に2回以上行ったことはなかったと思う、多分。レンタルビデををうっかり2回借りたことはあったが(笑)。大概そういう場合は、あまり印象に残らなかったケース。この映画はもちろんブルーレイとかで持ってるのだが、家で見るのと劇場とでは違う。多分、それは画面というより、音響。地響きなどの効果音や音楽に包まれるというのが大きい。
だから何度も通ってしまう。→ HPでも書いている

まあ、HPで大体の事はかいてるのだが、あらためて、芦田愛菜の演技には驚き。実際に怪獣を見て恐怖の表情を浮かべるのは誰にでもできるだろうけど(笑)、何もないところでやってるからね。メイキング映像を見ると実感させられる。→ youtube

あの子供時代の回想シーンとイエーガーのシステムダウンの部分は絶品。あとはあちこちに出てきてるロシア人チームのちょっとした演技とか表情がなかなか面白い。
この映画は、怪獣とかROBOTに焦点が当てられすぎてると思う。まあ、実際そういう映画だからしょうがないとはいえ。この映画の基盤になっているものは、「記憶」、あるいは「喪失の記憶」とでもいうべきものだろう。どのメンバーも過去において、過酷な体験を受けて記憶がえぐられているのだ。科学者二人を除いて。その回復の物語とも言える。

次作は中国での製作らしいが、どんな内容なんだか心配ではある。

ついでに、昭和記念公園でコスモスの写真撮り。曇っていて条件が悪かったけど。
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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

ミステリー・ゾーンで最も印象的な物語ー「奇妙な奈落」Five Characters in Search of an Exit

ふと思いついて、なんという物語だったか思い出せなかったので、メモ代わり。そう、日本語タイトルは「奇妙な奈落」だった。

ある閉ざされた部屋の中に5人の人物が入れられていた。ピエロ、軍人、バレリーナ、バグパイプ奏者、浮浪者。その五人はなぜそこにいるのか、どこから来たのか誰も覚えていない。ドアはどこにもなく壁ばかりで、天井には丸い穴が開いていて空が見える。
(舞台劇のが混じっていたので差し替え。全編は無理か)

話し合いの結果、肩の上に他の人を乗せて天井の縁までたどり着いてみようということになる。
5人目が最上部に取り付いた途端に、大きな音がして、全員倒れる。そして、その後は


こちらのTOP10エピソードでも1位、8:40以降

この話は中々深いものがあるし。

こちらのでは、3位、6:45以降


こちらは7位、6:00-


youtubeを見てると、舞台劇以外のバージョンもあるようだ。また、このタイトルを名前にしたバンドもある。
かなり影響を与えているんだろう。

テーマ : 海外ドラマ(欧米・イギリスetc)
ジャンル : テレビ・ラジオ

スターウオーズ新作・・・・傑作、楽しめる(ネタばれ有り)

「フォースの覚醒」 STAR WARS EP7
IMAXで見てきたが、相当に良かった。EP4並。
EP4は斬新性が良かったわけだが、これは映画としていい。

とりわけ、ヒロインの演技や殺陣がしっかりしている所。戦う人間の体つきや顔つきをしている(笑)。表情での演技もある。いままでのシリーズでは表情での演技はあまりなかったような。そのあたりはルーカスの弱点なのかもしれない。とりわけ、ヒロインがフォースに覚醒していくシーンはいい。相手役のカイロレンの演技も含めて。ライトセーバーでの戦いはこれが一番いいのではと思った。
ただ、ちょっと引っかかるのはあの寝返った兵士の役者。もうちょっと選びようがなかったのかと思うが(笑)。

ドラマ性も良好。よく作られてる。伏線がまだ明らかになっていない部分はあるが。新しいジェダイ二人の関係とか。事前の説明が、日本語字幕が不十分で設定がわかりにくい。吹き替えの方がいいかも。
ダークサイドに落ちたジェダイの心が揺れ動く設定とかなかなかおもしろかった。

戦闘シーンも十分過ぎるほどある。EP4なんかで見たような懐かしい場面が色々出てくるし。元作品へのオマージュなのだろうが、ちょっと多すぎる気もする(笑)。ま、それはそれで、ああ、あのシーンって事で楽しめる。特にミレニアムファルコンやハン・ソロなんかの登場シーンはあっと言わせる。ハン・ソロは中々重要な役で活躍している。

ストーリーも基本的にはEP4をなぞってる(笑)。そこまで同じにしなくても、とは思うが、EP4がそのあたりは良く出来ていたので、まあいいだろう。今回は悪役は帝国に変わって、ファーストオーダーという名称になっているのだが、それの集合シーンはまんまナチ(笑)。演説から雰囲気から、ここまでやっていいのかってぐらい。クレームは出ないのかしらん。

演技やドラマなどを含めて映画としての出来上がりは、シリーズでこれがベストかもしれない。見る前に買ってたスナックを食うのをすっかり忘れてた。3Dで見る必要性はあまりないので、通常の映画館であと何回か見たいと思う。

(12/30再度視聴)
今度は2D、大きめの画面で。
最初の方はあまりおもしろくなくて、二度見る必要は無かったかなあ、と言う気もしてたけど、やはりハン・ソロが出てからは引き込まれた。昔の雰囲気がよく出てて、特に怪獣ラスターなんか昔のSWの趣味横溢。しかもラスターをコレクションしてるし(笑)。ハン・ソロは流石に魅力も重量感存在感も溢れてて、必須の存在だなあ。戦う両サイドと直接の関係は無いにもかかわらず。ハン・ソロとレイの演技がこの映画の主要な動力。

レイに関しては、ジェダイで最も魅力あふれる存在だろうと思う。鍛えた肉体、表情、演技、どれも良い。フォースに覚醒するシーンはよく見ると二度あったんだな。あの、椅子に縛り付けられた状態で、カイロレンのフォースの攻撃に耐えるシーンと、最後戦いの場で劣勢になっている途中で覚醒して、戦いに勝利する場面。動きにリアリティがあって非常に良い。感情表現も。

カイロレンのキャラや役者に関しては否定的な評価が多いようだけど(笑)、私は気にいった。そもそもダースベイダーみたいな強力なのを出しても二番煎じになるし、むしろ白けるだろう。ああいう不安定な立ち位置ってのは、二代目、三代目にはよくある話(笑)。立場の不安定さは、ドラマの要素にもなるし、今後の展開が期待される。どうもあのラストでは死ななかったというのが、世間の見解だし(笑)。確かに、地割れした向こう岸に残ってるし、殺されてはいない。ただ、直後にあの星は爆発してるから、死んだように見えるが。ダースベーダーだって、1作目、ハン・ソロの奇襲を受けて宇宙空間に放り出されたが生きてたし、ちょっと似てる。

ヘルメットを脱いで素顔を見せるシーンは、自分としては全く違和感のない顔だった。むしろぴったりで、なんで評判が悪いのか分からない。その後のレイとのフォースの力比べの時の表情とかもいいし。あの父親殺しのシーンが唐突だと言う気もしたが、彼のあの時点での立場としては、理解は出来る。親とファーストオーダーの両方に心を引き裂かれていて、その立場を解消するとしたら、どちらかに敵対しないといけない。あの時点では父親側に立つのは破滅を意味する。圧倒的に力の差があるのだ。しかも大人になれば誰だって仕事を優先する。義理と人情を秤にかけりゃ義理が重たいこの世界、というのは、宇宙の果てでも同じなんだろう(笑)。

よくわからないのはフィンの役割。観衆の心情に近い立場の役を作ったのかもしれないが、今後どうするのだろうか。ルークの立場も(笑)。ちょっと危ない雰囲気があるし。レイはやはりルークの子供なんだろうか。特別な位置にいることは間違いないが。

あともう少し宇宙空間での戦いがほしいな。xウイングとタイファイターの戦いは二度あって、中々いいが、もう少し欲しいところ。


(1/7追記)
マーク・ハミルって、日本に住んでたことがあるらしい。で、剣道を学んだとか。本当かね。
”遥か昔、遠く離れた国で・・・”
ジェダイと日本の侍、剣道との関係を描いた映像があった。誰が作ったんだろう。
ダースモールやメイスウインドウ、それに新シリーズのフィンなどの役者が剣道について語っている映像。フィンの悪口を書いたが、素顔はなかなかいいじゃないか(笑)。音楽で泣けてくる(笑)。しかし、ダースモールは惜しかったなあ。残せなかったものか。





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